作品ID:707
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龍は将の先輩
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
噂の生徒会
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錦学園は小学校から大学まである名門校でもある。
無論、それぞれの学区にも『生徒会』が存在する。
「で? この高等部の生徒会メンバーは不良だらけと?」
「そうや。 今は落ち着いてるがな」
将輝は、雀の話を聞いていた。
「なんか・・・・・・行く気失せるんですけど・・・・・・」
「安心せぇよ。 赤林(あかばやし)がおるからなぁ」
「赤林って・・・・・・俺と同じクラスの赤林 千代(ちよ)のことですか?」
「ほお? お前んとこのクラスのモンやったんか。 アイツぁ結構ビシッとしちょってええ感じやったわ?」
赤林が生徒会にいたとは。
いつも『あの生徒会メンバーは、基本肉体労働みたいな修理しかしてくれないなんて、意味ないわ。 私が生徒会に入る』などと息巻いていたが、本当のことだったのか。
「でもあの人、厳しいと思うんスけど・・・・・・?」
「そこは玄武が注意しちょるから、大事やな」
万石 玄武。
一度少年院にいて。
危なっかしい火遊びばかしをしていて。
視線が鋭く、『紅蓮の夜王』とも称されるぐらいの男。
2年前の4月4日に起きた『ストーカー無差別殺人事件』の黒幕。
そんな男が、生徒会にいる。
将輝は、背筋に寒気を感じた。
「安心せぇよ。 こっちの生徒会は玄武なしじゃ動かんから」
「そッスか・・・・・・」
将輝は、少し安堵した・・・・・・――
無論、それぞれの学区にも『生徒会』が存在する。
「で? この高等部の生徒会メンバーは不良だらけと?」
「そうや。 今は落ち着いてるがな」
将輝は、雀の話を聞いていた。
「なんか・・・・・・行く気失せるんですけど・・・・・・」
「安心せぇよ。 赤林(あかばやし)がおるからなぁ」
「赤林って・・・・・・俺と同じクラスの赤林 千代(ちよ)のことですか?」
「ほお? お前んとこのクラスのモンやったんか。 アイツぁ結構ビシッとしちょってええ感じやったわ?」
赤林が生徒会にいたとは。
いつも『あの生徒会メンバーは、基本肉体労働みたいな修理しかしてくれないなんて、意味ないわ。 私が生徒会に入る』などと息巻いていたが、本当のことだったのか。
「でもあの人、厳しいと思うんスけど・・・・・・?」
「そこは玄武が注意しちょるから、大事やな」
万石 玄武。
一度少年院にいて。
危なっかしい火遊びばかしをしていて。
視線が鋭く、『紅蓮の夜王』とも称されるぐらいの男。
2年前の4月4日に起きた『ストーカー無差別殺人事件』の黒幕。
そんな男が、生徒会にいる。
将輝は、背筋に寒気を感じた。
「安心せぇよ。 こっちの生徒会は玄武なしじゃ動かんから」
「そッスか・・・・・・」
将輝は、少し安堵した・・・・・・――
後書き
作者:四神 麒麟 |
投稿日:2011/05/18 19:39 更新日:2011/05/18 19:39 『龍は将の先輩』の著作権は、すべて作者 四神 麒麟様に属します。 |
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