小説を「読む」「書く」「学ぶ」なら

創作は力なり(ロンバルディア大公国)


小説投稿室

小説鍛錬室へ

小説情報へ
作品ID:1810
「異界の口」へ

あなたの読了ステータス

(読了ボタン正常)一般ユーザと認識
「異界の口」を読み始めました。

読了ステータス(人数)

読了(69)・読中(0)・読止(0)・一般PV数(232)

読了した住民(一般ユーザは含まれません)


異界の口

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


終章

前の話 目次

 三人に待っていたのは説教だった。
 あたりまえだ。一人は補習を放り出し、一人は病気療養中だったのだから。
 帰ってきてしばらくすると、ノウゼンカズラが咲いて、ヒグラシが鳴き始めた。
 少年は、その夏を楽しんだようだった。

 すくなくとも、ぼくの記憶にはそういうふうに残っている。

 三人がいっしょにいられたのは、その後半年の間だけだった。
 少女はその後病気がすっかりよくなって、首都に帰っていった。少年の友人のほうも、親の勘当が解けたのか、学年が変わると共に学園を去った。
 少年は、一人に戻った。
 それは、少年の七不思議化に手を貸して、いっそう彼の影を薄くさせる。
 ついにその影の薄さは、彼がいつ学園を出たかすらあいまいにさせた。
 確実に言えるのは、彼が学園を出て、どこかへと行ったことだ。そうでなければ、今、ぼくはここにいない。

 学園を出た彼は、奇妙な運命の渦に巻きこまれていくのだけれど――。
 それはまた、別の話。

後書き


作者:水沢妃
投稿日:2016/08/15 08:23
更新日:2016/08/15 08:23
『異界の口』の著作権は、すべて作者 水沢妃様に属します。

前の話 目次

作品ID:1810
「異界の口」へ

読了ボタン


↑読み終えた場合はクリック!
button design:白銀さん Thanks!
※β版(試用版)の機能のため、表示や動作が変更になる場合があります。
ADMIN
MENU
ホームへ
公国案内
掲示板へ
リンクへ

【小説関連メニュー】
小説講座
小説コラム
小説鍛錬室
小説投稿室
(連載可)
住民票一覧

【その他メニュー】
運営方針・規約等
旅立ちの間
お問い合わせ
(※上の掲示板にてご連絡願います。)


リンク共有お願いします!

かんたん相互リンク
ID
PASS
入力情報保存

新規登録


IE7.0 firefox3.5 safari4.0 google chorme3.0 上記ブラウザで動作確認済み 無料レンタル掲示板ブログ無料作成携帯アクセス解析無料CMS