9巻は頭から光さん登場。やはり安定感抜群のお方。
この方はこの方で空気を読もうとすらしません。
で、もう1人の空気読めない方といえば近藤さん。
相方の西川がお休みなのでピンで3人と一緒にお昼を食べることになったのですが・・・どえらい爆弾です。
なんでしょう、光さんや薗部さんとはまた別の意味での最強キャラ?
悪意は無いんですけどねぇ・・・
9巻ではこの2人の出番も割と多め。
ホントいいコンビ・・・西山のダメージは尋常ではないですが。
9巻P81〜 のエピソードは大阪人なら特に共感!(上がりきったハードルは下をくぐるしかないのですよ・・・)
なんだ、この無茶ぶりの上に散々振り回しておいて突き放す一連の流れはっ!
西山は西山で真面目すぎっ!
最強のコンビネーション!笑うしかないじゃないですか!
この巻では体育祭がありました。
・・・ん?学校行事の大きなイベントってもしかして初めて?
元々学校外のお話がほとんどですし、文化祭も無し。
最近「日常系」が多いですが、究極の日常系が萌え4コマの黎明期から既に存在していたってことですね。
旅行に行ったりはしていますが、学校行事には驚くほどスルーしています。
この作品に限らず、先生の作品はその手のイベントって驚くほど出てきませんし。
だからこそいつ読んでも安定の面白さ。
そして10巻。4コマ作品、とくに萌え4コマ誌で10巻はまさに偉業!
2003年2月号。まだ正式に創刊する前の「まんがタイムオリジナルの増刊」の頃から現在まで続く唯一にして最古参の作品!
つまりは、きらら、そして萌え4コマの歴史そのものということなのです!
そして、連載自体も10年の大台を突破!
まさに最強学園4コマと言うに相応しい作品です。
流石にこの頃になってくるとキャラの追加や新たな特技や方向の追加はありません。
「テコ入れ」よりも「期待した通りの安定したネタ」が求められる位置にいます。
いつもの3人をベースにお馴染みのメンバーたちの賑やか過ぎる日常。
双葉の大食い関係のネタが3つほどとやや多めかな?ただ、その全てが「大食い」絡みではあるんですが、話の方向自体は違います。
たった1つの定番ネタをこれだけバリエーション豊かに操るとは・・・
そして、日常が基本ですが時折イベントも行われます。
この10巻では「海」です。
まあ、相変わらず海らしいことはあまりしません。このメンバーですし。
そして、竹園の坊ちゃんは相変わらず被害者です。
この子は一生こういう立ち位置なんだろうなぁ・・・
珍しいです、お坊ちゃんキャラなのに可哀想になるって。
この巻で一番好きなネタはP109の山Gに鍵を回収してもらった葉山の反応。
死んだ目で全く感情のこもっていない「ありがとうございます」。
こういうシュールなの、やっぱ好き♪