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作品ID:2239
「サラリーマン、スケオくんのちょっと色っぽいミステリー」へ

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サラリーマン、スケオくんのちょっと色っぽいミステリー

小説の属性:一般小説 / ミステリー / お気軽感想希望 / 初投稿・初心者 / R-18 / 完結

前書き・紹介

皆様、下手な小説ですのに読了してくださりありがとうございます!

こちらは最新作です。
これからもUPさせていただきます。
いつも良くしてくださりありがとうございます。


(第11話)マコトが伊藤に脅迫されている。マコトのイケない動画を見て僕は思わずドッキン。

前の話 目次 次の話

『アーーーー!クソ!またスケオか!
こっちが下でに出りゃいい気になりやがって、このクソ女!もう我慢ならね!』
伊藤が壁を蹴って逆上してしまったのだ。
マコトがひっ、と小さな声をあげて怯えている様子だ。
事態は急変した。
僕はいつでも写真を撮れるようにポケットからスマホを取り出し撮影画面を表示させた。


『俺を甘く見ない方がいいぜ。
 俺の言うとおりにしろ。
 さもなくば、この動画を社内にばら撒いてやる』
伊藤のイヤらしく不気味な笑い声が漏れた。
ポケットからスマホを取り出し、動画再生をしたような音がした。
うっすらと機械音が聞こえてくる。
マコトは狼狽えて伊藤に駆け寄り大きな声をはりあげた。


『い、イヤァ!止めて!いますぐ止めて!
こんな物を撮るなんて酷いわ。下劣よ!』


僕はドアの隙間から覗いてみる。
彼女は髪を振り乱し顔を真っ赤にさせて伊藤から動画を奪い取ろうとするが、
ヤツの身軽さと身長が高いせいで、バスケの試合のように高らかに動画を持ち上げられてるので全く手が届いていない。


『お願い。返して。お願い!』
マコトは息を荒げて泣きそうな声で言った。


『うひひひ。お前、毎朝こんなドスケベな事をやってんのか。
 この動画の実況中継を今からしてやろうか?
 えー。朝一番に新人のマコっちゃんがいそいそと、
いつも胸を焦がしているスケオ先輩の椅子に座って、
この通りに…』


伊藤はボリュームをあげた。
その時、マコトの喘ぎ声が部屋中に響き渡ってしまった。


『ハァーイ!ただいま、マコっちゃんが、スケオくんの愛用しているボールペンを
ナニのつもりで口に咥えて、喘いでいまーす!
ヤヤ!とんだ妄想をする痴女と来たもんだ!
このむっつりのドスケベ女!』
伊藤は高らかに笑い、ジャンプをして奇声を発した。
知らなかった。
毎朝マコトが僕の椅子の上で…
…たしかに、座った瞬間、ほのかに温もりがあると思っていた。
いつも何気なく使ってるボールペンもベトベトしていないがほのかに温かい。
僕のナニのつもりで口に咥えてしゃぶっていただなんて……。
ボッキン。
妄想してしまって思わず股間にテントを張ってしまった。
イケない。こんな時に興奮するなんて僕も最低な野郎だ。
張りつめた股間を手で抑えながら、じっと、ドアの隙間からマコトを見守る。


『お願い!社内にばらさないで!
スケオ先輩に見られるぐらいなら死んだほうがいい…』
マコトの声は消え入りそうだ。
彼女は顔を手で覆い隠し、頭を振っている。


『ハハハハ!こいつぁイイヤ!ヒュー!何度見てもそそるぜ!
オカズの相手がスケオというのが気に入らないが、まあ、いい。
グヒヒィ…椅子に座って腰を振ってるよぉ。ねぇ?
マコっちゃんって、真面目タイプなのに超淫乱なんだねぇ?
ほらほら!ここ!口からムアっと出したボールペンから糸ひいてるよ。先っちょをレロレロ舐め上げてさ。
俺の股間もビンビンしてきたぜ!グヒヒヒヒィー!』
彼は涎を垂らし俄然にヒートアップしてきた。
僕はドアの向こうで、どぎまぎさせて見ている。
伊藤はボリュームを一気に最大にあげた。
隣の部屋も廊下の外も、マコトのあえぎ声と椅子の軋む音が響き渡った。
聞いている僕までも顔が赤くなる。


“ア…アッ…アアァッ!す、スケオせ、ん、ぱ、い…!”


マコトは伊藤の足に飛びついて懇願した。


『もうやめて!やめてください!
おねがい!動画を消して!お願いします!』


涙と鼻水で顔をぐじゃぐじゃにして床に顔を擦りつけてマコトは土下座を彼の前でした。
すると伊藤は狙い通りといった具合で薄ら笑いを浮かべ、動画を停止した。


『いいよ。動画を消してあげよう。
ただし条件がある。
この動画のように淫乱になって俺といますぐセックスしろ』
伊藤は冷酷な表情で言った。
マコトは顔をあげて絶望的な表情を浮かべている。
なんて卑怯な野郎なんだ!僕は憤りを感じた。
そうやって女子社員の弱みをつけこんで今まで会社を辞めさせるように仕向けたのか!
今すぐにでも伊藤の顔にグーパンチを入れたい。
だが決定的な証拠写真をおさめるためだ。
ここはグッと我慢だ。


