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ゆかひめ!

作者 ほっぺげ 作者HP
掲載誌 まんがタイムきららキャラット(芳文社) 単行本数 2巻(連載終了)
Wikipedia ゆかひめ!
チャート
内容 クラスの委員長「姫宮結花」の周りには妙な人が集まる。
運動神経抜群だが頭のネジが足りない「武里唯」、がっかりな美人「黒崎華音」、アホな子の「鷲宮真琴」、「春日部さん」。
どういうわけか皆に愛される姫は、今日も彼女達の過剰なスキンシップやボケにツッコミを入れるのであった。
非常に独特な作風であり、おそらく読み手を選ぶであろう作品。
基本的に設定という設定は話が進むにつれて変化していったり、無かったことにされたりするなど、フリーダムな傾向が強い。
このためボケ多数に対しツッコミが1人 × フリーダムとなり、個性の塊のような作品に仕上がる結果となっている。
そのため、アクの強いタイプの作品であり、それを受け入れられるかどうかで作品に対する評価が分かれると思われる。
非常にギャグテイストの強い攻めのタイプの作品。
感想 良くも悪くも好みの分かれる作品です。
絵もネタも作風も、独特の感じがします。
と言いますか、表紙から受ける印象と中身から受ける印象がこれほど違うか!と、びっくりします(というか、絵も表紙と内容でかなり違う)。
個人的にはこれくらい攻めの姿勢を崩さない作品は好きですけどね。

兎に角、ノリと、テンションと、勢いの作品。
いわゆるナンセンスギャグの路線を突っ走ったタイプの作品。
掲載誌のキャラットの中でも、そういった意味で全力で独自路線を突っ走っていました。
下でも語っていますが、設定があっちいったりこっちいったりもあります。
キャラの暴走もあります。
メタ的なネタもあります。
何でもありです。
それだけに、完全に「肌に合うか合わないか」が大きく分かれます。
スラップスティックバッチ来い!な方は是非!
フリーダム×フリーダムな作品ですので。

設定が変わったり、時系列が前後したり、そういうのがちょこちょこありますね。
当初ちびっ子設定だった姫は2話から既に普通の背丈になっていますし。
2巻P27左・P28右のネタは設定がいつの間にやら変わっていたこと自体をネタにした2本でしたね。
姫の誕生日は7月7日設定なのですが、修学旅行の直後のエピソードでこの誕生日があったり(※春に修学旅行に行く学校もあるとは思いますが)。
あと、姫たちが3年生になった後のエピソードで、先輩の筈の春日部さんが登場していたり。
多分、この作風だからこそ許されるフリーダム空間なんでしょう。
ええ、読み返しながら、冷静に考えなきゃ気が付かないくらいでしたし(設定とかホントどうでもよくなるフリーダムな作品ですし)。
それくらい、肩の力を抜いて読める作品です。
単行本 発売日 ・1巻:2009年11月27日
・2巻:2010年11月27日
試し読み まんがタイムきららWeb:1巻
まんがタイムきららWeb:2巻
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