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人物おりおりっ!


「四季おりおりっ!」に登場する愛すべきキャラクター達。ここではそんな彼女達についてスポットを当てて考察していきます。
『Wikipedia - 四季おりおりっ!』でもたっぷりと書かせて頂いているんですが(Wikipediaの私物化)、ここではまた別の角度から、私の感想などを交えて、ということで。


四季家


四季 春菜
四季家の長女さん。170cmほどの長身で(2巻カバー裏より。なお、アホ毛を含まずの高さ)、糸目が特徴の優しいお姉さん。大学生さんです
料理や掃除は得意ではないようですが(3巻P23/P86)、裁縫は得意でよく針と糸で何かを繕っている描写が見られますね。
服装も落ち着いたデザインと色調が多く、ロングスカートを愛用しています。
低血圧で、1話では朝食を待つ間にもうとうとしていましたが、その後は改善されたのか、朝食シーンでもいつもの笑顔で参加しています。
花粉症が酷く(1巻P75〜82・3巻P36)、喘息の発作を心配したり(2巻P77)、体調関連のお話が多いですが、幼少期に酷い喘息で体も弱く、学校にもほとんど行けず、家で行動制限をされているほどだったんです(2巻P112)。
体調ではありませんが、炭酸にも弱くすぐに気持ちが悪くなります(4巻P78)。
よく体重に絡んだネタがありますが、実は中学の頃の制服がまだ入ったりします(2巻P38)。
その後、高校に通うことが出来るようになり、カードゲームが得意で読書が好きなインドア趣味かつ、友達が多くてバイクで出かける行動派になりました(2巻P112)。
トランプでは夏希でも勝てないほど強く「トランプマスター」を自称(2巻P15)するほど。
ちなみに、時々上手い事を言おうとします(主にダジャレ)。
でも、一番の特徴はやっぱり「元ヤン」ですよね。
高校は体が弱くて出席日数が足りなかったということで不良校(本人は知らなかった・・・というか、今でもそう思ってなさそうですが)に入学。
ひょんなことからその学校のチームのリーダー「常盤御前」から次期リーダーの座を譲られ(3巻P39〜46)、その後チーム「武士」のリーダーとして仲間が増えたんですね。
メンバーからは今でも「先代」と慕われていて、やっぱりこの人は根っからの「癒し系」なんですね。
2巻の巻末エピソードで、思わず冬香ちゃんが「おかん」と呼んでしまったのですが、その気持ち分かりますよネ♪
現在、司書を目指して勉強中です(4巻P77)。


