蜜雨

其之五十一

※無駄に長いエロ。読み飛ばしても支障なし
※悟空さのパンツオナニー、ヒロイン攻め要素あり






 ふと悟空の下半身になんだかあたたかな違和感が走った。
 重たい目蓋を持ち上げれば、悟空の股の間でいとおしいが徐々に勃ちあがりつつある自身をおいしそうに口に含んでいた。がつんと脳内に衝撃が響き渡るほどの淫猥な光景に悟空の欲棒はさらに雄々しく膨れ上がる。

「あっ……悟空のすご、……あつ、い……」

 はうれしそうに口を開けて深紅の舌を見せつけるように悟空の先っぽをぺろぺろと犬のように夢中で舐め、そのままにゅぷりと亀頭を口に入れてカリ周りをぐるりと舌で一周させると、悟空の腰に快感が突き抜ける。

「ふふふ……きもち? このままに悟空の濃いのちょうだい?」

 妖艶に微笑んだは一気に咽喉の奥まで悟空の怒張を呑み込み、そのまま上下させたり睾丸をぱくりと口に含んで指先で先っぽに刺激を与えながら肉竿をこすりあげたりして悟空の快感を高めていく。最後は悟空を見つめながらの唾液を陰茎に垂らして滑りをよくし、素早く手を動かせばあっという間に吐精してしまった。

「たいへんよくできました」

 恍惚とした表情を浮かべながら、顔にかかった悟空の醜い白濁とした欲を指ですくって口に含んだ。そこにいつもの気高く凛々しいの面影はなく、欲に溺れて品性を欠いた淫魔が降臨していた。

 そこでぶつりと途切れた。

 はっと意識が浮上して目を開ければ、悟空の腕には安らかに眠るがいた。当然悟空の下半身を口にするどころか、手すら伸ばしていない。いつもならば悟空が起きたら気配に敏感なも起きるのだが、昨日の情事がよっぽど疲れたのか泥のように深い眠りについていた(結局あの後二回致した)。だが下着をべっとりと汚していた悟空には好都合であった。おしっこではないにせよ、おもらしをしてまったことにはかわりない。あんな卑猥なを想像して勝手に欲を吐き出してしまった悟空はなんとなくを直視できなくて、なんとかバレずに処理をしてしまおうとを起こさないように布団を抜け出して洗面所へ向かった。



 精液でべたべたのパンツを洗って洗濯機に突っ込むと、カゴに入ったの服が目についた。昨日ここでこのワンピースを脱がしたことを思い出してしまえば、次々と克明に記憶がよみがえってくる。ショーツを下ろすと既にぐっしょりと濡れた秘所が悟空を誘うようにひくついていて、そこに触れればエッチなお汁が悟空の指を汚し、の嬌声が悟空の鼓膜をひりつかせる。

「ッ、ぅ…………くっ……!」

 気がついたら悟空はの着ていたワンピースを手に取ってのにおいを感じながら、のパンツを自身に擦りつけて上下に動かしていた。目を閉じればに包まれている感覚に陥り、より一層悟空を興奮させる。赤黒い男性器に映える白魚のような指先、快楽に溶けた表情、甘やかな声、きめ細かい柔肌、ふるりと揺れる乳房、その頂点にある熟れた突起、ねだるように揺らぐくびれた腰、程よい弾力を持った太腿、蜜をしとどに垂らす秘所、すべてが悟空の脳裏に鮮明に刻まれていた。

「あっ……す、きだ……っ……オラもう……ッッ!!!」

 びりびりと快感が迸り、一気に弾けるとのパンツは悟空の大量の雄汁で昨日以上に濡れていた。

「はっ、はっ……や、べえな……」

 呼吸を整えるように荒く息をもらす悟空は自嘲気味に笑んだ。自身だけでなく、の身に着けてる物にまで欲情し、そしてひとりでひっそりと下劣な私欲で踏み荒らした。そんな背徳感ですら快感に変えてしまえる底なしの色欲がおそろしくもあったが、決して止められそうになかった。の手によって花開いた悟空の性欲は枯れることを知らない。

