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てんちょおのワタナベさん

作者 刻田門大 作者HP monta tokita WEB
掲載誌 まんがタイムきらら(芳文社) 単行本数 3巻(連載終了)
Wikipedia てんちょおのワタナベさん
チャート
内容 秋葉原の「パソコンショップ ワタナベ」を舞台に繰り広げられる、ちっこくて子供に見える店長の「ワタナベ」・店員の「マナ」・アルバイトの「タカハシ」らの日々を描く作品。
当時としては珍しく、秋葉原を舞台とした作品であり、話はパソコンショップでの仕事内容やそこで巻き起こるドタバタを描いたものがほとんど。
単行本では連載に至るまでの経緯や制作秘話が4コマで挟まれている。

創刊号より連載された正真正銘の最古参作品の1つであり、萌え4コマの初期の時代に3巻に渡る長期連載を続けた作品。
作者にとって初のオリジナル4コマ。そして初の単行本でもある。
感想 実は萌え4コマとして始めて秋葉原をメインに扱った作品なんじゃないでしょうか?
今でこそ珍しくありませんが、当時としてはそれはそれは攻めた(思い切った)設定なのでは・・・
また、パソコンショップが舞台のため、パーツや用語がちらほらと出てきます。
勿論、それらが分からなくても全く支障はありません。
ただ、分かるとちょっとにやりと出来るかも、です。
かく言う私、パソコンのハードの方はさっぱりだったりします。

パソコンだけでなく、中盤以降ちらりほらりですが、ラブコメの香りが若干漂ったりしています。
2巻のラストで色々な意味でライバル出現(?)以降、若干加速しました。
変わった、と言えば・・・マナさん、中盤から完全にオープンオタキャラにシフトしましたね。
同士を見つけてからはさらに活き活きと。
最初は乱暴やけど頼れる姐さんっぽかったんですが、どんどん濃い方に。

がっつりお店の出来事中心の展開です。
よくある最近の萌え4コマのようにメインテーマから脱線したまま突っ走る作品とは違います。
2巻P101はその最たるもの。
「イベント発生か!?」と見せかけておきながらやっぱり日常です。お店です(3巻ではちゃんとイベント発生しました。)。
こういうスカシ、大好物です。

花粉症の時期にはお決まりのマスクネタがやってきます。
唇の立派なあの超人なお方のマスクがネタとして登場。
2巻P82のマッスルシスターズはツボでしたね。
不意打ちでのシュールなネタっていうのはどうしてこう破壊力抜群なんでしょうか。

Wikipediaの記事を書くのは、大変ですけど楽しいです。
まあ・・・だからと言って何十本も書くのもどうかと思いますが・・・
これ、私が書いた何本目の記事でしょう・・・
というわけで、登場人物についてはそちらに纏めております。
ホント、書き過ぎなのは自覚しています。
単行本 発売日 ・1巻:2003年9月29日
・2巻:2004年10月25日
・3巻:2005年11月28日
試し読み まんがタイムきららWeb:1巻
まんがタイムきららWeb:2巻
まんがタイムきららWeb:3巻
関連項目 ●ジャンル お仕事モノ ●チャート 万人ウケ(低い)
●データ 作品の舞台 ●作品研究
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