作品ID:447
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ストーリー・オブ・ジャスティス
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
第1章 6話
前の話 | 目次 | 次の話 |
「さて、出発するか。」
「ええ、忘れ物とかないでしょうね?」
「当たり前だ。」
そんな言葉を交わしつつ、私たちは街の外へ出たの。
「ところで、次の目的地とかって決めてるのか?」
「勿論。ウォーラを目指すわ。」
「ウォーラっつうと、港町か。」
「そうそう。そこで船に乗って島を渡るっていう予定なんだけど。」
「なんか、旅行みたくなってるぞ・・・」
ヴァニスが呆れているのをほっといて、私は周りを見回したの。
(ここの地形、奇襲に適しすぎてるわね・・・注意しなくっちゃ)
「どうかしたか?」
「いえ、何も・・・」
流石にこんなことを言ってもなにもならないだろうと思って、口には出さなかったの。
「ところで、金はあるのか?」
「一応はね。でも島を渡っていくとなると、足りなくなるかも。」
「そうか。なら丁度いいな。」
「どういう・・・」
そういい終わらない内に、彼は持っていた短剣を投げつけたの。
ザクッ
そんな音が聞こえたの。
と同時に
「チッ、バレたか。まあいい元々狙ってたからな。」
まさかこれって
「盗賊だ。ここを通る人を襲っては荷物から金品を奪っていく。簡単に言えばクズの集まりだな。」
「クズとはなんだぁ!クズとは!」
「確かにクズかもしれない。けど、更正させたらいいんじゃない?」
「そこはほっとけ。とにかくコイツらは巷で噂になってるからな。報酬金がでるんだよ。」
「へぇ、そうなんだ。」
「シカトこいてんじゃねぇぞコラ!」
それが、開戦の合図だったの。
「ええ、忘れ物とかないでしょうね?」
「当たり前だ。」
そんな言葉を交わしつつ、私たちは街の外へ出たの。
「ところで、次の目的地とかって決めてるのか?」
「勿論。ウォーラを目指すわ。」
「ウォーラっつうと、港町か。」
「そうそう。そこで船に乗って島を渡るっていう予定なんだけど。」
「なんか、旅行みたくなってるぞ・・・」
ヴァニスが呆れているのをほっといて、私は周りを見回したの。
(ここの地形、奇襲に適しすぎてるわね・・・注意しなくっちゃ)
「どうかしたか?」
「いえ、何も・・・」
流石にこんなことを言ってもなにもならないだろうと思って、口には出さなかったの。
「ところで、金はあるのか?」
「一応はね。でも島を渡っていくとなると、足りなくなるかも。」
「そうか。なら丁度いいな。」
「どういう・・・」
そういい終わらない内に、彼は持っていた短剣を投げつけたの。
ザクッ
そんな音が聞こえたの。
と同時に
「チッ、バレたか。まあいい元々狙ってたからな。」
まさかこれって
「盗賊だ。ここを通る人を襲っては荷物から金品を奪っていく。簡単に言えばクズの集まりだな。」
「クズとはなんだぁ!クズとは!」
「確かにクズかもしれない。けど、更正させたらいいんじゃない?」
「そこはほっとけ。とにかくコイツらは巷で噂になってるからな。報酬金がでるんだよ。」
「へぇ、そうなんだ。」
「シカトこいてんじゃねぇぞコラ!」
それが、開戦の合図だったの。
後書き
作者:ルカナ |
投稿日:2010/10/19 23:27 更新日:2010/10/19 23:27 『ストーリー・オブ・ジャスティス』の著作権は、すべて作者 ルカナ様に属します。 |
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