 結局一度出しただけでは治まらず、自分の精液でぐちょぐちょになったのパンツでもう一度致すと、さすがに少し落ち着いた悟空はのパンツを洗って洗濯機に入れた。ついでにまとめてカゴに入った服を突っ込み、洗剤を入れてスイッチを押す。証拠隠滅というわけだ。
 の家に住むようになって教えてもらったことのひとつが洗濯だった。家事は主にが担っていたが、やり方だけは知っておいてほしいと洗濯の仕方を説明をされていたのだ。まさかここで活きてくるとは誰も思わなかっただろう。

 出すものも出して幾分かすっきりした悟空はいつもの道着に着替えて寝室に戻ると、はすでに体を起こしてはいたが目はまだ半分ほどしか開いていなかった。も悟空も早朝から修行していた時代が長いため、一度起きてしまえばすぐに覚醒する方なのだが、昨日の情事の余韻が残っているのかいまだの意識ははっきりしていないようだ。

「んー……ご、くう……どこいってたの?」

 寝ぼけているは甘えるように自分の前で棒立ちになっている悟空に抱きつくと、ちょうどの顔が悟空の下腹部にきた。薄手の部屋着からはの胸の感触が容易に伝わり、悟空の股間がやわらかくてあたたかい感触に包まれた。

「ん……ん?」

 自分の胸の下でむくむくとなにかが盛り上がってくる。

「今のはおめえがわりい」

 疲労のみえるに気を遣ったのにもかかわらず、そちらから煽ってきたのだ。せっかく落ち着いていた悟空のイチモツはまた元気を取り戻していて、がその事実に気がついたときにはもう手遅れであった。

「んぅ、っ!」

 悟空はの肩を押して布団に仰向けに転がし、そのまま覆いかぶさって荒々しく唇を食んだ。寝起きで力の抜けていたは悟空を簡単に受け入れ、口内を好き勝手に暴れまわる舌に翻弄されていた。激しい口づけをしながらの寝間着を捲りあげると、下着を身に着けていなかった胸がぷるんと無防備に揺れた。

「ひゃっ……!?」

 一気に胸が外気にさらされ、思わず悟空のキスから逃げるように顔を逸らして体をよじると、丁度よく悟空の目の前においしそうなの耳が現れた。躊躇いなくの小さな耳をれろ、と舐め上げて軽く甘噛みをすれば、おもしろいほどの体がビクついた。それに気をよくした悟空はの胸を揉みしだきながら吐息交じりに耳を舐め続けた。

「ぁ、あんっ……は、っ……」

 いきなり悟空に与えられた快楽にはじめは戸惑っていただが、徐々に体の緊張が解けて素直に快感を声に出すようになった。頬を赤く染めてくたりとおとなしくなったの服を完全に脱がし、悟空はの瑞々しい果実を鷲掴みにして感触を楽しむと、すでに硬く勃ちあがっていた突起をぺろりと舐めた。

「んっやぁ、な、め……っ?!」

 キスや耳を舐められてあんなに気持ちよさそうにするのであれば、きっと乳首も舐めたら気持ちいいはずだと悟空の中で図式が成り立っていた。こういう時の悟空の勘はばかにならない。

「きもちーか?」
「ふぅ、んっ……あ、はぁあん!」

 案の定はすぐに甘く声を上げて、問いかけに応えるようにもっともっとと背中を反らして悟空におっぱいを押し付けていた。にねだられた悟空は胸を熱くさせ、片方は指で乳首を厭らしく弄り、もう片方はちゅぱちゅぱと吸いながら突起周りを舌先でくるりと一周させてみたり、ぴたぴたと舌で叩いてみたりと、の反応を楽しみつつ快楽の沼へと誘っていった。

