作品ID:520
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美少女は危険を連れて来る
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
舞う火炎
前の話 | 目次 | 次の話 |
もうだめだ!
そう思った時・・・
「炎舞(えんぶ)・近戦一ノ型(きんせんいちのかた)・火車!(ひぐるま)」
俺の目の前、つまり新月がいた位置に炎が降り注いだ。
「危なかった」「お姉ちゃん大丈夫?」「私は大丈夫よ、新月こそ怪我はない?」「私も大丈夫だよ」「良かった」「くすくすくす」「うふふふふふ」
姉妹の会話が継続している。無事らしい。
『四季! ぼぉっとするな!』
黒夜の声で正気に戻る。目の前の炎に見とれていたのだ。そう、見とれるほど美しい炎だった。しかし、さっきは助けてもらったらしいが、敵か見方かは判別できていない。
後退して距離を稼ぐ。
炎が消えてその中から姿を現したのは・・・
「せ、世界?」
赤と白と言う日本がおめでたい色の組み合わせを基本とした、古きよき風習が消えていく中では見ることすらめずらしい。
巫女装束を着て、髪が真っ赤な火炎のような色をした世界がそこにいた。
「世界? 何でお前が?」
「説明はあと!」
さらに驚くことが、世界が舞い踊ると周りに火炎が出現した。
「炎舞・遠戦(えんせん)一ノ型・飛龍!(ひりゅう)」
世界の周りに出現した炎が世界の両手にに集まり、文字通り投げた!
「うふふふふふ」「くすくすくす」
しかし避けられる。
「もう一つ!」
もう片方をさらに投げる。しかし姉妹のどちらにもあたらず、その手前の地面に当たり爆煙をあげた。
「四季! ぼさっとしないで!」
言うや否や走り出す世界・・・
「な! 待て!」
追いかける俺。
「逃げられちゃった」「大丈夫よ新月」「そうだったね」「うふふふふふ」「くすくすくす」
「さぁ世界! 説明しろ!」
現在俺たちは姉妹から離れて、林の中に隠れていた。黒夜の武器化を解除し、世界も髪の色が戻っていた。
「・・・めんどくさい」
「くぉら!」
「あんたこそ説明しなさい」
「・・・めんどくせぇ」
「でしょ?」
「だからって説明しないと進まないだろ!」
「四季のほうから説明して」
「っく!」
数分後・・・
「・・・って訳だ。俺が知ってるのはここまで」
「なるほどね、っで四季は黒夜を助けるために戦ったのね」
「ついでに俺の居場所も守れたらいいなぁ・・・っとか思って」
「四季、私はおまけか?」
「っで世界のターンだぞ?」
「ずっと四季のターン」
「カードゲームなら最強の状態だけど今はお前にターンが回ってもいいから!」
「仕方ない、ざっくりで良い?」
「構わない、時間も無いしな」
「私の一族はあっちの世界の影響で不思議な力を得た。それを使ってあっちの世界と戦うこっちの世界の守護者みたいな物よ」
「なるほどね、時々説明が美味いのはうらやましいと思う。っでお前の力は?」
「私の一族の力は・・・さっきも見たでしょ? そのまんま、炎を操る物よ、炎を実践で使うために《炎舞》と呼ばれる戦闘術も作られたわ」
「なるほどな・・・あらかたの情報交換は終わったな」
「ついでに作戦も立てましょ」
「・・・そうも行かない見たいぜ世界」
何回か体験したせいで体が感覚をつかんだらしい。
目の前の景色が歪んだ。
「ちょっとこれ・・・」
刃と戦った、《間の世界》へと飛ばされた。
景色が戻ってきた。何も変わって無かった。
「うふふふふふ」「くすくすくす」
「敵が来たみたいだな」
林の中から満月と新月が現れた。
「もう一度引いて作戦を・・・」
「そう、やすやすと」「逃がすと思う?」
「残念だが、あきらめるしかなさそうだぞ?」
「ほんとに残念」
最初に動いたのは世界だった。
「炎舞・近戦一ノ型・火車!」
飛龍を放ったときとは違う感じで舞って炎を出現させる。炎はたちまちに大きくなり世界を包んだ。そのまま炎は縦に回転しながら姉妹に突っ込む。
「うふふふふふ」「くすくすくす」
しかし、簡単に避けられた。
「右! 任せた!」
姉妹は避けるときに左右に分かれたので、俺は右に避けたほう、満月に向かって黒夜を使って作った双銃で追撃、世界も新月に追撃する。
「炎舞・近戦二ノ型・双龍炎!(そうりゅうえん)」
世界の両手が龍の形をした炎に包まれる。
「は!」
新月に追撃するも回避され、再び姉妹は合流した。世界も一回下がる。
「やるわね・・・」
「確かにな、ちなみに右が満月、左が新月だ」
「ご丁寧にありがとう」
「うふふふふふ」「くすくすくす」
黒夜をいつもの双剣に戻し構える。
世界が仲間に加わり、第二部が始まった。
そう思った時・・・
「炎舞(えんぶ)・近戦一ノ型(きんせんいちのかた)・火車!(ひぐるま)」
俺の目の前、つまり新月がいた位置に炎が降り注いだ。
「危なかった」「お姉ちゃん大丈夫?」「私は大丈夫よ、新月こそ怪我はない?」「私も大丈夫だよ」「良かった」「くすくすくす」「うふふふふふ」
姉妹の会話が継続している。無事らしい。
『四季! ぼぉっとするな!』
黒夜の声で正気に戻る。目の前の炎に見とれていたのだ。そう、見とれるほど美しい炎だった。しかし、さっきは助けてもらったらしいが、敵か見方かは判別できていない。
後退して距離を稼ぐ。
炎が消えてその中から姿を現したのは・・・
「せ、世界?」
赤と白と言う日本がおめでたい色の組み合わせを基本とした、古きよき風習が消えていく中では見ることすらめずらしい。
巫女装束を着て、髪が真っ赤な火炎のような色をした世界がそこにいた。
「世界? 何でお前が?」
「説明はあと!」
さらに驚くことが、世界が舞い踊ると周りに火炎が出現した。
「炎舞・遠戦(えんせん)一ノ型・飛龍!(ひりゅう)」
世界の周りに出現した炎が世界の両手にに集まり、文字通り投げた!
