作者 | コニシリュウイチ | 作者HP | - | |
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掲載サイト | ふんわりジャンプ(Web) | 単行本数 | 2巻(連載終了) | |
Wikipedia | ||||
チャート | ![]() |
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内容 |
話を聞いてない系女子を中心としたOLたちを描く100%コメディ。 最大の特徴はそのボケの多さ。 ほぼ全てのコマ(1本ではなく、1コマレベル)でボケてくるというウルトラC的な作品。 油断しているとオチの前に吹き出してしまうほど。 帯の推薦文に「ブレーキの壊れている女の子は、最強なんだよ!!」とあるが、言い得て。 ノンストップギャグ4コマの代表作品と読んで差し支えないだろう。 作者の商業デビュー作。 なお、2巻は電子版のみの発売。 |
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感想 |
まー、初めて読んだ時は不意打ちを食らったかのような衝撃でした。 画力とか技術っていうのは努力次第で割とどうにかなると思っているんですよ。 が、このセンスだけは生まれてこれからの長い間で磨き上げられた努力だけではどうしようもないものだと思います。 初めて笑い飯を見た時のような「なんだこいつは!?」というびっくりがそこにありました。 引くくらい小ボケが満載で、ほぼ全てのコマでボケ倒しています。1本の中でボケが3〜4個ある勢いです。 大沖先生のTwitterくらい小ボケを連発します。 近年の若手お笑い芸人の中には1本の漫才やコントの中にどれだけネタを詰め込めるか!という方針の方も多いですが、この作品はそれに近いです。 ボケの量だけで言えばこれまでに読んだどの作品も足元にも及ばないレベル。 話を聞いてないだけでなく、きいちゃんの超人的能力であったり常識が通用しない思考であったり、とにかくボケの手数が多いです。 ボケの数が多いということはその種類も多いということでもあり、嵐のような展開で読者を飽きさせません。 ちなみにきいちゃん、話を聞いていないというか返答の角度が鋭角すぎるタイプです。 あと、擬音が独特です。超独特です。ジョジョクラスです。 それもこれも兎に角言葉では伝えずらく、読んでもらわないと分からないのですが、幸いWeb連載。クリック一つで読めるので是非試し読みしていただきたい。 笑いに貪欲なあたしが「笑いたいならこれ!」とお勧めする作品。 それがあたしがお伝えできる全てです。 これが商業デビュー作ということで、この作品自体が長く続いてほしいですし、他の作品も楽しみです。 今でこれだけ面白いのに、この方が経験という武器を手に入れた時、どれだけ大化けするのか非常に楽しみです。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2017年9月19日 ・2巻:2018年5月18日 |
試し読み (連載サイト) |
ふんわりジャンプ |
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