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作品ID:2261
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キラとレグル

小説の属性:一般小説 / 異世界ファンタジー / 批評希望 / 初投稿・初心者 / R-15 / 連載中

前書き・紹介

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砂嵐

前の話 目次 次の話

 村を出て六日目。もうすっかり砂漠にも慣れたキラは、余裕の面持ちでラクダに揺られていた。風景は再び砂だらけの景色へと変わっていた。風に煽られて出来た巨大な小山のような砂丘が、まるで大波のようにうねっている。文字通り、広い青空と大量の褐色の砂以外何もなかった。生命の気配はキラ達だけだった。こんなところに一日でも一人で居れば、気が狂うのではないかと思われた。
 
「まるでこの世の果てね」
 
余りの広大さと何も無さに、キラは思わず呟いた。
 
 ずっと晴天が続いていたが、遠くの空が茶色く濁っているのが見えた。
 
「雨でも降っているのかしら?」
 
キラは呑気に考えた。
 
「皆ラクダを降りろ!」
 
マーニーが叫んだ。マーニーはラクダを円形に並んで座らせると、
 
「砂嵐だ。皆でラクダの円陣の中に入って、座るんだ」
 
と皆を集めた。キラも座り込むと、
 
「通りすぎるのを待つしかない。嵐が来たら、目と口をとじてじっとしているんだぞ」
 
と肩を叩いた。砂嵐はもうそこまで迫っている。大気が薄茶色に染まり、風が唸りを上げていた。キラの胸はドキドキし始めた。心臓の音が外にまで響くのではないかと思われた。遂に恐ろしい勢いで強風が砂を巻き上げ、キラ達を襲った。豪々と風が吹き付ける。細かい砂粒が顔を叩き付けるので、ヒリヒリと傷む。言われた通り目を閉じ、口をつぐんだキラは、生きた心地がしなかった。ひたすらじっと耐えていると、コンッと何かがキラの体に当たった。痛くはなかったが、不思議に思って手探りでそれを掴み、嵐が通りすぎるのを待った。
 
「もう目を開けて良いぞ」
 
マーニーがキラの肩を揺すった。嵐は通りすぎていた。キラは先程の何かを改めて見てみた。それは巨大な香色《こういろ》の鱗の様だった。砂漠に鱗? キラは首を傾げた。
 
「マーニー。これは何かしら?」
 
キラはマーニーにそれを見せた。
 
「ふーむ。鱗の様だが、こんなに大きな物は私も見たことが無いな。まあ、珍しいものには違いないから、大事に取っておくと良い」
 
キラはポケットにそれをしまった。
 
 

後書き

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作者:コツリス
投稿日:2020/02/05 20:00
更新日:2020/02/05 20:00
『キラとレグル』の著作権は、すべて作者 コツリス様に属します。

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