「ご、く……下もっ……下も、触って……?」

 快感のあまり泣きそうな顔で懇願するがとびきり淫猥で、悟空の下半身は暴発しそうであった。それをぐっと堪えて、これから与えられる極楽に期待して腰を揺らしながらも恥じるように閉じてしまったの脚を容赦なく開帳させた。自分自身で下も触ってほしいと誘ったのだが、こうも面と向かってじっとみられると羞恥心は高まるばかりであった。

「やぁっ……そんなみないでよぉ……!」
「へえ……のここ、こんななってんだな……ひくひくしてる」

 開かれた脚の中央で、桃色の花びらが悟空の愛撫を誘うように蜜を出しながら淫らに収縮していた。昨日は悟空もいっぱいいっぱいで、ろくにの性器を見ずにコリコリとしたが気持ちよくなれる花芯を触っていたのだが、今日は既に二度吐精しているからか昨日よりは余裕のある悟空はじっくりとを気持ちよくしてあげてから、自分の猛り狂った下半身をなんとかしてもらおうと考えていた。

「なあ……ここもなめていいか?」
「ぃ、……っあぁあん!!」

 の返事を聞く前に媚肉を広げ、蜜を掬い上げるように舌先で舐めれば鋭い嬌声が響いた。痛かったのかと心配してちらりと目線を上げたが、息を切らしながら劣情に侵されたの熱い眼差しが悟空の目に入るだけであった。どうやらやはりここも舌で刺激すると気持ちがいいようだ。悟空も早く現実のの舌を堪能したいが、欲に負けてはしたなく啼くももっとみたい。

のここ、もっとオラに教えてくれよ」
「ひあ、っん、あっあぁあ!」

 秘豆をぢゅうと吸いながらだらだらと涎を垂らす蜜口に舌を這わせれば、はまともに言葉を発せられない。

「そしたらもっときもちよくなれっだろ?」
「あ゛、ああっ! はぁ、っひぃん!」

 悟空は仕上げとばかりにじゅるじゅるとの愛液を吸い出して口を放すと、は嬌声をあげてぴんと力の入った足先を緩めた。

「はあ……は……っ」
「だいじょうぶか……?」
「ん……悟空……指、かして……」

 あんまり大丈夫ではなさそうなは悟空の手を奪うと、ごつごつと骨ばった中指をぱくりと口に含んだ。あたたかいの口内に包まれた指が今日の夢を彷彿とさせて悟空の情欲を煽る。

「この指をゆっくりここに入れて……?」

 の唾液まみれになった悟空の中指はが導くままに、ぬらぬらと光る蜜壷へとゆっくり挿入された。先ほど舌でかわいがっていた時も舌が沈む場所があったと思ったが、まさかこんな深くまで指が入る場所だとは思わず、ぬぷとのナカに呑み込まれていく指をただただ凝視してしまっていた。しかしの秘口は狭く、悟空の太い指が一本入っただけで異物を押し出そうときゅうきゅう締め付ける。も苦しいのか、少しだけ顔を顰めていた。

「ここは乱暴にすると痛いからゆっくり動かしてね……お腹側に指を曲げて……んんっ!」
「い、いてえのか?!」
「ううん……そこが……きもち、の……」

 うっとりと息を吐き出したは、悟空の頭をやさしく撫でながらそのまま気持ちのいい部分を指の腹でやさしく押すよう言った。悟空が指を丁寧に動かしていくと、だんだんの息がつまったり、甘い吐息をもらしたりして、とろとろと蜜が溢れてきた。そのまま垂れ流されるのはなんだか勿体なくて、悟空は思わずの蜜壷を舌でべろりと舐めて啜った。