『…あんたって最低だね』
マコトは涙と鼻水を袖で拭き、ゆらりと立ち上がった。
続けて彼女は言った。


『もうあんたなんか恐くない。
そうやって、今まで社内で犯してきた女を自主的に辞めさせたんだ。弱みにつけこむなんて男の風上にもおけないわ』
マコトは急に強気にでた。
伊藤を睨みつけ吐き捨てるように言う。


『なんだとぉ?このアマ。俺様を誰だと思ってる?
俺のバックには社長がいる。将来は専務になるんだぞ。
この俺に勝てるとでも思ってるのか?』
伊藤は唾をペッと吐き捨て、マコトを壁ドンした。
彼の影に覆いかぶされた。だがマコトは一切怯まない。


『いいですよ。社内にばらまくなり、スケオ先輩に見せるなり、ネットに公開するなり、どうぞお好きなようにしてください。
ワタシは今日あったことを社長に報告するまでです。
そうすればアンタは専務とか社長になるどころか、社長の娘さんとの婚約も破棄になるわ。もうあんたはクビよ!
学歴のない、歳くったオッサンなんかどこも雇ってくれるところなんてないわよ!』
マコトは唾を飛ばさんばかりに声を張り上げた。


『なんだと!このアマ!付け上がりやがって!』
伊藤はカッと頭に血が上り、マコトの頬を拳で殴りつけた。
埃が舞い上がり机の上の紙や、棚においてある本が雪崩れ落ちる。
彼女は栗色の髪を振り乱し、犬のように情けない声を上げて床に倒れ込んでしまった。
瞬く間に彼女は彼に口のなかにハンカチをねじ込まれ、いつのまに用意してきたか、ガムテープで手を縛りあげられた。
伊藤はスマホを隅の方で積みあがった本の上にセットし録画モードにした。


『グヒヒィー。資料室に来たオマエが馬鹿だったなあ。
ここは滅多に誰も来ないぜ…。
これからがお楽しみだあ……ぐひひひひひ』


彼は仰向けになったマコトのワークシャツに手をかけて見事に引き裂いた。二つの白い胸が露わになってしまった。
マコトは悲鳴を上げるが、虚しくハンカチに声が吸い込まれて言った。
伊藤は左手に唾をべったりとつけてマコトの乳房を揉みしだく。
ツンと立った桃色の乳首をヘビのごとく舌先で舐め上げるとマコトはビクンと仰け反らせて悶えた。


『……っ!』


口をふさがれた状態のマコトは叫びつづけた。
ハンカチに血が滲んでいる。
涙で顔をぐじゃぐじゃにして首を横に振り続ける。
それが余計に彼を興奮させたか、唾を口の中で溜めこんでもう片方の手でベルトをカチャカチャ外そうとした。


いまだ!


僕は扉を大きく開け、構えてたスマホで写真を撮った。
ヤッタ!スマホを降ろし顔をあげる。
伊藤はズボンとトランクスを脱ぎ、下半身丸出しのまま口を開けてこちらを見ていた。
その間に伊藤のスマホを取り上げ、マコトを救出する。


「おい!大丈夫かマコト!」


彼から引き離し、いつでも出ていけるように扉の前まで彼女を連れてこさせた。
マコトの口から詰められたハンカチを取り出した。
途端、血の糸を引いてぽとりと歯が抜け落ちた。


「す、すけおせんぱい……っ」


右頬から唇の端にかけて青紫色に腫らして大量の血が溢れ出た。
もっと早くに助けてあげれば良かった。
目を赤くさせ歯が抜け落ちたマコトを見ていてとても痛々しい。
マコトは肩を震わせ、しゃくりあげながら僕の胸に飛び込んだ。


「スッ、スケオ!オマエ、なんでここに!」
伊藤は面食らっている様子だ。
足下に落ちた本や書類を彼は蹴散らして近づこうとした。
僕はマコトを背中の後ろに回して隠し、撮った写真を目一杯に腕を突き出して彼に見せつける。


「伊藤。見損なったぞ。
もうおまえの悪事はこれでお仕舞だ。
この写真をもう社内と社長のメールに送ったぞ。
無駄な抵抗は止すんだな」


僕は叫んだ。
勿論メールなんか送っていない。はったりをかましたんだ。
僕の胸は早鐘を打ち続けている。
伊藤は顔色を変えて唇を震わせた。


「畜生!」


彼は床に落ちていた書類をぶちまけ、僕の横を通り過ぎて乱暴にドアを開け放して出て行った。廊下をタッタッタっと走り逃げ去った様子だ。
途端、急に力が抜け、床にへたりこんでしまった。
冷や汗でビッショリになる。どうなるかとおもった。
もう、一か八かの大勝負だった。
どっと疲れが波のように押し寄せ、両足が震えだす。




(つづく)

後書き

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
アルファポリスではもっとお話をUPしております。
推敲してからまたこちらにもUPさせていただきます。

どうぞ宜しくお願い致します。


作者:白河甚平
投稿日:2020/01/25 13:48
更新日:2020/02/19 09:18
『サラリーマン、スケオくんのちょっと色っぽいミステリー』の著作権は、すべて作者 白河甚平様に属します。

前の話 目次 次の話

作品ID:2239
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