作品ID:799
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「魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)」を読み始めました。
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魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
落下後
前の話 | 目次 | 次の話 |
「・・・・・・あり? 生きてる?」
暗闇の中で目覚めた俺はゆっくりと体を起こす。
「ごふ! ごほ! ごほごほ! っ! イテテテテテテテテ!」
息を吸い込もうとしたら口に入っていたであろう砂を吸い込んでしまった。しかも体中が痛い!
とりあえず治癒魔法を発動・・・体から痛みが消え去ったのを確認して立ち上がる。上を見ると光が差し込んでいる。俺が落ちてきた穴だろう・・・。
「しかし・・・結構な高さあるなオイ・・・」
常人なら即死クラスだろう・・・。そしてなぜ俺が生きているかというと・・・。
「・・・・・・やっちまったなぁ?」
自分が軽い気持ちで建設した死亡フラグによって死にかけている現状を打破すべく思考の海を漂うこと約3秒・・・。
「・・・まぁ、やってみるか」
ただ死ぬのは癪なので抗ってみることにした。とりあえず俺は抜刀する。
「とりあえず・・・てぇい!」
右手に魔力を通わせて横なぎに振るう! すると雷電が尾を引いて真下に飛んでいく、光を発するので落下までの距離を測ろうと思ったのだが・・・。
バチ! ドガン!
思いのほか近くで音がした。
「え? ちょ! ま・・・・・・!」
叫び虚しく地面が目の前に迫っていた。
「・・・危なかったなぁ?」
間一髪のところで左手の剣の風で落下の勢いを殺すことに成功したのだ・・・。
「・・・あり?」
すると今度は手が軽いことに気付く・・・。
「剣が・・・無いぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
焦って周りを見回す! だが暗くて周りが見えない・・・。
「嘘だろう・・・ポーチだけならまだしも愛刀まで・・・うん・・・?」
すると崩れ落ちた時にできたであろう岩が一つ鈍く発光している。
「あれか?」
とりあえず岩をどかすと・・・そこには・・・。
「居たぁぁぁああああああああああああああ!!!」
岩の下敷きにされていた愛刀を掲げて・・・座り込んだ・・・。
「もう無理・・・動けない・・・」
空腹と長時間動き回ったことによる疲労が重なって一歩も動けなくなっていた・・・。いくら魔力が多くても魔力の回復速度が速くとも・・・体力はどうにもならない・・・。
「あ?・・・ここで干からびて死ぬのかな?・・・?」
頭に浮かぶ一緒にギルドを創立した二人の顔・・・。
「あ?・・・わりぃなリシカ・・・稲穂(いなほ)・・・俺・・・死ぬっぽい・・・」
届くはずのない謝罪をして・・・横になる・・・。
するとそこに・・・。
「ん?」
地面ではなく・・・何やら布の感覚・・・頭を上げてそれを掴んで目の前に持ってくると・・・。
「お・・・おぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
それは・・・なくしたと思っていたポーチ! 中身は奇跡的に無事だった!
「よっしゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
最後の力を振り絞って叫んだあと・・・空腹の腹を満たすべく非常食を開封した。
暗闇の中で目覚めた俺はゆっくりと体を起こす。
「ごふ! ごほ! ごほごほ! っ! イテテテテテテテテ!」
息を吸い込もうとしたら口に入っていたであろう砂を吸い込んでしまった。しかも体中が痛い!
とりあえず治癒魔法を発動・・・体から痛みが消え去ったのを確認して立ち上がる。上を見ると光が差し込んでいる。俺が落ちてきた穴だろう・・・。
「しかし・・・結構な高さあるなオイ・・・」
常人なら即死クラスだろう・・・。そしてなぜ俺が生きているかというと・・・。
「・・・・・・やっちまったなぁ?」
自分が軽い気持ちで建設した死亡フラグによって死にかけている現状を打破すべく思考の海を漂うこと約3秒・・・。
「・・・まぁ、やってみるか」
ただ死ぬのは癪なので抗ってみることにした。とりあえず俺は抜刀する。
「とりあえず・・・てぇい!」
右手に魔力を通わせて横なぎに振るう! すると雷電が尾を引いて真下に飛んでいく、光を発するので落下までの距離を測ろうと思ったのだが・・・。
バチ! ドガン!
思いのほか近くで音がした。
「え? ちょ! ま・・・・・・!」
叫び虚しく地面が目の前に迫っていた。
「・・・危なかったなぁ?」
間一髪のところで左手の剣の風で落下の勢いを殺すことに成功したのだ・・・。
「・・・あり?」
すると今度は手が軽いことに気付く・・・。
「剣が・・・無いぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
焦って周りを見回す! だが暗くて周りが見えない・・・。
「嘘だろう・・・ポーチだけならまだしも愛刀まで・・・うん・・・?」
すると崩れ落ちた時にできたであろう岩が一つ鈍く発光している。
「あれか?」
とりあえず岩をどかすと・・・そこには・・・。
「居たぁぁぁああああああああああああああ!!!」
岩の下敷きにされていた愛刀を掲げて・・・座り込んだ・・・。
「もう無理・・・動けない・・・」
空腹と長時間動き回ったことによる疲労が重なって一歩も動けなくなっていた・・・。いくら魔力が多くても魔力の回復速度が速くとも・・・体力はどうにもならない・・・。
「あ?・・・ここで干からびて死ぬのかな?・・・?」
頭に浮かぶ一緒にギルドを創立した二人の顔・・・。
「あ?・・・わりぃなリシカ・・・稲穂(いなほ)・・・俺・・・死ぬっぽい・・・」
届くはずのない謝罪をして・・・横になる・・・。
するとそこに・・・。
「ん?」
地面ではなく・・・何やら布の感覚・・・頭を上げてそれを掴んで目の前に持ってくると・・・。
「お・・・おぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
それは・・・なくしたと思っていたポーチ! 中身は奇跡的に無事だった!
「よっしゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
最後の力を振り絞って叫んだあと・・・空腹の腹を満たすべく非常食を開封した。
後書き
作者:総 誉 |
投稿日:2011/07/05 20:44 更新日:2011/07/05 20:44 『魔法と科学の機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。 |
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