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作品ID:234
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五星国 星羅

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中

前書き・紹介


魔法使いラーナ

前の話 目次 次の話

……僕がこの世界に来てから何カ月たっただろうか?



一方こちらはパラストティアの神殿、パクト神殿では……

「おい、ジュズ リョウが試練を受けて何カ月経つ?」

ジュズとはリョウに試練の説明をした天使である。

「え? 向こうの世界で約3カ月です」

「試練結果は?」

「メインの試練は一個も達成しておりませんが、取り戻した記憶は

 ヨシオは3/10

 マモルは2/10

 タツヒコは4/10

メグミは3/20

 でまだ一人も見つけられていません」

パラストティアは頭を抱える

「それだけか、どうやら期待外れだったようだな」

「それにしても なぜ 最年少なのに試練を増やしたりしたんですか?」

パラストティアは呆れて言う

「若いからきつくすればもっと伸びるだろうと思ったのだ」

 ジュズはリョウの記録書と書かれた本をめくった。

「良い情報もありますよ リョウの基礎体力がものすごく向上してます。精神面でも同じく向上してます。」

パラストティアは腕を組んだ。

「ふっ もう少し観察してみるかな」





「ぷはぁ?」

ペトラはビールジョッキを置く

「やっぱ仕事の後はビールが一番」

「飲みすぎないで下さいよ ペトラさん」

 リョウはペトラに注意をするが、ペトラは次々とビールを飲み干す。

「はぁ」

 リョウがため息をついた。しばらくすると依頼受付場所からアナウンスがあった。

「依頼レベル5が入りました?」

 ペトラはビールを吐きだす。

「レベル5だってレアもんじゃねぇ?か リョウ受けてきてくれ」

 リョウは言われると通りに受付場所に向かい依頼を受けてきた。リョウは依頼内容を見たとき喜びを感じていた。依頼内容は、あの初めての依頼でリョウが心を奪われたあの狼だった。

「リョウ 依頼内容を早く見せな」

 リョウはペトラに依頼内容の書いてある紙を見せた。するとペトラはまたもやビールを吐いた。

「こりゃ驚いた。レベル測定不可能のデトライトウルフ討伐とはね これはやばいな」

「明日の朝出発ですよね」

 リョウは自分の部屋に戻ろうとする。

「いや今日のすぐ出発だ 早く支度しろ」

 リョウは急いで部屋に戻った。 





しばらくするとリョウは門の前に姿を現した。リョウの腰には赤色の刀と青色の刀が二本あった。それだけではないリョウの顔は三か月前より明らかにたくましくなっていた。

「行こうか?」

ペトラは門を通り抜けたが、依頼場所とは違う方向に歩いていた。

「ペトラさん今回はこっちですよ」

「今回はまず隣の町に仲間を呼びに行く」

 二人は魔法使いの町、ルカナンに向かった。









二人がルカナンに着いたのは夜中だったが、酒場にはまだ明りがあった。

「ごめんください」

二人は酒場の中に入った。

「二部屋貸してください」

二人はそれぞれ店員さんに案内された。りょうは部屋の電気をつけた。そしてバッグから神理学と書かれた本を手にし、ベランダに出た。ベランダに出ると、リョウは本を開き読み始めた。





……この世界は昔1つの星だった。やがて五人の神が生まれた。五人はいつも争っていた。困った、平和神パラストティアは大陸を五つに分け五人を離した。しかし五人の争いは激しくなる一方だった。そこで平和神パラストティアは創造神イザヤールに相談した。創造神イザヤールは五つの次元を作り五人を完全に離れさせた。……

「五つの次元、そうかメグミ達は五つの次元にばらばらに分けられたってことか」

 リョウはうれしくてベッドに飛び込んだ。するとペトラが部屋に入ってきた。

 ペトラは腕を組んで呆れていた。どうやらベッドに飛び込んだところを見られたのだろう。

「外に出るぞ」

 そう言うとペトラはロビーに向かっていった。リョウはすぐにペトラを追いかけて行った。

 ペトラについて行くと、一件の家にたどり着いた。その家には明かりがあった。

「お?い ラーナ 俺だ ペトラだ」

 ペトラは大声で言った。夜中だったので、とても響いていた。しばらくするとドアが開いて女が出てきた。

「うるさいわね 入って」

 女は金髪の短髪でスタイルは太くも細くもない、普通だった。

「なに?こんな遅くに」

「頼みごとがあってな 実は……」

 ペトラは依頼のことを話した。いつもはでかい態度のペトラもこの時だけは小さかった。

「へえ デトライトね で、私に手伝えと」

「まぁ そういうことです」

「いつ出発?」

「明日」

「明日?ったくあんたはいつも言うのが遅いのよ もっと早くしなさいよね」

 ラーナはバンとお茶を置いた。

「分かったわ なんとかするわ であの子は新入りさん?」

 ラーナはリョウを指して言う。

「あぁ リョウって言う名前だ トーテム無だか結構使えるようになってきた」

「へぇ 死ななかったんだ」

「いつも 殺したくて殺してんじゃねぇよ ボケ?」

ペトラは怒ってテーブルを叩く。しかしラーナに殴られおとなしくなった。

「リョウって言ったっけ? よろしくね こいつと組んで死ななかったの今まであなたと私だけだから」

「じゃあ また明日」

二人はラーナの家をあとにし宿に戻った。部屋に戻る途中「死ぬなよ」と言われた。リョウは改めて今回の敵はヤバい奴だと悟った。

後書き


作者:ストライク
投稿日:2010/07/15 21:44
更新日:2010/07/15 21:44
『五星国 星羅』の著作権は、すべて作者 ストライク様に属します。

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