作者 | えのきづ | ![]() |
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作者HP | ENOKIX | |||
掲載誌 | まんがタイムジャンボ(芳文社) | |||
単行本数 | 3巻(連載終了) | |||
特設サイト | マンガごっちゃ | |||
Wikipedia | ||||
チャート | ![]() |
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内容 | 東京の小さな商社に就職が決まり、田舎から出てきた「桜乃芽吹」。 ところがいきなり会社が倒産。おまけに住んでいる所も失った。 あっという間にホームレス生活になってしまった彼女は偶然通りかかった「大江夏希」の家に転がり込む。 そのまま居候として居着いてしまった桜乃さんは今日も迷走中! 色々と図太い桜乃さんと姉御肌の大江さんの見事なコンビネーションで描く厳しい現代社会を乗り切るルームシェア物語? 濃いながらも「実際にいてそう」な人たちが織りなす個性的な作品。 |
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感想 | 先生の「琴浦さん」とは打って変わって雰囲気の全く違う作品です。 あちらはシリアス展開が多いですが、こちらは徹頭徹尾コメディ。 現代社会と不況の荒波にのみ込まれながらも図太く耐え抜く桜乃さんの姿を見て下さい! いやはや・・・ホント、いい性格しています。 そして、大江さんも面倒見のいい姐さんです。 ナンダカンダで気に入っているんでしょうね。ほっとけないだけなのかもしれないですけどね。 ちなみに大江さん、作家さんなのでいつも家にいます(しかも、売れているっぽい)。 桜乃さん、途中からキャンプ用品店でバイトを始めます。 が、キャンプに興味が無いわけで(とある縁で採用されました)。 常連さんに「キャンプに行かない?」と誘われて「えっ・・・何しに?」と真顔で聞き返すキャンプ用品店店員。 この光景がこの作品を象徴しているような気がします。 基本的に面倒臭がりで、物ごとをズバッと言います。でも、実家には会社が倒産したことは言えずに・・・(他にも大事なこと程言い出せずに面倒を引き寄せるタイプ) そして、1巻P64でも言われていますが、ずうずうしいです。 だからこそ話も広がるわけで、話題の提供者は大抵彼女です。 で、大江さんが巻き込まれます。 大江さんは割と常識人です。でも、すんごく出無精です。桜乃さん以上に。 この2人に加え、大江さんの弟さん、桜乃さんのバイト作の店長さんや常連さん、そして後輩の水沢さんが登場。 特に水沢さん、インドア派の桜乃さんを「サバイバー!」と勘違い。 思い込みが強い上に積極的なため、図太い筈の桜乃さんですらたじたじ。 割と濃い目。でも、なんだかホントにいそう。そんなキャラクター達の頑張っているんだか頑張っていないんだかの日常、今日も迷走中です。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2012年8月7日 ・2巻:2013年11月7日 ・3巻:2014年7月8日 |
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