ヘルツォーク、選ばれた人物らの集団の事。それぞれ色の異名がある。
ガイラス「珍しいなセージュ。お前が全員を集めるなんて…面白くねぇことなら
俺は帰るからな」
貴方ならそう言うと予想はしていましたよ。心の中でセージュは
呟く。短気な人物程、分かりやすい人物はいないかもしれない。
セージュ「いいえ貴方でも楽しめるゲームですよ」
穏やかな笑みを浮かべる。やはりこの言葉に食いついてきた。
セージュ「ルーチェ・オネスト、人間でありながら魔物を統べる少女
気になりませんか?彼女を使ったゲームです」
エレイア「趣味が悪いわね」
リアン「同感だけど僕的にも彼女には興味があるんだよね個人的に
調べさせてもらうよ」
アリア「私もエレイアさんと同感です。なのでそのゲームには参加しません」
そう言ってアリアとリアンは席を立つ。
セージュ「仕方ありませんね」

オネスト、その町には既にアリアがやってきていた。
ルーチェ「ヘルツォーク?」
アリア「はい、この世でかなり高い力を持つ人物集団です。全員の異名には
色の名前が入っています。青い知性、赤い暴竜、紫の仮面、緑の魔術師、
そして私は黄色の巫女姫と言う異名を持っています」
アカツキ「で、アンタは何をするためにここに来たんだ」
アリア「私をここに住まわせてくれませんか?」
驚いた。ヘルツォークの一人をこの町に住まわせることに。
シルバ「待ってください。理由は何故…」
アリア「既に予知能力で私がこの町に住むことは知っていました。
ルーチェさん貴女の事も皆さんの事も知っていました。私の能力は
役に立てるはずです。もう既に一つ予知したことがあります」
モモカ「もう予知を…一体どんな?」
アリア「赤い暴竜ガイラスを手懐け紫の仮面セージュと対峙することを」