1. トップ
  2. レビュー
  3. その他
  4. 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱

作者 ぷよ 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
作者HP
-
掲載誌 月刊少年エース(角川書店)
4コマnanoエース(角川書店)
※「ザ・スニーカー」「エースアサルト」にも掲載されたことがあるが、休刊などの理由により連載終了
単行本数 12巻(連載終了)
Wikipedia 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
アニメ アニメオフィシャル
チャート
内容 ライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」の公式ギャグ漫画。
そのため、原作の内容が大きく内容に絡む作品であり、ある程度原作を知らないと分からないネタも多い。
その一方で、キャラクターが原作以上に強くデフォルメされていたり、独自のキャラ付けがなされるなどもあり、ギャグ色の強い作品となっている。
また、ギャグベースではあるが、時折タッチが大幅に変わったバトル漫画のような展開も挟まるが、無論それも必ずオチがある。
基本的に4コマ作品ではあるが、各話毎にテーマに沿ったストーリー形式で話が流れる。
また、4コマではなく、コマ割りの内容の時もある(両者でセットになっていることも多い)。
YouTubeの角川アニメチャンネルにて「にょろーん ちゅるやさん」と共にアニメ化もされた。
本作のさらにスピンオフとして、「長門有希ちゃんの消失」も連載中(非4コマ)。

最近は4コマパートがなくなり、通常のコマ割り作品となっている。
感想 原作を知らないと分からないネタが多いです。
最初のお話は原作のパロディですし、原作のエピソードの後日談的な話も多いです。
コミカライズ作品の中でも、原作色の濃いタイプです。
特に序盤は原作のパロディなどのネタがほとんどです。
それ以降もかなりの頻度で原作パロディや後日談ネタです。
そのため、私はこの作品を読んでから、アニメの1.5期を見ました(たまたまその時期でしたので。というか、“1.5期”という呼称で合ってます?)。
それでようやくこの作品の面白さを理解しました。
まあ・・・私のような例は稀でしょうけど(大抵原作のファンの方が読むものでしょうし)。
いやぁ、その状態で読んでも「消失」ネタは分かりませんでしたけどね(結局DVDを借りて見てからもう一度ハルヒちゃんを読みましたよ)。
ちなみに、私の見た順番は、「ハルヒちゃん(アニメ) → ハルヒちゃん(原作) → ハルヒ(アニメ1.5期) → ハルヒ(劇場版DVD)」という滅茶苦茶な順番でした。
そんなこんなで、原作を知っている人とそうでない人では全く印象が違う作品です。
というわけで、今回の評価チャートはあくまでも「原作の内容を知っている事を前提」とさせて頂きました。
ま、私もラノベの方は読んだことが無いんですけどね(話としてはアニメと劇場版を見ていれば把握できていますよね?)。
ちなみに、原作だけでなく、いわゆるサブカルチャー系のパロディネタも多いです。

コメディとしてのネタのレベルは高い方だと思います。
1巻P84左1コマ目の「拒否する事を拒否する!」というフレーズはツボでした。
それに対するキョン君のツッコミもいい感じです。根本的に本作のツッコミのキョン君、いい味出しまくりです。
ウチにもキョン君を一人派遣してもらえませんか?というくらいいリアクションで叫んでいます。全編通していつも叫んでいます。
全体的に“超”が付くくらいハイテンションコメディです。
あと、長門さんとあちゃくらさんの絡みは和みます。
また、各話の柱にはキャラクター紹介があるのですが、こちらも話の内容に合わせたネタになっており、かなり手が込んでいます。
「この作品のために原作を見る」ってのもアリなんじゃないかってくらいです。
や、普通に原作のファンの方が読むのが一番だとは思うんですが。

それにしても、この作品の原作で「憂鬱」という字を書けるようになった人は何人くらいいるんだろう・・・(常用漢字にしちゃうくらいですし)
雑記 1巻あとがきに書かれた嘘次回予告ネタ「小泉一樹の過去」ですが、
実は3巻の「超限定版よっ!」の特典の一つとして実際に描かれました。
詳しくは「小冊子(単行本)」をどうぞ。
本編では中々見れないシリアス展開と神人とのバトルが見所ですよ。
単行本 発売日 ・1巻:2008年5月26日
・2巻:2008年12月20日
・3巻:2009年7月25日
・4巻:2009年12月23日
・5巻:2010年11月26日
・6巻:2011年9月18日
・7巻:2012年11月22日
・8巻:2013年12月24日
・9巻:2014年3月1日
・10巻:2015年3月26日
・11巻:2017年2月4日
・12巻:2019年5月1日
試し読み 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 −1
最新話
関連項目 ●ジャンル アニメ化
ロングセラー
スピンオフ
●チャート 笑い
万人ウケ(低い)
●データ 資格(普通自動車運転免許)
小冊子(単行本)
●作品研究
-
●作者別
-
●各巻感想
-

戻る