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作品ID:309
「龍は虎を見下せない」へ

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龍は虎を見下せない

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


勧誘

前の話 目次 次の話

「・・・・・」

龍神 真は立ちどまっていた。



パチパチパチパチ

まだ拍手は鳴り止まない。

そこで真は目をつぶり、音のするほうを探った。

「・・・そこか」

真は迷いなく茂みのほうへと歩いていった。

「そこにいるのは誰です?」

真はそういって茂みの裏に行ってみると・・・



___少女がいた。

真から見れば7歳?9歳にしか見えない少女がいた。

「・・・・・」

真は口をあんぐりと開けていると

「いや?凄いね?君」

少女はいきなり喋った。

我に返った真は少女に語りかけた。

「ここは高校だよ、母さんが心配してるよ、だ から帰りな?」

「失礼ね、これでも高校3年生だよ!」

真は頭をかかえた。

どうみても身長150cm程度しかない少女だ。

真は疑いの目になった。

「私白虎 翔子(しらとら しょうこ)、君よ りも年上だよ」

そのときに真は聞きたいことがあるのを思い出した。

「・・・何時ごろからここにいたんです?白虎

 さん?」

「できることなら翔子ってよんでほしかっ   た・・・まあいいや」

白虎はくるりと回って言い放った。

「君が来る前からここでカメラを直していた  よ?」

真は地面に倒れ伏した。

見られた・・・喧嘩していたところを見られた・・・

真はそのときあるところに気づいた。

「ん?カメラ?」

見ると白虎の後ろに壊れたカメラがあった。

「そのカメラ見せてください」

真は白虎からカメラをうけとると、

「ここをこうしてこうして・・・よし、できま した」

真は白虎から道具も借りて、カメラを直してあげた。

「おお?」

白虎は目を輝かせ、真からカメラを受け取った。

「君凄いね?!」

真は手先が器用なので、簡単に直した。

「君、生徒会にはいらない?」

真は蒼白になっていた。

こういうのを勧誘、もしくはスカウト。

「答えはノーです」

真はきっぱりと言い放つと、

「そっか・・・じゃあ気が向いたら渡してね」

白虎は「入部届け」を真に渡した。

「じゃあね?」

白虎はそういってどこかへ立ち去った。

「・・・やれやれ」

真は微笑を浮かべ、手に持っていた紙をポケットにおしこんだ。

後書き


作者:四神 麒麟
投稿日:2010/09/13 10:05
更新日:2010/09/25 11:48
『龍は虎を見下せない』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。

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