作者 | 渡辺伊織 | ![]() |
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作者HP | THEE SENTIMENTAL UNION | |||||||||
掲載誌 | まんがライフ(竹書房) | |||||||||
単行本数 | 2巻(連載終了) | |||||||||
Wikipedia | ギンダラとキンメダイ | |||||||||
チャート | ![]() |
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内容 |
「古沢百萌」は明るくて容姿端麗、運動も勉強も何でも来いなパーフェクトな姉。 一方の「古沢菜々葉」はそんな姉と比較されてばかりで地味で成績も・・・ けど、家に帰れば全くの逆。 妹がいないと生活が成り立たない姉と、すっかり主婦の妹。 姉妹だけどちっとも似ていなくて、姉妹だからとっても仲が良くて。 凸凹な姉妹が織りなす心地いい日常のハーモニー。
2008年3月に月間賞を獲得。2009年の暮れにゲスト掲載。その後、2010年より連載がスタートした。 先生にとって初の単行本。 略称は「ギンダラ」が一般的。これは読者から自然発生的にそう呼ばれていた事と先生自身もそう呼んでいる事から。 |
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感想 |
以前、アンケート企画「あなたが選ぶベスト4コマ」を行った事があります。 その際に投票があって、気になって読んだのがこの作品との出会い。 このサイトをやっていたからこそ、来て下さる方がいるからこそ、投票して下さった方がいるからこそ出会えた作品なわけで。 家族モノが好きで、凸凹コンビが好きです。 ドンピシャです。おまけに設定にややこしいものは一切ありません。 ごくごく普通の姉妹です。色々な意味で凸凹な二人ってだけです。 ネタも気を衒ったものではなく、二人の対比やその周囲の人々との日常的な絡み。 流石はライフ作品。読みやすさ抜群です!
ハイスペックで人気者だけど実は色々残念な姉と、そんな姉と比較されつつも実は世話を焼いているのは妹の方(もはや「お母さん」)。 これが基本にあります。 そのため、百萌のやや天然がかった言動に奈々葉がツッコむ・・・が基本。 でも実際は、菜々葉も菜々葉でボケメーカーでもあります。その時はツッコミは周囲の方々。 色々と反対だからこそ、お互いがいないと成り立たないような関係で、それがネタになっています。 百萌が甘えることがほとんどですが、菜々葉も甘えられる事でパーソナリティが確立されている節があります(1巻P79など)。 軽い共依存か?ってくらいです。 こういう「二人で一つ」っていう関係好きです。 ネタとしても棘のあるものは自然と無くなりますし、読んでいても暖かいですし。 そして、その関係が一番自然に描けるのが「家族」なんじゃないかな、と。 どうも、Wikipediaの4コマ作品担当の乃凪いるかです。 私発進の記事も増えに増えました。それでは、こちらをどうぞ。 個人でこれだけの記事を書く阿呆は4コマ界狭しといえ私以外にはいない・・・かな? |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2012年6月27日 ・2巻:2013年9月27日 |
試し読み | |||||||
関連項目 | ●ジャンル | ・家族モノ | ●チャート | ・万人ウケ(高い) | ||||||
●データ | ・主婦なお子様 | ●作品研究 |
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