四季 夏希
四季家の次女さん。双華西高校に通う、文武両道の慈愛に満ちたハイスペック朴念仁さんです。
所属クラスは2年2組(1巻P56/P58・3巻P108)。
初期(読み切り時代)から最も変化した子です。
口調や見た目の変化だけでなく、実は初期は格闘術(バックドロップ・蹴り・関節技)を使うシーンも(1巻P13/P20/P25)。
ちなみに、当時は通学や移動に原付を使用していました(1巻P17・P29・P81)。現在は徒歩のようですね(3巻イントロ等)。ただ、描写自体はありませんが、買い物時等には原付を使っていたようです(4巻P105/P106)。
普段は口数が少ないですが、作中の豆知識のほとんどは彼女が解説。その知識の広さと深さは常識を遥かに超越しています。
また、「文武両道」と言うだけあり、運動神経も優れていて、駅伝では「少しペースを上げて走る」と言い放つと、冬香ちゃんが唖然とするスピードで走り去りました(1巻P72)。
水泳でも潜水でプールの端から端(25m?)まで泳いでいます(3巻P69)。
家事も万能で、恐らく冬香ちゃんが手伝ってくれるようになるまでは大半をこなしていたんじゃないでしょうか?少なくとも、料理は二人しか出来ませんしね。
その料理もまた凄いんだから・・・(2巻P16)
家計簿も彼女が付けています(3巻P19)。
また、動物好きで、雨峰先生の飼っているネコにネコ座布団をプレゼントしたこともあります。
この座布団、手作りということなので裁縫も得意のようです(4巻P71)。
将来は獣医を目指しています(4巻P111)。
一見完璧超人に見えますが、冷静さを失うと口数が多くなる面も(2巻P63・3巻P82〜83)。そういう人間味のあるところも彼女の魅力です。
そして、優れた超人ぶりよりも、彼女を語る上で大切なのは「家族を愛している」って事ですよね。
上記の「冷静さを失った時」も、家族に何かがあった時(前者は秋乃の怪我、後者は秋乃と冬香の遭難)ですからね。
2巻P66の後ろ姿や3巻P26の言葉や表情、それが彼女の深い愛情を物語っていると思います。
特に秋乃に対しては、「妹が努力すれば入れる学校」を選んだり(1巻巻末ストーリー・雨峰先生曰く「もっとエリートの進学校だって推薦で入れた」)、勉強を見たり、成長を手助けしたり(2巻P65)、優しく厳しく導いてます。
2巻P64のエピソードであえて厳しい言葉を放ったのは、秋乃たちの反省を促すだけではなく、秋乃たちを「一方的に謝罪する立場」にしないようにという彼女の思いやりだったのではないかな、って勝手に思っています。
そんな風に一家の要として、姉として、友人として。色々な顔を見せてくれます。
「天才朴念仁」なんて呼ばれたりもしますが(1巻P57)、誰よりも深い愛情に満ちた優しい表情に見えるのは私だけでしょうか?
ちなみに1巻P101が特に分かりやすいですが、唯一の左利きです。この左利きの描写がまた凄いんだから(「感心したこと」参照)。
あと、各単行本表紙で付けているアクセの趣味が私と近くてこっそり喜んでいるのは秘密です。


四季 秋乃
四季家の三女さん。夏希同様に双華西高校に通う、元気で明るく笑顔の輝く子です。
所属クラスは1年6組(1巻P58・3巻P98/P102/P109)。
描かれるシーンの多くが溢れんばかりの笑顔で、見ているこちらもこの笑顔にどれだけ癒されたか分かりません。ホント、この子の笑顔を見ていると小さな悩みごとなんて吹っ飛んじゃいます。
なんと言ってもお姉ちゃん一筋(1巻P93)を公言するお姉ちゃんっ子。夏希とホントにいいコンビです。
一見すると、一方的に夏希のお世話になっているように見えますが、3巻巻末ストーリーのようにお互いに補い合える最高の関係。
夏希だけでなく、運動会(2巻P27)やキャンプ(3巻P81)で冬香ちゃん、幼少期に春菜さん(2巻P113)、文化祭でもみもみ(3巻P102)と、本人が意識しているいないにかかわらず周囲に笑顔と元気を与える存在です(3巻人物紹介)。
普段は「夏希の妹」のイメージが強いですが、しっかりと「冬香ちゃんの姉」だったりもします。
裏表が無く、何事も全力で楽しむその笑顔とまっすぐな言葉は、きっと誰の心にも素直に届くんでしょうね。
読み切り時代は夏希に対し百合っぽい雰囲気の発言が目立ちましたが、連載になってからはいい感じの「お姉ちゃんっ子」に落ち着きました。
この距離感が彼女の魅力を引き立てている、なんて思っています。なんかこう、「無償の愛」って感じがして(この家庭はみんなそうなんですが)。
勉強の方はさっぱりで、1巻のイントロをはじめとして「おバカさん発言」には事欠きませんが、夏希の勉強のお陰で赤点は無し(1巻P58)。
何でもおいしく食べているイメージですが、実はトマトが嫌いです(2巻P61・3巻人物紹介)。
また、飴ではミルク味が好き(3巻P18)。
そして、特筆すべきはその運動神経で、特に足の速さは運動部が欲しがるほど。
夏希曰く「軽く車並みのスピードが出せる」とのこと(3巻イントロ)。実際に車を追い抜いたことも・・・(1巻P30)。
時速30km出るとか(3巻P53)、MAXスピードは34km(1巻人物紹介)とか・・・(ただし、1巻P104にて七夕の短冊に「時速30kmで走れますように」と書いているため、既にその域に達している自覚は無い模様。若しくは2巻P21でさらに加速しているため、それによって時速30kmを超えた?)
ただし、ルールが覚えきれないので球技は若干苦手(2巻人物紹介)。
ちなみに、1巻のイントロとその直後の第1話は繋がっています。イントロは高校生になったばかりで翌日が初登校。つまりは入学式が終わったばかり。
んで、P18の最終コマで雨峰先生に名前を呼ばれています。つまり、この時点で雨峰先生は秋乃のことを知っています。
1巻巻末エピソードも入学式の日。ここで雨峰先生が「夏希の妹」が入学してきたことを知っている発言をしていますが、「秋乃」という名前や姿を知っているかは不明。
夏希の性格上、自ら秋乃の事を喋ったり写真を持ち歩いているとは考えにくいので・・・やはり南雲の情報網?うん、あり得そう。
なお、作中のメインヒロインのポジションであり、モチーフは先生の愛犬であることが2011年1月号の「ヒロイン語」(各作品の先生がヒロインについて語るコーナー)にて語られています。


