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うちの姉様

作者 野広実由 うちの姉様
作者HP
のひろぐ(ブログ)
掲載誌 まんがくらぶオリジナル(竹書房)
まんがライフMOMO(竹書房)(連載終了)(並行連載)
単行本数 7巻(連載終了)
Wikipedia うちの姉様
チャート
内容 東大主席だがちょっと変わったところのある「日高涼音」。
そんな彼女と素直で純粋な弟の「倫」、ちょっと怒りっぽくて単純な妹の「るる」を中心に描く、ほのぼの姉弟コメディ4コマ。
主に色々な意味で特徴的な涼音の言動がネタの中心にあり、本作の最大の特徴。
「イタチャイ」(いただきます+チャイ)や「ノエス」(ノー+イエス)など、自分で言葉を作ってはナチュラルに使ったり、羞恥心が無いかのような言動だったり、着眼点やツボが人と違ったり。

イタチャイ可愛いの基準
イタチャイ(1巻P43左4コマ目)少し(?)変わった姉(3巻P31・5コマ目)

そんな涼音に負けず劣らず彼女の周りにはちょっと変わった人たちばかり。
ほのぼのしながら、賑やかな日常が描かれている。
なお、主人公の涼音は作者の友人(東大生)がモデルとなっており、作者自身も弟と妹のいる3人姉弟。
感想 タイトルにもなっている「姉」、ホントいいキャラしています。
マイペースで、ちょっと感覚が人とずれていて、自由で、それでいて東大主席の上にアウトドア派のハイスペック。
私の好きなタイプのキャラですよ、ホント。
今すぐ彼女の所に行ってツッコミをしたいのは、私が大阪人だからだけではない筈。
近くにいたらまず間違いなく友達になっていますね、ホント。

変わった友人・その1変わった友人・その2
変わった友人(1巻P76右4コマ目)ツンデレな友人(2巻P75左3コマ目)

・・・東大って、変わった人が多いって言いますが、ホントにそうなんですねぇ。涼音だけでなく、本作の東大関係者はみんなちょっと(どころではないかも)変わってます。実際の東大生って、どうなんでしょうね。
というわけで、ネタのほとんどがこの変わったキャラクターたちによって生み出されるネタ。
つまりは、キャラクターの個性の強さがそのまま作品に反映されるタイプです。
ですが、そこは「まんがくらぶ」作品。常軌を逸脱した・・・という個性ではありません。
メインの涼音にモデルがいるように、「いてそうな変な人たち」という雰囲気。
一方で涼音の弟と妹が可愛いんですよね。
小動物系の弟、ちょっとピリッとした感じだけど単純な妹(好物を食べる時鼻をスピスピ鳴らすとか可愛い・・・)。
凄くバランスがとれていて、この三人だからこそ、という空気が完成しています。
話の多くが日高家でのエピソードなので、自然とこの3人がメインとなります。
タイトルも「姉様」ですもんね。
ちなみに、各話の最初と最後には弟の倫君のモノローグが入ります。
そして眼鏡のお三方をはじめとする東大の皆様。ホント、変わった人ばかりが登場するなぁ・・・
個性の強いキャラクターが多いのに、なぜか読みやすい、不思議な作品です。
流石は「まんがくらぶオリジナル」の表紙作品、といったところです(その上、2誌並行連載ですし)。
単行本 発売日 ・1巻:2009年1月27日
・2巻:2010年3月17日
・3巻:2011年1月27日
・4巻:2012年1月27日
・5巻:2012年6月27日
・6巻:2012年12月27日
・7巻:2013年4月15日
試し読み 竹書房 -TAKESHOBO-:4巻
竹書房 -TAKESHOBO-:6巻
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