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作品ID:360
「龍は虎を見下せない」へ

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龍は虎を見下せない

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


VS 教科書!

前の話 目次 次の話

__キーンコーンカーンコーン

龍神 真は5校時目の終わりを告げるチャイムで起きた。

「オイ真」

頭をあげると、黒い笑みを浮かべる万石 玄武と、むかつく笑みを浮かべた国枝 雀の2人がいた。

「さっさと帰るぞ、今日はポケ○ンBWがハー○ンで半額なんだぜ?」

雀はそういって教科書を渡してきた。

「おお、サンキュ」

真は教科書を受け取ろうとしたが、雀はヒョイっと取り上げた。

「・・・・・・」

真は少し不機嫌な顔を作り、雀を睨みつけた。

「オイ真、なにやってんだよ、ポ○モンが売り 切れちまうだろ?」

玄武は(微笑を浮かべていたが)呆れ気味で真を見ていた。

「お?・・・・・・ああ・・・・・・」

真は素っ頓狂な顔でさっきの2倍のスピードで教科書を取りにかかった。

しかし雀は腕を引っ込めた。

「・・・・・・」

真は、少しかすった教科書を見ながら、より一層不機嫌な顔になった。

「オイ真、○ケモンが・・・・・・」

「分かってる」

真はさっき以上のスピードで取ろうとしたが、教卓の机の上に雀は教科書を置いた。

「!!!!!!」

「オイ真?・・・・・・」

「あああああ!ウッセェ!」

真はついにキレて、雀を殴りにかかった。

「待て真!争いはなにも生まない!」

「黙れこの――野朗がぁ!」

「真!お前今絶対後戻りできないセリフを言っ たぞ!?」

「ウッセェ!オラァ!」

「ぎゃあああああああ!?」

こうして雀は病院行きになりました__

後書き


作者:四神 麒麟
投稿日:2010/10/03 20:34
更新日:2010/10/04 19:06
『龍は虎を見下せない』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。

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