四季 冬香
四季家の四女さん。まだ小学生で、小さくても(2巻カバー裏より130cm未満)立派な主婦です。
所属クラスは4年3組(2巻P102)。
家事の多くを夏希と共にこなし、特に料理は二人しか出来ません。
家事をするようになったのは小学校に上がる頃からなんだとか(2巻P116)。ご立派!
1巻P27をはじめ、あらゆるところで「平凡」の二文字が付きまといますが、小学生でこれだけ家事が出来るのは十分「平凡ではない」と思いますよ。
作中では見事なリアクション芸で、ツッコミとしても活躍。
一番小さいのに、時に一番大人な発言をすることも(2巻P32など)。
最大の武器は「その小さな体のどこへ消えるの?」というほどの大食少女であること。
1巻人物紹介では毎食平均15人前は当たり前と記載され、3巻人物紹介では一家の食費の9割が彼女の分との事。
3巻カバー裏では南雲がエンゲル係数を本気で心配していました。
1巻P91では夕食でご飯をどんぶり3杯で「いつもの半分」、4巻P98で、お茶碗1膳分が1食の5%相当とのことなので、朝食で20膳分のご飯を胃に収める計算。
なお、炊飯器自体は普通の大きさなので、複数台あるのか何回も炊いているのか。米は無洗米を使用しています(4巻P102)。
第1話(1巻P15)から全開でしたね。個人的に好きなのは1巻P63のケーキを買いに来た時に発した「何ホール買っていいの!?」という発言。
いやはや・・・TVの大食い選手やないんやから、ってレベルです。
おまけに、いくら食べても太らない体質(3巻P91)と羨ましい限り(ホント、羨ましい)。
弱点はおばけ(1巻P107〜114・3巻人物紹介・P109〜110・春菜も苦手)・雷(2巻P83〜90・3巻人物紹介・P77〜78・P81)・水泳(3巻P68〜70・でも、嫌いではない)。
将来は調理師になるのが夢(4巻P76)。
ちなみに、一人称が『ウチ』、母親を『おかん』と呼ぶ理由は、『Wikipedia - 四季おりおりっ!』と重複しますが、
一人称は作者の稲城あさね先生ご本人が小学生時分に一人称に「ウチ」を使用していた影響。
『おかん』は「お姉ぇ」に合わせて敬称を略し「お母さん」の「さん」を取り、読みやすいようにひらがなにしたため。ただ単純に敬称を略すのであれば、「お母ぁ(おかぁ)」になるのだが、「おかん」に落ち着いたとのこと。冬香ちゃん自身は関西方面の言葉を使っているとは思っていないそうです。