「っきゃあぁああ!!」

 悲鳴にも似た甘い声とともにの腰がびくんと痙攣するが、夢中になっている悟空は構わずぴちゃぴちゃと舌を動かして花園を吸いつくし、舌先で叩くように花芯も刺激した。は激しく腰を揺らして快楽を逃がそうとするが、それとは裏腹に悟空の頭を撫でていた手は少々乱暴な手つきでせがむように自らの秘部を悟空の顔に押し付けていた。

「ぁ、……らめ、らめっ……あ゛はあぁぁああ!!」

 あられもない声をあげながらぎゅうと悟空の頭を抱えて太腿で挟み込み、びくびくと腰を震わせて悟空の指を締め上げ、やがてぱたりと全身脱力させた。

「ははっかわいいな。イッちまったんか」
「はあ……っはあ……ばかぁ……」
「かわいいって言ったらまたのナカきゅってしたぞ」
「……っだって……うれしいんだもん……悟空にかわいいって言われるの……」

 は忸怩たる思いを消えそうな声で囁いた。
 長らく男装をしていたは綺麗と称賛されることはあっても、かわいいと言われる機会はあまりなかった。別段そのことに対して特に気にすることもなかったし、自分の顔にそこまでの興味もなければ頓着もしていなかった(ブルマにまた怒られそうだが)。しかしあのぴちぴちギャルもわからないような悟空にかわいいと言われると、どうしようもなく自分の奥底に眠っていた乙女心が呼び起こされるのだ。他の誰でもない、愛する男にかわいいと言われて照れる日がくるとは思わなかったが、はどうにも悟空にかわいいと言われると全力で反応してしまうのだった。要するに、慣れないのだ。かわいいと愛でられるのも、すきだいすきあいしてると甘く囁かれるのも。悟空は平気で口にするが、はその言葉ひとつひとつにときめいて恋焦がれてしまう。そのおかげで天下一武道会で悟空との試合中隙をつくってしまい、負けてしまった。敗因は十分に理解しているつもりだ。

「っ……、キスしてえ……」

 溢れだしたの茹だるような愛情がじわじわと悟空を侵食していく。堪らず悟空も自分の内側からふつふつと湧き上がる火傷しそうなほどの熱量をもった愛を、理性を失った獣のようににぶつけた。

「ふぁ……は……んっ……」

 のナカから指を引き抜いた悟空は、上半身を起こしていたを再び押し倒し、両手の指をしっかりと絡ませて握り合った。も悟空に応えるように握り返すと、悟空は角度を変えてさらに深くの唇を喰らう。を手放すまいと執着するように、身も心も焼き尽くす想いを注ぐように。

「ご、くぅ……すき……だいすきなの……」
「オラも……がすきすぎてどうにかなっちまいそうだ……」

 どうしたらこの想いを伝えられるだろう。この胸が張り裂けて、愛が濁流を起こして溺れても、足りない。ぜんぜん足りない。出てくるのは陳腐な言葉ばかりで、せつなくて涙が溢れそうだ。

「私も悟空をあいしたい……私できもちよくなって……?」

 言葉だけじゃなくて、も悟空のように全身を愛してあげたい。
 今度はが悟空を押し倒し、いとおしそうに目を細めて額や頬にやさしくキスを落として唇に吸いついた。ぴちゃぴちゃと互いの舌を絡ませて粘液を交換し合うと、悟空の道着の腰紐を緩め、上衣をたくし上げてそのまま脱がせる。上半身裸となった悟空なんて見慣れているはずなのに、はなす術もなく欲情してしまっていた。鍛え上げられた頑健な肉体のあちこちにあるこの傷跡もあの傷跡も、すべて悟空が武道家として歩んできた軌跡だと思うと慈しみたくなる。もっと愛してあげたいとは唇で首筋を辿って舌で舐め上げ、自分の勃起した乳首を悟空の屈強な胸板に押し付けながら、ちゅっちゅと傷跡にもキスを落としながら、悟空にも見えるように鎖骨下あたりをぢゅと強めに吸うと、悟空の背筋に甘い痺れが走った。

