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作品ID:862
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一緒に居れたら。

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中

前書き・紹介


君の想い。

前の話 目次 次の話







私は次の日、稜哉と一緒に学校に行かなかった。



いつも一緒だということは、私の周りの人たちは皆知ってたから、私が朝一人で歩いていると「今日はいないの??」と何度も声を掛けられた。







私はその声を「・・・・ちょっとね」っと言ってスルーして、いつも通り登校した。







学校の校門に着いた。









「・・・・・・」







私はいったん足をとめた。







私に気付いたそのコは、速足で近づいてきた。









「・・・・・・ドーモ、久しぶり」





沙耶チャンが、低めの声でそう言った。





腕を組んで、私の前に立っていた。

私はそれを何も言わずに通り過ぎようとした。





「待ってよ」





腕をつかまれ、私は後ろを振り返った。





「・・・・・昨日の何??あんた、稜哉の何でもないじゃん。あーゆーの、まじ彼女としてメーワクなんですけど」



「昨日のって」





「知らねーフリしてんじゃねーよ」





沙耶チャンはまわりにこのキャラがバレないように小声で暴言を吐いた。





「知らないフリしてたほうが今のアンタにはいいと思うけど」



「知らないフリ??は??あんなことされといて、知らないフリなんてできるわけないでしょ??」





「離して」





「ヤだ」



「離してっつってんじゃん」





沙耶チャンは離してと言われるとさらに掴んでいる力を強め、私を睨んだ。







「稜哉があんたに振り向いたら・・・・あたし何するかワカンナイよ」







「・・・・・・・・・」







沙耶チャンはそう小さく言って立ち去った。

私は沙耶チャンの後ろ姿をじっと見つめ、その後、何気なく後ろを向いた。







「おい」





「!!!」





視界には、稜哉の姿があった。





「稜哉・・・・・・」





稜哉はゆっくり私に近づいてきた。









     

後書き


作者:はつき
投稿日:2011/08/27 17:59
更新日:2011/08/27 17:59
『一緒に居れたら。』の著作権は、すべて作者 はつき様に属します。

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