作者 | 東385 | ![]() |
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掲載誌 | コミック電撃だいおうじ(KADOKAWA) | |||
単行本数 | 3巻(連載終了) | |||
チャート | ![]() |
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内容 |
新任教師「押谷愛子」の授業は今日も大熱狂! コールが飛び、サイリウムが舞い、生徒たちは狂喜乱舞する。 アイドルさながら・・・いや、アイドルそのものとなってしまったな押谷先生のどこまでも賑やかで苦労が絶えないライブ(授業)ここに開演! 本来は授業でも生徒たちとなかなか話せないような性格なのに、生徒たちに担ぎ上げられ(しかも善意)気が付くと授業はライブに!? クラスの生徒、そして他の教師たちをも巻き込み、学校イチ推される教師として押尾先生の受難は今日も続く。 アイドル活動をやめさせてほしいけれど生徒たちの頼みを断り切れない押尾先生と、ひたすらにまでひたむきで一生懸命でハイテンションな生徒たち。 乱れ飛ぶサイリウムとアイドル用語とまさに異色のアイドル教師4コマ作品。 |
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感想 |
ハイテンションコメディとしてかなりレベルの高い作品です。 全く乗り気でなく常時涙目の押谷先生と、先生をトップアイドルとして推して推して推しまくる生徒たち。 この対比が常にあるため両者の温度差が笑いを生み出し続けます。 その空気だけで笑える下地が整っているところにしっかりとしたネタが組み込まれているので、コメディとしての完成度が高いのだと思います。 個人的にはたまに押谷先生の見せる無の顔が好きです♪ 普段は生徒たちの盛り上がりに涙目でツッコミを入れる押谷先生なのですが、限度を超えると無の境地に達します。 ハイテンションな空気の中の「無」っていいですよね。 生徒たちが徹底して押谷先生を「かわいい!」「尊い!」「最高!」と押しまくるハイテンションさ(当の本人は涙目ですが)。 加えて授業を「ライブ」・衣替えを「新衣装」・修学旅行を「ファンミ」と呼ぶなど、押谷先生と絡むすべてをアイドル活動に置き換えて認識する逞しさ。 そして何よりも心の底から押谷先生を推しているまっすぐさ。 メインは当然押谷先生ですが、本作を本作たらしめているのは多くの生徒たちの力によるものです。 押谷先生はその中心にいて、巻き込まれる被害者(?)のような形です。 ある意味教師と生徒が一体となった理想的な教室・・・なのか? 「先生がアイドルとして扱われている」という一点さえ押さえておけばそれ以外の予備知識は不要ですので気楽に読めるのがいいですね。 賑やかな作品であり、割とどなたでも読みやすいのではないかと。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2019年6月27日 ・2巻:2020年1月27日 ・3巻:2020年7月27日 |
試し読み | ComicWalker |
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