1. トップ
  2. レビュー
  3. まんがライフ
  4. ちゅーちゅーブレインわーるどS

ちゅーちゅーブレインわーるどS

作者 海月れおな ちゅーちゅーブレインわーるどS
作者HP
掲載誌 まんがライフ
単行本数 2巻(連載終了)
Wikipedia
-
チャート
内容 中学生になったばかりの「小池田ことり」「那月奈津希」「保井穂乃」の3人を中心に描く独特な感性が最大の特徴の作品。
中学生を描いてはいるが、見た目も言動もより幼く感じる程に独特な作品であり、ライフが誇る個性派作品筆頭と言える。
全体的に緩やかな雰囲気でありながら個性の塊でもあり、他の作品では生み出す事が出来ない独自の世界観を完成させている。
それだけに、その空気がはまるか否かによって大きく好みが分かれる作品。
登場人物は皆どこか幼かったり個性の塊であったりし、彼女たちが絡み合うことで賑やかで独特なジュニアハイスクールライフを構築している。

3人たまちゃんゆーちゃん
メインの3人(1巻P52右2コマ目)たまちゃんゆーちゃん(1巻P33左4コマ目)

ファミリー誌であるため抑えられてはいるが、作者本来の持ち味である強力な百合や世界観がにじみ出ている。
特に毎回ラスト1本はメインの3人ではなく「たまちゃんゆーちゃん」という百合色の強い2人のネタになっている。
感想 何と言っても「え?これファミリー誌の作品?」というのが第一印象。
色々な意味で攻めまくった作品。これだけの個性の塊を堂々と連載させる竹書房様はまさに漢と言えるでしょう。
それほどまでに個性満開。
一度ハマれば病み付きになる事請け合いです。
可愛らしい絵と幼さと個性があふれ出すキャラクター達。
そして圧倒的なネタの数々。
ファミリー誌連載作の中で最も攻めた作品の1つである事は間違いありません。
好みははっきり分かれるけど、一度付いたファンは強い!というタイプの作品ですね。
私ですか?ええ、もちろん一読で大ファンになりましたとも♪
中毒性の高い作品です。

ネタダメ大人
独特の感性のネタ(1巻P39左4コマ目)ダメ大人も満載(1巻P79左4コマ目)

ネタとしてはメインの3人の日常が基本。
中学校で巻き起こる何気ない日常もギャグ分おおめ、偏差値ひかえめな彼女たちがいるだけで賑やかでふわふわでちゅーちゅーなネタになるのです。
彼女たちだけではなく、クラスメイトや先生たちまで個性大爆発。
という過去の先生ら・・・精神年齢がこの子たちとどっこいどっこいなのでは・・・
誰もがボケ役になりえる。そんなわーるどSです。

個性派たちの中でも特に個性が強く、なおかつ攻めたネタ。
それが「たまちゃんゆーちゃん」。
・・・ホント、なぜこのネタがファミリー誌でGOが出たのやら?の最大要素です。
毎回ラスト1本がたまちゃんとゆーちゃんのネタなのですが、ここだけ集めたら百合系4コマ誌の主力作品では?という内容。
実は「雑記」でも書いているのですが、没になったネタの一部が公開されています。
・・・ああ、ちゃんとフィルターは通しているのね。通してあれなのね。
それくらい攻めています。
「むしろ没ネタの方が本編」という噂もあるくらいです。
雑記 「内容」でもちらりと触れましたが、没ネタの一部が「アキバBlog」さんで公開されています。
元々この作品がどういうコンセプトでスタートしたのか、どうしてこうなったのか、「たまちゃんゆーちゃん」の補正前の姿とは。
真の「ちゅーちゅーブレインわーるどS」がここにあります。
単行本 発売日 ・1巻:2014年3月7日
・2巻:2015年7月27日
試し読み
(特設サイト)
マンガごっちゃ
関連項目 ●ジャンル 百合モノ
中学生
●チャート
-
●データ 資格(普通自動車運転免許)
●作品研究
-
●作者別
-
●各巻感想
-

戻る