作者 | 五十嵐 正邦 | ![]() |
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作者HP | ||||
掲載誌 | 週刊少年マガジン(講談社) | |||
単行本数 | 13巻(連載終了) | |||
Wikipedia | 川柳少女 | |||
アニメ | アニメ公式 | |||
チャート | ![]() |
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内容 |
言いたいことは5・7・5の川柳で話す少女「雪白 七々子」らを中心とした日常を描くハイスクールコメディ。 彼女が思いを寄せる強面だが気の優しい元ヤンキー「毒島 エイジ」、部長で他人の恋愛大好きな「片桐 アマネ」と文芸部での活動を描いているが、非常にコメディ要素が強いラブコメで描かれている。 主人公の七々子に「短冊に川柳を描いて会話をする」という設定があることが最大の要素となっている他、多くのキャラクターに強い個性がありそれが強力なネタを生み出している。 また、ラブコメの「ラブ」の要素も多分に含んでおり、見た目とは裏腹にエイジに対して積極的にアピールする七々子の姿や、(七々子/エイジ共に)相手の気持ちを偶然聞いてしまい悶絶する姿などがよく描かれる。 週刊誌での連載のため単行本の刊行が非常に早く、2016年10月の連載開始にも関わらず2019年3月には早くも8巻が出るというハイペースであり、加えて同年4月にアニメもスタートするなど非常に勢いのある作品。 |
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感想 |
改めて、「マガジンの4コマはレベルが高い!」と再確認させられた作品です。 ツイ4でゲスト掲載されていたのがきっかけで読み始めたのですが、はっきり言ってレベルが高いです。 当サイトの審査基準の大半は「笑い」に凝縮されています。 そのサイトで高評価ということは、そういうことです。 七々子、言葉は発さずに短冊に川柳で会話をするため寡黙に見えますが、割と(川柳で)多弁で、エイジに対してもグイグイいっています。 それでもくどくならないのはこの「川柳で会話」という設定によるものなのでしょうか。 また、非常に表情もはっきりしていて、特に笑顔が多いです。表情の変化を見るだけでも面白いです。 ラブコメの特に「ラブ」や可愛らしさについては彼女の魅力によるところが大きいです。 個人的にはアマネ部長がツボ♪ 物語のきっかけの多くは彼女発信であることが多く、ツッコミかつ自らもかなりのボケ体質。 つまり、この部だけではなく物語を纏めている立場にいるのです。 しかもそのボケのパンチ力たるや・・・めっさ強力です。 ラブコメの「コメ」や物語の導入という重要どころは彼女の力が大きいです。 いや、割と他のメンバーもかなりボケていますが。 この作品、日常系でありながらボケの角度がめっさ鋭角なのでめさめさ強いです。 最初は割とよくあるタイプの作品かな?と思っていたのですが、読めば読むほど「この作品でないとできねぇ笑いやわ」というのがどんどん放り込まれてきます。 出会えてよかった。本気でそう思える作品です。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2017年4月17日 ・2巻:2017年7月14日 ・3巻:2017年10月17日 ・4巻:2018年2月16日 ・5巻:2018年6月15日 ・6巻:2018年9月14日 ・7巻:2018年12月17日 ・8巻:2019年3月15日 ・9巻:2019年6月17日 ・10巻:2019年7月17日 ・11巻:2019年10月17日 ・12巻:2020年2月17日 ・13巻:2020年6月17日 |
試し読み |
pixivコミック マガポケ |
関連項目 | ●ジャンル |
・アニメ化 ・ロングセラー ・ラブコメ |
●チャート | ・万人ウケ(高い) |
●データ |
・作品の舞台 ・資格(普通自動車運転免許) |
●作品研究 | ||
●作者別 | ●各巻感想 |