四季 暦
四季家のお母さん。ニューヨークで働くキャリアウーマンさんです。ちなみに40代(1巻P84)。
ただのキャリアウーマンではなく、社長さんです(1巻P90)。
南関東に大きな家を持ち、学生4人を抱え、さらに冬香ちゃんの食費・・・
それでいながらごく普通に生活できるだけの経済力は全てこの方によるものです(春菜さんもバイトしていますが)。
登場する時は大抵電話越しか、回想シーン。なかなか家にも帰れません。
それでも母の日には娘達から愛情のこもったプレゼントを贈られる(1巻P83〜90)など、非常に愛されていますし、愛しています。
それにしても、4巻P48の最後のコマの反応、可愛かったです。
4巻P73にてついに顔出し。家に帰ってきました。
初っ端から秋乃と息の合ったところを見せ、「四季家の母」であることを証明していました。
明るく元気で優しいお母さんで、髪形は秋乃のそれを伸ばしたような感じ。
学生時代は運動が得意で社交的なリーダータイプだったそうです(4巻P46)。
やはり秋乃と似たところが多い気がします。
お酒に弱く、泣き上戸です(4巻P78)。


四季 歳也
四季家のお父さん。作中では故人です。
お話の時間軸から9年前(3巻巻末エピソード)、冬香ちゃんが1歳くらい(2巻P40)の頃にお亡くなりになられたそうです。
描写の少ない方であり、冬香ちゃんにとってはほとんど覚えていない存在です。
それでも、家族にとっては大切な存在であり、特に夏希にとってはその存在が大きかったようです。
お盆の終わりには別れを悲しみ(2巻P98・父とは明言されていませんが、恐らくは)、命日が近付くとカレンダーを見て寂しそうな表情になります(3巻巻末エピソード)。
また、幼少期の春菜さんに本を買ってきて春菜さんを本好きにし、『外』へ連れ出すきっかけの一つを作った人物でもあります(2巻P111〜113)。
「いないけどそこにいる」という感じでしょうか。彼女達の中に今もしっかりと生きており、今の彼女達の大切な部分を育んだ存在・・・って表現でいいでしょうか?
お仕事は外国だったとのこと(2巻P111)。当時、長女の春菜さんもまだ小さく、おそらく夏希も家事が出来ないと思われますので、この時点では暦さんは家にいはったんやと推測されます。
暦さんが社長を務めている現在の会社は歳也さんが興したものとのこと(4巻P110)。
長身で眼鏡をかけた誠実な方だったそうです(2巻P41)。
2巻P40右のタイトルから、芸能には疎い冬香ちゃんですが、お父さんの写真を見て「昔の芸能人?」と発言したことから、整った顔立ちだった可能性はありますね。
ちなみに、夏希によく似ているらしいです(2巻P40)。
その事は後にも語られ、学生時代は物静かで勉強の方が得意な目立たない本の虫タイプ。
それでいて、言葉は下手ですが人の心を理解して「一番欲しいもの」を与えてくれるそんな人(4巻P46・P47)。
ホントによく似ていますね。


チーム「武士」


武蔵 弁慶
春菜の友人でチーム「武士」のメンバー。「後輩」ではないため、同い年なのかな?
チームの副番長で義理堅く漢らしい(1巻カバー裏)上に、素顔で子供に泣かれた迫力ある顔(2巻P44)。
でも、それがトラウマだったり、冬香ちゃんにお菓子を上げたりと子煩悩なご様子(3巻カバー裏)。
登場人物の中で、最も背が高いです(2巻カバー裏・約190cm)。 実は単独で早いうちから登場していました(1巻P70)。
ひっそり春菜に思慕(3巻カバー裏)。
名前の由来は源義経の家来「武蔵坊弁慶」から(4巻カバー裏)。


佐藤 継信
同じく春菜の友人でチーム「武士」のメンバー。こちらも同い年かな?
冷静沈着で仲間思い(1巻カバー裏)。バッティングが得意ですがダーツは不得手の模様(2巻P43)。剣道も得意(3巻カバー裏)。
初登場は1巻P75で武蔵と一緒に登場。
作中でも冷静な行動や発言が多いですね。
現在の「武士」は与一がリーダーで武蔵が副番長。ということは参謀的な立ち位置なのかな?
こっそり春菜に思慕(3巻カバー裏)。
名前の由来は源義経の家来「佐藤継信」から(4巻カバー裏)。


