小説を「読む」「書く」「学ぶ」なら

創作は力なり(ロンバルディア大公国)


小説投稿室

小説鍛錬室へ

小説情報へ
作品ID:2237
「キラとレグル」へ

あなたの読了ステータス

(読了ボタン正常)一般ユーザと認識
「キラとレグル」を読み始めました。

読了ステータス(人数)

読了(72)・読中(0)・読止(0)・一般PV数(222)

読了した住民(一般ユーザは含まれません)

コツリス ■バール 


キラとレグル

小説の属性:一般小説 / 異世界ファンタジー / 批評希望 / 初投稿・初心者 / R-15 / 連載中

前書き・紹介

未設定


出発

前の話 目次 次の話

 出発の日の朝。キラはダンに貰ったサンドベージュのマントと、ビスケット色のブーツを身につけた。首からナジャに貰った御守りを下げ、干し肉や乾燥野菜を詰めた袋を背負う。羊の胃袋で出来た水筒を肩から下げて、居間へ行くと、マナナとタカが待っていた。
 
「気を付けて行くんだよ」
 
タカがマントを直しながら言う。マナナは無言で目に涙を溜めていた。
 
「じゃあ、行ってくるから」
 
キラは二人を抱き締めると家を出た。朝日が村を鮮やかに輝かせている。この美しい村ともしばらくお別れだ。キラは未知なる冒険への期待感と、不安を胸に村の外れまで歩いた。
 
 村外れには八頭のラクダのキャラバン隊が待機していた。その回りを村長をはじめ、大勢の村人が取り囲んでいる。キラが到着すると、皆口々に激励の言葉を送り、抱き締めた。ダンとナジャが抱きついた。
 
「頑張れよ!」
 
「うん! 行ってくるね!」 
 
キラはニッコリ笑って、二人を抱き留めた。
 
「皆さん。見送り有り難う。行ってきます」
 
そう告げるとキラはキャラバン隊へと向かった。隊長とおぼしきターバンを巻いた男が挨拶した。
 
「私はキャラバン隊の隊長のマーニーだ。話は村長から聞いているよ。無事ウルまで送り届けてやるから心配するな。こっちの背の高いのがビランで、低いのがチトだ。よろしくな」
 
「私はキラよ。よろしくお願いします」
 
「よし、ではラクダに乗って」
 
キラは案内されるままに座り込んでいる一頭のラクダの背に乗った。ラクダの背中にはクッションで出来た鞍が装着されている。キラを乗せるとラクダは立ち上がった。
 
 マーニーのラクダを先頭にして、キャラバン隊は出発した。間にチト、キラと続き、殿《しんがり》はビランだった。人を乗せていないラクダには荷物が括り着けてある。ウルの街へ届ける交易品と、道中の必需品だ。
 
 ラクダはマーニーに従って、ゆっくりと歩を進めた。村の外は砂漠を渡る風が吹き流れ、それに合わせて足元の砂が更々と流れる。進行方向には抜けるような青い空と黄土色の砂と、点在する岩山以外何も無かった。この茫漠《ぼうばく》たる砂漠の、どこをどう通ればウルの街へ辿り着くのか、キラにはサッパリ分からなかった。キラは後ろを振り返って見た。砂の向こうに小さく村が見える。私本当に旅に出たんだわ、と少し不安になった。
 
 

後書き

未設定


作者:コツリス
投稿日:2020/01/19 13:31
更新日:2020/01/19 13:31
『キラとレグル』の著作権は、すべて作者 コツリス様に属します。

前の話 目次 次の話

作品ID:2237
「キラとレグル」へ

読了ボタン


↑読み終えた場合はクリック!
button design:白銀さん Thanks!
※β版(試用版)の機能のため、表示や動作が変更になる場合があります。
ADMIN
MENU
ホームへ
公国案内
掲示板へ
リンクへ

【小説関連メニュー】
小説講座
小説コラム
小説鍛錬室
小説投稿室
(連載可)
住民票一覧

【その他メニュー】
運営方針・規約等
旅立ちの間
お問い合わせ
(※上の掲示板にてご連絡願います。)


リンク共有お願いします!

かんたん相互リンク
ID
PASS
入力情報保存

新規登録


IE7.0 firefox3.5 safari4.0 google chorme3.0 上記ブラウザで動作確認済み 無料レンタル掲示板ブログ無料作成携帯アクセス解析無料CMS