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作品ID:442
「美少女は危険を連れて来る」へ

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美少女は危険を連れて来る

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


微かな希望を見出すための戦い

前の話 目次 次の話

「こちら四季・・・作戦を開始します・・・オーバー」

「何で無線風なんだ?」

「何かカッコいいじゃないか」

「・・・」

 現在位置は相手に攻撃できる細い路地に居る。現在黒夜はライフルになっている。

「しかし、四季の潜伏スキルは本当に凄いな・・・こんなに近寄ってもばれないとは」

「じゃあ・・・はじめるか」

 ライフルを構えて適当に敵を攻撃する。

 ダン!       がいん!

 っが簡単に攻撃は防がれる。

「そこか!」

 敵の一人が攻撃が来たほうを見る・・・つまりこちらを。

「いけ!」

 向こうの隊長さんが攻撃指令を出す。

 よし! かかった!

 黒夜をフックショットに変えて横にあるビルの上を狙って・・・

 ボシュ!

 撃つ! 屋上に引っかかったのを確認してもう一回トリガーを引く。

 シュルシュルシュル・・・

 そのまま屋上に着地する。入れ替わりで敵が俺の居た位置に到着する。当然、俺が敵を見下す形になる。

「見ろよ黒夜、俺らのことを探してるぜ。滑稽だと思わんか?」

「?! 四季?! 口調とキャラが変わってないか?」

 そのまま黒夜をボタンの付いた四角い箱に変える。何所からどう見ても起爆スイッチに・・・

 かちっ・・・

 ちなみに爆弾が仕掛けてあるのは俺たちが居た所・・・つまり、俺がおびき寄せた敵が現在居る場所である。

 ドカーーーーーン!!!

「は、はっはっはっはっはっは! 見ろよ黒夜! あいつら馬鹿だと思わないか?!」

「四季?! 落ち着いて! 何か別人見たいだぞ!」

 もたもたしてると居場所がばれるので、次のポイントに移動する。







「卑怯な!」

「いや・・・これは戦力的不利を悟った正当な作戦だ」

 現在こちらは手玉に取られる形となっている。

 正直あの少年を侮っていた。

 我々の考えの裏をかき、狡猾に我々をを爆弾トラップにかけていく。

 最初に居た隊員の数は10だったにもかかわらず現在は私を含めて3人しか居ない。

「あいつ! 許さない! 次姿を見せたら八つ裂きにしてやる!」

「やめろ、相手の思うつぼだ。冷静になれ」

「はい・・・」

「ここからは我慢比べだ。向こうが出てくるまでここから動かずに迎撃の態勢をとる・・・分かったか?」

「はい!」







「今の聞いたか?」

「ああ、これじゃあもう挑発してもこちらに来ないだろう」

「っち! いつまでもくるくると俺の手の上で踊っていればいいものを・・・」

「四季、その人格は未来永劫に封印したほうがいいと思うのだが・・・」

 さて、どうするかな・・・

 まだ三対一だからな・・・武器は隊長さんを含めて・・・太刀、片手半剣、槌の三種類、射撃武器を持つ者は全滅したか。

「しかし、四季は策士だな。ああも簡単に敵を手玉に取るとは」

「昔から心理戦は得意だった。幼馴染相手なら負けたことがない」

「そうか・・・四季どうするんだ?」

「ん?・・・敵は隊長さん以外はさっきの会話の内容からすると冷静さに欠いてるからな、派手に挑発すれば誘導できる可能性が高い」

「そうか・・・それと帰ったらその幼馴染とお前の姉について聞きたい」

「何で? まぁいいか、気が向いたら話してやるよ・・・こちら四季・・・これから敵の誘導を開始します・・・オーバー・・・」

「四季・・・それはそろそろ飽きたのだが」

 ぼやく黒夜を双銃に変えて敵の前に躍り出た。

「!」

「待て! いくな!」

 っち! 隊長さん止めるなよ! ちょっと空を旅してもらうだけだから!

 有無も言わせず銃口を敵に向け容赦なく発砲する。

 ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン

 キンカンキンキンカンキンカンキンカンキンカンキンカンカン

 発砲音と金属音だけが続く中・・・

「ええい! もう我慢できん!」

「! 待て!!!」

 隊長さんがとめるのも聞かず、こちらに突っ込んで来る隊員2人・・・

 かかった! 阿呆が!

 口に出すと黒夜が嫌がるので心の中で敵を罵る。



 ドカーーーン!!!



「っく!」

「やぁ、隊長さん、こうやって向き合うのは2回目ですね?」

 超にこやかに隊長さんに話しかける。

「その呼び方はやめてくれ少年、っと失礼、自己紹介はまだだったな? 私の名前は荒神刃(こうじんやいば)とその武器リインだ」

「刃さんにリインさんね・・・一応聞きたいのですが撤退してくれと言っても無理ですかね?」

「無理だ」

「隊員さんたちまだ生きてるから、今すぐ引いてくれませんか?」

 そう言うと刃は武器を構えた。

「御託はいい少年、行くぞ・・・」

 やっぱりそうなるか・・・

 こちらも黒夜を双剣に戻し構える。

 強そうだな?刃って人・・・

後書き


作者:総 誉
投稿日:2010/10/19 19:45
更新日:2010/10/19 19:45
『美少女は危険を連れて来る』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。

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