1. トップ
  2. レビュー
  3. ぱれっと
  4. ひなたCafeへようこそ

ひなたCafeへようこそ

作者 門井亜矢 作者HP
-
掲載誌 まんが4コマぱれっと(一迅社) 単行本数 2巻(連載終了)
Wikipedia ひなたCafeへようこそ
チャート
内容 森の中にある喫茶店・ひなたCafe。
失恋した「佐藤杏」が偶然辿り着いたそのカフェには優しい笑顔のマスター「日向楓」がいた。
作者お得意の女子高生の魅力をギュッと詰め込んだ作品。
コメディベースではあるが、それ以上にほんわかした優しい話が多い。
そのため、笑いよりは彼女達の繋がりや心温まるエピソードに重きが置かれている。
主な登場人物は上記2人と楓の妹で杏のクラスメイトの「胡桃」、そのさらに妹でしっかり者の「さくら」、そして杏のクラスメイト達。
女の子たちの賑やかでポカポカした物語。
感想 掲載誌の違いもあるのですが、きららMAXにて連載されていた「天然女子高物語」と近いところもありますが、やはり別モノというのが印象です。
一番の違いは笑いのタイプ、でしょうか。
相変わらず先生らしい笑いは詰まっていますが、以前の阿佐ヶ谷先生のタイプのネタがありません。
ああいうややピリリとしたタイプのネタは無く、ホントに女子たちの賑やかな日々を切り取ったような作品です。

変わらない点もあり、心霊ネタも相変わらず。勿論、今回も「怖い」ではなく見事な笑いのスパイスになっていますよ♪
んで、違うのはやはり雑誌の色でもあるのですが、「百合要素」が入っているということ。
杏が楓に恋愛感情を抱いています。時には凄い妄想を展開しちゃうことも。
その杏はクラスメイトのかすみに懐かれていて・・・
この辺りの設定は雑誌のカラーもあるのかな?

個人的には前作が2巻以降で笑いのエンジンがかかっていたので、この作品でも・・・と期待していました。
役者が揃い、立ち位置や個性が固まってからが強いのかな?
ん〜・・・でも、雑誌カラー的に笑いメインではなく女の子たちのほんわか日常路線のままいくかもしれませんし・・・
や、多分一般的には後者が望ましいんでしょうね。
私のように「笑いが命」っていう方が少ないんでしょうし。
結果として、1巻より2巻の方がエンジンがかかっていた気がします。
杏の暴走(妄想?)っぷりもいい感じにコミカルに。
ただ、コメディテイストとしては「天然女子高物語」よりは抑え目と言った感じがしました。
その分、百合テイスト多めで、雰囲気や空気はそのままに。
この方でしか描けないんだろうなぁ、という作品です。

書きましたとも。ぱれっと作品のWikipediaの記事はホントに何割かは私が書いています。
・・・私物化してるなぁ。
そんなわけで、「Wikipediaの記事へようこそ」。
ぱれっとonline ひなたCafeへようこそ
単行本 発売日 ・1巻:2012年3月5日
・2巻:2013年3月5日
試し読み
-
関連項目 ●ジャンル 心霊モノ
家族モノ
百合モノ
お仕事モノ
●チャート 癒し
●データ 学校
身長
名前の規則(植物)
●作品研究
-
●作者別 天然女子高物語 ●各巻感想
-

戻る