那須 与一
登場するメンバー中唯一の春菜の後輩で、春菜を「センパイ」と慕う女の子。
他のメンバーにも「〜っス」という喋り方をします。
1巻カバー裏の解説のように、情にもろくて、よく春菜の心遣い(本人は無意識)に感涙を流しています(2巻P50)。
小さいけれど(2巻カバー裏・小学生とあまり違わない・・・)、実は現在のチームリーダーなんです。肩書は『総長代理待遇見習い心得』(3巻カバー裏)。
初代の常盤さんから春菜にバトンタッチ。そして与一・・・。
代々女性リーダーなんですね。
初登場は・・・もしかすると1巻P47かも、です(角度的に断定できないですし、ピアスの数(その後は耳たぶの1つですが、この人物は3連ピアス)やマニキュアなど相違点があるので不明です。オシャレの話なので、イメチェンしただけかもしれませんし。)。
その後となると、1巻P76で3人揃って登場しています。
前者のあれは多分与一だったのだと推測しているのですが・・・
ダーツや射撃が得意で、佐藤にも負けません!
夜中にこっそりアイスを食べ続けたりはしていないそうです(3巻P93)。
父子家庭で超ビンボーで、家庭の温かさに飢えていたため、四季家の温かい家庭に憧れている様子(3巻P93〜94)。
だからこそ、優しく包み込んでくれる春菜さんを慕っているんでしょうね。
この子は何があっても仲間を裏切らないやろうなぁ。
ちなみに、夏希や南雲と同い年のため、高校2年生。
名前の由来は源義経の家来「那須与一」から(4巻カバー裏)。


常盤 御前
春菜さんの初めての友人かつ先輩。チーム「武士」の初代リーダーを務めたおねーさんです。
この地域の不良社会のカリスマで、巨大チームを作り上げた凄い人。
お陰で不要な少年犯罪が減ったそうです(3巻カバー裏)。
3巻カバー裏で南雲も言っていますが、実際こういう人の方が成功するんですよね(人を纏めるカリスマ性は重要です。あとは頼りになる参謀がいれば完璧。組織って人を惹き付けて号令をかけることのできるリーダーと、冷静かつ的確なアドバイスが出来る参謀がいることが重要ですからね)。
ロングスカートに喋り方・心意気と、まさに「スケバン」。
ひょんなこと(詳しくは単行本3巻を買って読みませう)で当時高校に入学したての春菜さんに助けられ、命の恩人であることや彼女の優しさや度胸に心を開き、春菜さんの初めての友人になりました。
自身が動けないことと春菜さんへのお礼、何より「託せる相手」ということで、「姉御」の座を春菜さんに託しました。
その後、無事退院して春菜さんや仲間たちといい青春を送ったようです(3巻P39〜46)。
ちなみに、音楽の趣味がいいそうです(3巻P43)。
人懐っこい笑顔と八重歯が魅力的な人ですね♪
恐らく名前の由来は義経の母「常盤御前」でしょう。


夏希の友人


雨峰 みゆき
夏希の友人兼クラス(2年2組)の副担任。双華西高校(ちなみに公立)の数学教師さんです。まだ20代!(1巻P84)
授業は哲学臭いそうです(3巻カバー裏)。
メルヘンやロマンチックからは遠く(3巻P57)、長い髪の毛を首元でヘアゴムで括るだけの手のかからないヘアスタイル(お手入れは大変だと思いますが)。
いわゆる「友達先生」のタイプで、非常に気さく。
夏希が「相談相手」に選び、それに対し「理屈っぽく、かつ人情味に満ちた、答えそのものではなく“それに導く答え”」を与えるあたり、教師としてホントに優れていると思います(1巻P83〜90)。
彼氏がおり、名前が「ナツキ」なので、連呼したいがために夏希のことを名前で呼んだりするお茶目さん(1巻P57・もう半分の理由は、秋乃も同じ学校のため、名前で呼んだ方が個人を尊重できる気がするからだとか)。
ちなみに、彼氏は「奈津樹」さん。雨峰先生より年上で地方に単身赴任中の電子工業系の企業に勤めるO型の天秤座。好きな食べ物はエビチリとおこげ。只今遠距離恋愛中です(3巻P57)。
理数系教師ですが、パソコンは苦手の様子で、プリントの打ち込みを夏希にしてもらうこともしばしば(1巻巻末エピソード・3巻P102・P108・4巻P76)。
にしても、テスト問題作りは依頼しちゃダメでしょ・・・(2巻P105)。
でも、学校のパソコンにはゲームがインストールしていたりします。・・・苦手のご様子ですが(3巻P103〜104)。
飲み物はコーヒー党のご様子(1巻P84)。
そして、なかなかのボケ体質(3巻P05)。・・・気が合いそうです。
自宅では猫の「アラレ」(13歳)を飼っています(4巻P71)。ちなみに作者の稲城あさね先生も動物(含む猫)を飼ってはります。
実は四季家姉妹以外としては一番早くに登場した人物(1巻P18・第1話)。
稲城あさね先生の小学生の頃、産休臨時教師だった恩師がモデルだそうです(4巻カバー裏)。