「っ!?」
「私の悟空だってしるし」

 悟空の肌に咲いた赤い花弁を撫でながら微笑むは酷く艶やかで、嫌でもあの夢を思い出してしまい、悟空の剛直がまた脈を打った。ひくりと腰の動いた悟空を見逃さなかったは、硬度を増した怒張を膝でそわりそわりと下から上に撫で上げ、悟空の乳首をちろちろと舌先で刺激した。目の前で繰り広げられる淫行は夢なんかよりも強烈に悟空の肉欲を昂らせ、流れる血液が沸騰してしまったかのように全身を熱くさせた。

「はぁ……っ…………!」
「ふふ……悟空かわいい……」
「っく…………うっ!!」

 気持ちよさそうな悟空にはうれしくなると、舌を尖らせて筋肉の凹凸を確かめるように滑らせ、空いた手で服の上から悟空の膨れ上がった陰嚢をやさしく揉みこむ。そのまま肉竿を何回か擦ると、悟空はそれだけで果ててしまった。我慢に我慢を重ねた結果だろう。窮屈そうな服の中で精子を飛ばし、獣のように息を吐き出していた。

「はあっ……はあっ……オラ……もっとがほしい……」
「うん……もっと私を味わって……」

 いまだ興奮が収まらない悟空の熱根を下衣から丁寧に取り出すと、一度出したはずなのにまだまだ元気に反り返っていた。服を完全に脱がしてところどころに付着している悟空の練乳を利用し、がずりゅっずりゅっと何回か扱けば完全に復活してしまった。

「私も悟空のなめてあげるからね……」

 さらりとこぼれた艶やかな髪を耳に掛けながら、のうつくしい顔が血管の浮き出た規格外に大きいグロテスクな肉棒に近づき、その小さく可憐な口に含んだ。あの高潔ながこんなにもはしたなく欲望を剥き出しにする姿など誰が想像しただろう。すべてを悟空に差し出し、悟空で汚れていくに支配欲が満たされると同時に、いとおしくて堪らなくなる。自分の股間に顔を埋めて一生懸命奉仕するの頭を労わるように撫でてあげれば、応えるように口を窄めて激しく悟空の陰茎を吸い上げた。

「っ……ふ、ぅ……!」
「きもちい……?」

 普段穏やかな顔をしている悟空が悩まし気に眉根を寄せている顔は酷く色っぽい。貴重な悟空を見上げながら先っぽをちろちろと赤い舌を出しながら舐めると、悟空の男らしい喉仏が大きく上下した。どうやら欲情しているのはだけではないようだ。はさらに悟空を追い込もうと、裏筋をねっとりと舐めたりつつつと舌先でやさしく触れたり、肉竿を奥まで咥えこむと襲い掛かるあまりの快感に悟空が限界だと声をあげた。

「あぁッ……も、……イキそ、だ……っ!!」
「んっんん゛!!?」

 悟空がの喉奥に打ちつけるように頭を押さえつけて腰をがつんと動かせば、は苦しそうな声をあげて悟空を押し返そうとしたが、当然悟空の力にかなうはずもなく、そのまま大量の精液がびゅるるると無遠慮に口内に放たれた。射精し終えた悟空が我に返って力が緩まると、は少しだけ萎んだ悟空の肉茎から口を放して咳き込んでしまった。

「っかは、はっ、はあ……ごほっ……ぅえ……っ!」
「わっわりい!! 苦しかったよな、オラ自分でもおさえがきかなくて……!」
「ご、くうの……太くて大きいし……いっぱい濃いのだすんだもん……」

 いまだに噎せて苦しそうな顔をしているに確かに罪悪感は生まれたのだが、自分の吐き出したミルクを口の端から垂らしてびっくりしちゃったと苦笑をもらすを見たらすべてふっとんだ。

「今のはおめえがわりい」

 そして振り出しに戻る。
 洗濯機はとっくに終わりを告げていた。






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