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作品ID:1906
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俺のリアルゲーム日誌

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 連載中

前書き・紹介


第八話 洞窟に潜むボス

前の話 目次 次の話

いつまで寝ていたのだろうか。
腕時計を見る。1月13日。ゲームをすると時間の流れが早く感じられる。
俺は斉藤と後藤を起こした。
お供たちは寝ていない。

俺「メタルガルム、さっき言ってたおススメスポットに案内してくれ。」
メタルガルム「はい。では乗って下さい。」

俺たちはそれぞれのお供に乗り、おススメスポットに案内された。

そこは、真昼なのに夜中のような暗さで、天井から地下水が流れているようにも見える。

メタルガルム「ここです。東京第二洞窟」
後藤「なぜ、闘技場も、今回の洞窟も『東京第二』ってつくんだ?」
メタルガルム「それは、今回あなたたちをここに呼んだ理由とも関係しています。」
俺「結局なんなんだ。」
メタルガルム「はい。このゲームでは、日本を都道府県、さらにその都道府県をそれぞれ3つの区に分けています。そして、他の区には、自分の区のボスを倒すか、大会などの特別な用事がない限り、行くことができません。」
俺「なるほど、この洞窟に、第二区のボスがいるわけか。」
メタルガルム「そうです。」

土蜘蛛「だが、ボスと戦うためには、門番を倒さなければいけないがな。」
俺「よし、斉藤、後藤、ついてこい!」

斉藤・後藤「おう!」

洞窟に入ると、まず蛇のような敵がいた。

”バジリスク レベル5”

俺たちは、早くボスと戦いたい一心で、バジリスクを土蜘蛛とブラッドクラーケンにまかせ、奥へ進んでいった。

次は…

”ハナアルキ レベル6”

俺「まかせたぞ、メタルガルム、後藤、斉藤!」

俺は一人でさらに奥へと進む。

来た。これがボス…

さっきのバジリスクの進化形みたいな蛇で、さっきの倍ほどの大きさ。

”真紅のバジリスク レベル10”

よし。
まずはメタルビームから。
俺はメタルビームを放った。
しかし相手は動じない。

タブレットに何か表示された。

”レベルアップ 10→15”

”装備ゲット 蛇の剣 (武器・両手・火)”

”お供の抽選は洞窟を出てから行います”

そうか。お供であるブラッドクラーケンが倒した分は俺の経験値になるんだ。

敵を倒して、お供、そして斉藤、後藤がかけつけてきた。

斉藤「レベル13になったぜ!」
後藤「僕はレベル8です。」

斉藤「これがボスだな。」
俺「真紅のバジリスク。さっきのバジリスクの進化形っぽい。」

斉藤「これがレベル13の力だ!」

斉藤が飛びかかった。
そのとたん、真紅のバジリスクの後ろから、バジリスクが数匹現れた。

斉藤「なんだと?」

真紅のバジリスク「ははは。私はバジリスクを無限に召喚できる。さあ、私の餌食になるがよい。」

後藤「何かいい策はないか…」

後書き


作者:ある住民
投稿日:2017/01/13 09:47
更新日:2017/01/13 09:47
『俺のリアルゲーム日誌』の著作権は、すべて作者 ある住民様に属します。

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