南雲 澪
夏希のクラスメイトで友人で、席は夏希の後ろ(1巻P56)。小学校、もしくは幼稚園からの付き合い(3巻カバー裏)。
夏希を「ナツ」、雨峰先生を「あまみー」と呼びます。ただし、後者は人前では「センセ」を付けて呼ぶようにしているみたいですね(2巻P105)。
情報通なのですが、クラブに所属している様子はなさそうです。
ただ、誤報も時々・・・(3巻P55〜62)。
情報屋だけでなく、いわゆる「学校内の内職」でもお稼ぎのご様子(2巻P105)。
愛用のカメラは「Nekon」の恐らく一眼レフタイプ(3巻カバー裏ではレンズが大きいですが、P22では小ぶりのレンズなので、一眼に近いタイプのブリッジカメラの可能性もあります。「スクープ」狙いのため、一眼だとすると被写界深度の深いズームレンズを使用しているのかな?ん〜、趣味でも撮影しているようですし、だとすると、「作品」も撮ることを考えて、やっぱ一眼かな?・・・マニアックな話でスミマセン。カメラをよくいじっているもので)。
3巻P111にて「メモリー」という単語が出てき、P112で夏希が「データごと」と言っているので、アナログではなくデジタルなのは確実っぽいです。
雨峰先生の家にゲームをしに泊まりに行ったり(3巻カバー裏)と、ホントに気さくな仲なんですね。
いつも棒付きの飴を舐めていますが、校則では大丈夫なのかな?
名前の由来は夏に連れ添う雨季からで、姓名の漢字、若しくは漢字変換すると『雨』が入ります(4巻カバー裏)。


秋乃の友人


嵐山 もみじ
通称「もみもみ」若しくは「モミモミ」(本人は気に入っていませんが)。私のPCは「もみもみ」と入力すると「嵐山もみじ」と自動変換してくれます。
秋乃のクラスメイトで大親友。お互いに「自分に無いもの」を持っている秋乃とはホントにいいコンビですね。
秋乃曰く「超いい奴」(2巻P57)。
学級委員さん(3巻P54)で出席番号1番(2巻P14)です。
さらに、弓道部にも所属しています(3巻P6)。
非常に落ち着いた雰囲気の優等生さんで、責任感が強くて、時に自分を律したりする(3巻P95〜102)ええ娘さん。
料亭(3巻カバー裏より「嵐山料亭」という有名店であることが判明)の娘さんで、お婆ちゃんに料理を少し習っていたそうです(2巻P56)。
お婆ちゃんの影響でアンティーク好きな趣味で、美術館に行く時は珍しくテンションが上がっていました(3巻P47〜54)。
生粋のお婆ちゃんっ子で、現在は別々に暮らしている(2巻P55)ようですが、文化祭に来てくれる時には本作一番の笑顔を見せてくれました(3巻P96)。
ちなみにお婆ちゃん、3巻P110が初登場と思われがちですが、実は1巻巻末エピソードのP116の右下のコマに、もみもみと共に入学式を終えて帰る姿が描かれています(この事は稲城あさね先生ご自身がブログにて語ってらっしゃいます)。
名前の由来は秋乃とセットで「秋の紅葉」かになるように。
名字は出席番号が1番なので(2巻P14のエピソードのため?)あ行から始まる紅葉の名所・京都の嵐山から(4巻カバー裏)。


