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作品ID:938
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巡る世界と多彩な人生

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中

前書き・紹介


失敗作と呼ばれた少女の存在証明4

前の話 目次

少女の寝ている中、部屋の外にて。

2人の男女が話をしていた。



「いや、だってよ、まさか扉の下に居るとは思わないじゃん?

鍵開かないし、火が迫ってきてたし、焦ってたからさー」

「でも女の子だよ?衰弱しきった。

扉越しに踏みつけるのは無いでしょ。酷いでしょ。

気づいてなかったとはいえ下手したら死んでるよ?潰れてるよ?」



黒髪の女性は赤い瞳で男性を呆れたようにみる。

対して銀髪の男性は青い瞳を泣きそうにして居るのを我慢して、泣きそうなのか、怒っているのか、意地張っているのかわからない状態だった。



「そうだよなー。俺のせいだよなー。

ははっ生かす側が殺すとか、最悪じゃねぇ?傑作だぜ」



しゃがんで俯く男性。

大きくため息を吐いてジト目で男性を見る。



「おまえは犬か。下手したらわんちゃんなんて呼ばれるぞ?

大体、メガネ無いからってそんなに落ち込むなよ」



この俯いている男性。普段はメガネ(度入り)をつけているのだが、ある理由で没収されているのだ。



「馬鹿野郎。何言ってんだ。メガネの無い俺なんて道端に落ちてる小石並みだぜ?

ただあるだけ。人になればただの無能、役立たずに変身しちゃうんだぜ?

ちっとも凄くないし、誇れない!」



頭を抱えてわめき出した男性をなだめる女性。

黒のコートの下に無地の赤い半そでTシャツ、灰色の半ズボン姿の女性。ポニーテールでよく目立っている。

赤いチェックの半そでYシャツの下に黒いTシャツ、カーキーの長ズボンで、あまり目立たない、というか地味だ。



「あーあ、何もできない。やる気スイッチオフだよ。何もしたくない」

「たった1日だ。長い休日と思え」

「部屋がどこかわからないんだよぉぉぉ」

「ざまぁ」

「うぜぇ」



若干口喧嘩になりながらも仲良く帰ろうとしている。

男性のほうが目の前にある扉を見て言った。



「あの女の子、目、覚ますかな」



女性のほうは扉を見て目を細めていった。



「さぁな。運がよければ明日くらいに目を覚ますんじゃないか?」



そう言って2人の男女はいなくなった。

男女が見ていた扉から茶髪の中年くらいの女性が出て来て、少女が目を覚ました事を言いに行ったのであった。

後書き


作者:福里 成実
投稿日:2012/01/09 01:49
更新日:2012/01/09 01:49
『巡る世界と多彩な人生』の著作権は、すべて作者 福里 成実様に属します。

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