作品ID:2255
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霊障刑事24時
小説の属性:一般小説 / ミステリー / 感想希望 / 初投稿・初心者 / R-15 / 連載中
前書き・紹介
天野林檎
女/25歳/162㎝
一人称私 二人称貴方、君、~さん
霊能力―サイバーダイブ―
電子機器に対応したサイコメトリー。電脳幽体離脱。
明るい性格の後天的霊能力者。
黒幕と対峙
前の話 | 目次 | 次の話 |
「うへぇ!激臭がするっす~!!」
言祝杏子は鼻をつまむ。奏も顔を強張らせていた。
「奏さ~ん!私を置いて死なないでください~!!」
近くのパソコンから現れた黒服の天野林檎は奏の手を握りブンブンと縦に
振る。
「うえ~ん!!美人でカッコイイ東風谷先輩がボロボロの泥水を浴びて
戻ってきちまうっす~!!!!」
「ちょっと!大げさすぎるってば!!?」
奏が叫ぶ。
「東風谷先輩、早く行きましょう」
結城時彦に言われて奏は地下道に入った。戸が締められると憶久の飼う
悪魔はポッと明るい光を放った。
「確か道はくねくねしてないはずだからすぐに到着するだろ」
「それは良いんだけど直線っていうのが一番長く感じる」
時彦の言葉に奏は返した。その後は暫く沈黙が続き靴の音だけが聞こえていた。
だが遠くから唸り声が聞こえてくる。
『奏さん、奏さん!』
周りを見るも誰もいないが後から『携帯です』と聞こえ携帯を見ると
画面には林檎が写っていた。
『よかった、繋がりました!もうすぐ雲居槙人さんの近くです。気を付けて
くださいね。奏さんの霊力は強いので既に鬼がいる可能性も』
「ありがとう…言ってた通り現れたわ」
携帯を内側のポケットにしまう。
「おぉ随分とちんまりと来たな霊力源」
褐色肌の男、雲居槙人は笑みを浮かべてやってきた。
「色々調べちゃった、お前の事。くくくっ…霊能力も無いのに働くとはなぁ」
「そうだね…職員の中じゃ最弱だね」
仕方ないという風に奏は自分は最弱だと答えた。
「単刀直入にいう…お前の霊力を全部寄こせ」
槙人は奏を指差し霊力を寄こせと要求した。
言祝杏子は鼻をつまむ。奏も顔を強張らせていた。
「奏さ~ん!私を置いて死なないでください~!!」
近くのパソコンから現れた黒服の天野林檎は奏の手を握りブンブンと縦に
振る。
「うえ~ん!!美人でカッコイイ東風谷先輩がボロボロの泥水を浴びて
戻ってきちまうっす~!!!!」
「ちょっと!大げさすぎるってば!!?」
奏が叫ぶ。
「東風谷先輩、早く行きましょう」
結城時彦に言われて奏は地下道に入った。戸が締められると憶久の飼う
悪魔はポッと明るい光を放った。
「確か道はくねくねしてないはずだからすぐに到着するだろ」
「それは良いんだけど直線っていうのが一番長く感じる」
時彦の言葉に奏は返した。その後は暫く沈黙が続き靴の音だけが聞こえていた。
だが遠くから唸り声が聞こえてくる。
『奏さん、奏さん!』
周りを見るも誰もいないが後から『携帯です』と聞こえ携帯を見ると
画面には林檎が写っていた。
『よかった、繋がりました!もうすぐ雲居槙人さんの近くです。気を付けて
くださいね。奏さんの霊力は強いので既に鬼がいる可能性も』
「ありがとう…言ってた通り現れたわ」
携帯を内側のポケットにしまう。
「おぉ随分とちんまりと来たな霊力源」
褐色肌の男、雲居槙人は笑みを浮かべてやってきた。
「色々調べちゃった、お前の事。くくくっ…霊能力も無いのに働くとはなぁ」
「そうだね…職員の中じゃ最弱だね」
仕方ないという風に奏は自分は最弱だと答えた。
「単刀直入にいう…お前の霊力を全部寄こせ」
槙人は奏を指差し霊力を寄こせと要求した。
後書き
死者を呼び寄せるためにはそれなりに霊力が必要らしい。
奏を狙う理由はそれかもしれない。
彼女の霊力は鬼の強化薬にもなるようだ。
作者:AQUA |
投稿日:2020/02/04 13:23 更新日:2020/02/04 13:23 『霊障刑事24時』の著作権は、すべて作者 AQUA様に属します。 |
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