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マコさんは死んでも自立しない

作者 千田大輔 マコさんは死んでも自立しない
作者HP
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掲載誌 週刊少年マガジン(講談社)
単行本数 5巻(連載終了)
Wikipedia
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チャート
内容 試し読みで第1話を読んでからレビューを読むことをお勧めします。
 理由は、事前知識の有無で第1話の印象がゴロっと変わるからです。
 その事前知識も単行本の裏表紙や通販サイトの説明にも書いているくらいの基本設定ですのでご注意を(上記リンク先でも画面右側にネタばれあります)。

-----------------※注意 以下、ネタバレ(基本設定)含みます-----------------

男子高校生「遠野隣」と女子大生「栗橋真子」はとある事情で同居中。
両想いなのにお互いにそれを言い出せない2人の激甘イチャラブ生活を描く超級一直線なラブコメ。
しっかり者の年下男子とだらしなさMAXのお姉さんというこれもまた王道設定。
奇を衒わない設定から生み出されるラブコメ空間は1巻裏表紙に書かれているように「ここには“愛”と“幸せ”しかない」。

基本設定はこのように王道だが、登場キャラクターたちは個性的な面々が多い。
ピュア女子高生・ドSお嬢・ドM忍者・科学馬鹿ガングロJK(?)。
そんな彼女たちに囲まれながらも、ネタの中心は常に2人のピュアすぎるラブコメ&赤面。
また、また、元々コメディ4コマとして実績ある作者でもあるため、随所に笑いの要素が盛り込まれているためコメディとしての完成度も高い。

なお、雑誌連載時は柱にキャラクター紹介があり、毎回その回の内容に合わせたものになっている。
感想 4コマ誌以外もちょこっと読んでおり、特にマガジンは「生徒会役員共」もあるため注目しております。
そんなわけで、実は連載開始当初から読んでいましたし、その時から「イイネ!」と思っていました。
というか、事前知識ゼロで第1話目を読んだらそりゃあもう最後のページで親指立てて笑顔になるっきゃないでしょ!
「内容」の最初にも書きましたが、できればこのレビューも単行本の裏表紙も読まずに第1話を読んでくれー!
第1話の印象はホント基本設定を知っているか否かでまるっきり違ったものになりますので。
ただ言います、知っている/知っていないでどちらで読んでもニヤニヤしっぱなしです。実際あたしがそうでした。

男子高校生と女子大生の赤面満載イチャラブ同居生活。
小細工なしの正攻法ド直球。
だからこそストレートが見事に決まるのです。
実は両思いでいながらもそのことに気づいていないのは本人たちだけ。
というか、お前らお互いのこと好き過ぎるやろ!
男子女子ともに赤面の乱舞です。
ああ、もう!2人とも可愛いなぁ!(←赤面好き)

初期はリンがマコさんに振り回されまくって赤面して、最後のページで実はマコさんもドキドキしっぱなしでした、と赤面する流れ。
そこから周囲の人たちが2人をイジったりと展開が広がっていきます。
兎に角主軸はこの2人がお互いを好き過ぎる点から一切ぶれず、そのバリエーションの多彩さで攻めています。
というか、ピュアすぎる2人が可愛すぎる♪
読んでいる間中ニヤニヤが止まらないっスよ。
それでいて笑いのポイントもそこここにあって、好きになる要素しかないです。

鱒沢さんはなにか先生の前作「さよならトリガー」を髣髴とさせる節があるなぁ、色々と。

個人的に好きなのはマコさんの「リンの寝顔見てたら夜が明けちゃったよ」。
好き過ぎか!
雑記 連載終了から3年ほどが経った後に番外編が公開されました。
リンとマコが付き合ってからのお話で、幻の109話。その名も「大学浪人編」。
不穏なタイトルではありますが、あいかわらずニヤニヤするほどのいちゃつきぶりです♪

PIXIV FANBOX
単行本 発売日 ・1巻:2018年4月17日
・2巻:2018年9月14日
・3巻:2019年1月17日
・4巻:2019年7月17日
・5巻:2020年7月17日
試し読み 週刊少年マガジン(講談社)
関連項目 ●ジャンル ラブコメ ●チャート 癒し
万人ウケ(高い)
●データ ●作品研究
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●各巻感想
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