冬香の友人


山桜 佐代
冬香ちゃんのクラスメイトで、物凄く礼儀正しく言葉遣いの丁寧な女の子。
冬香ちゃんの事を「ふーちゃん」と呼びます。ちなみに、私のPCは「ふーちゃん」と入力すると「四季冬香」と自動変換してくれます。
右馬君の事を「ゆーくん」と呼びます。ちなみに、私のPCは「ゆーくん」と入力すると「橘右馬」と自動変換してくれます。
両親は共働き(2巻P68・3巻カバー裏)とのこと。
橘 右馬
冬香ちゃんのクラスメイトで、男女隔たりなく仲良く遊ぶ男の子。
Wikipediaに「この年頃の男の子には珍しく、冬香や左代とよく遊んでいる。」と書いたところ、3巻カバー裏で「この年齢でも女の子と隔たり無く遊ぶ子は珍しい。」と書かれていてびっくりしました。やっぱり同じように思ってはったんやねぇ。
冬香ちゃんには「たっちー」と呼ばれていて、無論、私のPCは「たっちー」と入力すると「橘右馬」と自動変換してくれます(どれだけカスタムしとるんや・・・)。
商店街のど真ん中にあるそば屋の息子さんです(2巻P69・70)。
1年中ハーフパンツの元気な男の子。
名前の由来は「右近の橘・左近の桜」から(4巻カバー裏)。
ちなみに、「右近の橘。左近の桜」とは平安宮内裏の紫宸殿に東に桜(元々は梅だったそうですが)・西に橘が植えられていて、それぞれの近くに左近衛と右近衛(天皇の親衛隊)が配陣したためこう呼ばれるようになりました。
ちなみに、雛祭の雛壇でもお馴染です(お?「行事おりおりっ!」っぽい?)。


サブサブキャラクターの皆さん


店長
春菜さんのバイト先・スーパー「ウルトラ」の店長さん。 一見、固そうに見えますが、「接客業は笑顔が一番」と考えていて、春菜さんの笑顔を見て即採用を決定したり(1巻P39・これは春菜さんスマイルのパワーが大きいですが)、イベント事にはノリノリで一人黙々とラッピング作業をこなしたりする人です(3巻P17)。
常陸 海
スーパー「ウルトラ」の惣菜コーナーのチーフで春菜の先輩。
面倒見がいい半面、自分にはずぼらで、そろそろ婚活をしようか迷い中らしい。(3巻P17・あ、この文章、Wikipediaに書いた内容と一字一句に至るまで同じや・・・)
力士に同名の四股名の方がいらっしゃいましたが・・・さてはて、関係あるのかないのか。
八百屋のおじさん
冬香と仲がいいおじさんで、商店街メンバーとしては一番登場回数が多いです。
冬香ちゃんは商店街のアイドルです(1巻P96)。
そして、四季家は買う量が多いため配送してもらっているようです(1巻P67・2巻P33)。
これは冬香ちゃんだから、かもしれません(子供に持てる量ではない量を買います)。他の3人が買いに来た時は不明です。
同じ商店街、ということで右馬君を小さい頃から知っています。時々、愛用の釣竿を貸してあげているみたいです(2巻P70)。
気のいいおっちゃんです。
花屋のおじさん
出番が少ないです。


研究内容について

2011年5月25日
「桃の木」さんより夏希と冬香ちゃんの所属クラスの情報を頂きました。
ありがとうございます!

2011年6月18日
作者の稲城あさね先生ご本人より四季家のお父さんの名前が2巻に出ていると教えて頂きました。
P37にてご両親揃ってのお名前が登場していました。
ホントに、ホントにありがとうございました!

2012年6月29日
「HN四季秋乃(P.Nしもつきゆきこ)」さんより秋乃のクラス情報のソース追加を頂きました。
ありがとうございます!

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