「うふふふふふ」「くすくすくす」
しかし避けられる。
「もう一つ!」
もう片方をさらに投げる。しかし姉妹のどちらにもあたらず、その手前の地面に当たり爆煙をあげた。
「四季! ぼさっとしないで!」
言うや否や走り出す世界・・・
「な! 待て!」
追いかける俺。
「逃げられちゃった」「大丈夫よ新月」「そうだったね」「うふふふふふ」「くすくすくす」
「さぁ世界! 説明しろ!」
現在俺たちは姉妹から離れて、林の中に隠れていた。黒夜の武器化を解除し、世界も髪の色が戻っていた。
「・・・めんどくさい」
「くぉら!」
「あんたこそ説明しなさい」
「・・・めんどくせぇ」
「でしょ?」
「だからって説明しないと進まないだろ!」
「四季のほうから説明して」
「っく!」
数分後・・・
「・・・って訳だ。俺が知ってるのはここまで」
「なるほどね、っで四季は黒夜を助けるために戦ったのね」
「ついでに俺の居場所も守れたらいいなぁ・・・っとか思って」
「四季、私はおまけか?」
「っで世界のターンだぞ?」
「ずっと四季のターン」
「カードゲームなら最強の状態だけど今はお前にターンが回ってもいいから!」
「仕方ない、ざっくりで良い?」
「構わない、時間も無いしな」
「私の一族はあっちの世界の影響で不思議な力を得た。それを使ってあっちの世界と戦うこっちの世界の守護者みたいな物よ」
「なるほどね、時々説明が美味いのはうらやましいと思う。っでお前の力は?」
「私の一族の力は・・・さっきも見たでしょ? そのまんま、炎を操る物よ、炎を実践で使うために《炎舞》と呼ばれる戦闘術も作られたわ」
「なるほどな・・・あらかたの情報交換は終わったな」
「ついでに作戦も立てましょ」
「・・・そうも行かない見たいぜ世界」
何回か体験したせいで体が感覚をつかんだらしい。
目の前の景色が歪んだ。
「ちょっとこれ・・・」
刃と戦った、《間の世界》へと飛ばされた。
景色が戻ってきた。何も変わって無かった。
「うふふふふふ」「くすくすくす」
「敵が来たみたいだな」
林の中から満月と新月が現れた。
「もう一度引いて作戦を・・・」
「そう、やすやすと」「逃がすと思う?」
「残念だが、あきらめるしかなさそうだぞ?」
「ほんとに残念」
最初に動いたのは世界だった。
「炎舞・近戦一ノ型・火車!」
飛龍を放ったときとは違う感じで舞って炎を出現させる。炎はたちまちに大きくなり世界を包んだ。そのまま炎は縦に回転しながら姉妹に突っ込む。
「うふふふふふ」「くすくすくす」
しかし、簡単に避けられた。
「右! 任せた!」
姉妹は避けるときに左右に分かれたので、俺は右に避けたほう、満月に向かって黒夜を使って作った双銃で追撃、世界も新月に追撃する。
「炎舞・近戦二ノ型・双龍炎!(そうりゅうえん)」
世界の両手が龍の形をした炎に包まれる。
「は!」
新月に追撃するも回避され、再び姉妹は合流した。世界も一回下がる。
「やるわね・・・」
「確かにな、ちなみに右が満月、左が新月だ」
「ご丁寧にありがとう」
「うふふふふふ」「くすくすくす」
黒夜をいつもの双剣に戻し構える。
世界が仲間に加わり、第二部が始まった。
後書き
作者:総 誉 |
投稿日:2010/11/08 19:42 更新日:2011/05/15 20:54 『美少女は危険を連れて来る』の著作権は、すべて作者 総 誉様に属します。 |
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