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作品ID:647
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闇はいつか光をつくる

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


闇愚者

前の話 目次 次の話

「形勢逆転だ! 『愚者』!」

「ハイッ!」



ウィドの掛け声で、『愚者』は走り出した。



「『喰らえ』!」



『愚者』は大きく口を開け、『塔』を丸呑みした。



「『愚者』の胃袋は少々変わっててな、俺の命令でしか吐きだせんよ」

「なにぃっ!?」



ウィドの言葉に、ガバラは驚きを隠せなかった。



「さぁてと・・・・・・お前をどう『処理』してやろうかねぇ?」

「ひっ」



ジリジリを引き下がっているガバラ。

詰め寄ってくるウィド。



悪魔が、人を取って食う様なものである。――



後がなくなってゆき・・・・・・しまいには、「ごめんなさい」と繰り返し呟く始末である。



「俺に勝てるような気分だったんだろ? だから俺に喧嘩を売ってきた。 なのに何故臆しているんだ? ア?」

「ひ・・・・・・ひぃぃ・・・・・・」



「・・・・・・消えろ」



ウィドが拳を振り上げた瞬間、ガバラは気絶してしまった。



「・・・・・・『愚者』」

「?」

「・・・・・・吐き出してやれ」

「ん」



『愚者』は『塔』を吐き出した。

『愚者』は口端から涎を出し、頬を赤く染めていた。



感覚は、人間の性交と同じなのであろうか?

そんなことは、どうでもいい。



「さて・・・・・・帰るとしようじゃねぇか」

「・・・・・・・ん」



ウィドは肩に『愚者』を乗せ、屋上を後にした――

後書き


作者:四神 麒麟
投稿日:2011/04/26 18:38
更新日:2011/04/26 18:38
『闇はいつか光をつくる』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。

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