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ワンダフルデイズ - 3〜4巻

壱さん幼児退行(?)進行中からスタートの3巻。
それに伴い壱さんの記憶も徐々に・・・
それがこの作品の重要な要素へと繋がっていきます。
壱さんとさっちゃん達との奇妙な縁。
んで、小さくなった壱さんとすずりちゃんの不思議なツーショットもあります。
そしてさらに新キャラクターの子供が登場!今回は子供比率高いですね。
真の(?)座敷童子・零さん登場!
・・・座敷童子ってどういう存在でしたっけ?という規格外座敷童子コンビ。
方や大人になっちゃってた座敷童子。方やホーム○スな座敷童子。
そして、3巻中盤でリバウンド。壱さんは壱さんに逆戻り。再び大人になってしまいます。
まあ、大きかろうが小さかろうが中身は一緒ですし、零さんと組めば子供の喧嘩勃発です。
3巻はこの壱さんの変遷と零さんとの絡みが中心でした。
そして、私がこの作品で一番好きなフレーズ「座敷おやじ」は3巻P96です。
もう、絶妙なフレーズ♪
4巻では零さんとすずりちゃんが出会います。この出会いが最終回へと繋がっていく大切な縁に。
平均年齢の高い作品ですが、ここだけ極端に(見た目の)年齢が低いです。

恋の物語もそれぞれ進行中♪
珠季さんは昔の飼い主の子孫の鈴吾君といい感じに。
鈴吾君も4巻P34の時点で結構、背が伸びていますね。
しおりさんは・・・相変わらず亀の歩みですが。
ただ、進展はないもののひと波乱!それが4巻の新キャラクター・蒼太君の妹の碧子ちゃん。
内気なしおりさんとお兄ちゃん大好きで人見知り気味の碧子ちゃん。
本人不在の不思議な女性2人のすったもんだが展開中♪
ヘタをすればバトル勃発?ですが、不思議と穏やかでお互いに気を使った独特の関係に。
たきびさんはたきびさんで男の子達を翻弄中?
ええ、一番の大人ですから。

座敷童子達やラブコメがメインな3巻/4巻ですが、日常のお話も盛りだくさん♪
それらが自然と混ざり合っているのでなおのことマイルドな印象があるんだと思います。
いつ読んでも安定した笑いと穏やかな日常が混ざり合った世界がある。
色モノの多いMAXの中で抜群に安心感のある作品でした。

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