作者 | 野々原ちき | 作者HP | nonote | |
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掲載誌 | まんがタイムきらら(芳文社) | 単行本数 | 2巻(連載終了) | |
Wikipedia | メロ3 | |||
チャート | ![]() |
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内容 |
高校生活初日に出合った3人の女の子。偶然にも彼女達の好きな人は同じ男の子。 当の本人はというと、そんなことに気づく筈も無く、重度の隠れオタク(隠せていると思っているが実際は・・・)な日々を過ごして・・・ オタクな少年と恋のライバルの筈なのになぜか仲のいい3人のドタバタスクールライフ4コマ。 作者お得意の丸くてかわいらしいキャラクターと、彼女達の個性を前面に押し出したネタが特徴。 作中、頻繁に作者の前作「姉妹の方程式」のキャラクターが登場する。 その反面、前作のようなバイオレンスな描写は全く無く、比較的落ち着いた表現が多い。 また、本作では「女の友情」と「恋する乙女」、「女の子からの好意に全く気付かない主人公」をコミカルに描いたネタが多いことが特徴。 一応「ポン太」を主人公としているが、出番では「スズメ」「木ノ子」「ころな」の3人組の方が断然多い。 |
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感想 |
前作とはまた路線の違う感じの作品ですね。 とはいえ、可愛らしい絵でほのぼのというのは変わりません。 「姉妹の方程式」では家族愛を、本作では恋する女の友情を、という違いですね。 個人的には前作の「ちょっと過激なネタで、でもやっぱり家族愛」という展開が好きだったので、ちょっと寂しいっていうのが本音かな? ただ、作中で頻繁に姉妹たちが出てきたのはファンとして嬉しかったです。 ラーメン屋のあの子もね。 ラーメン屋の「悪魔」(名前、最後まで無かったですね・・・)がご近所さんで、4姉妹がメディア作品のキャラクターということは・・・ ちょっと複雑なスターシステムというやつですかね? お話は、「同じ男の子を好きになった女の子3人の不思議な友情関係」が中心。 1巻P66にて「恋敵三人組で仲良しって変だけど仲良しだよねー?」と発言していますが、まっくもってその通りで、なぜだか仲がいいです。 いつも3人で行動し、恋の話で大盛り上がり! 不思議と抜け駆けだとか嫉妬だとか競争だとかは全く無く、ポン太の事で盛り上がる日々。 恋も大事だけど、友情も大事・・・ってことかな? お陰でちょっとゆったりとしたネタが多く、あまり笑いやパンチの利いたネタというのは多くない印象でした。 賑やかで、一方通行で、そしてあったかい変則ラブコメ、という感じです。 全く関係ない話あるんやけど・・・聞く?(大木こだまひびき風) 「ポン太」って聞くと、「日本一面白い八百屋の兄ちゃん」こと土肥ポン太兄さんを思い出してしまうのは私だけでしょうか。 や、全く本作とは関係が無いのですが、言ってみたかっただけです、はい。 毎度おなじみWikipedia職人の乃凪いるかです。そうです、今回も書いてます。 登場人物詳細はそちらを見て下さい。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2009年6月27日 ・2巻:2010年8月26日 |
試し読み |
まんがタイムきららWeb:1巻 まんがタイムきららWeb:2巻 |
関連項目 | ●ジャンル | ・ラブコメ | ●チャート |
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