作品ID:379
あなたの読了ステータス
(読了ボタン正常)一般ユーザと認識
「ストーリー・オブ・ジャスティス」を読み始めました。
読了ステータス(人数)
読了(174)・読中(0)・読止(1)・一般PV数(691)
読了した住民(一般ユーザは含まれません)
ストーリー・オブ・ジャスティス
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
序章
目次 | 次の話 |
私は父上の前にいる。
「まだ荒れているのか、リノ。いい加減諦めなさい。お前はこの国の王女なんだぞ」
それだけ言って父上は奥に入っていった。
「分かってる、そんなことぐらい」
私は誰にも聞こえないような小声で呟いていた。
私は部屋へ戻り、ドレスからラフな服へと着替えた。
「父上はいつもそればっかり。いい加減聞き飽きちゃうわ」
私はいつもこんな毎日を過ごしていた。
ふと部屋を見回してみたら、世界地図に目が入ったの。
「改めて見てみると、世界って広いわね?」
そんな感想を抱いていた。
「私たちの住んでいるグランドパレスはここ、一番近い街はっと・・・」
そこには、『ガルイ』と書いてあった。
「ここはどんな街なのかしら・・・」
そう思い私は決心した。
「よし、この王国を出よう!」
ここから、私のストーリーが始まったの。
☆☆☆
いつでも旅に出られるように、ドレスの下にはラフな格好をして過ごしていたわ。
「リノ様、夕食の時間でございます」
クリスチャンがそう言って部屋に来た。
「分かったわ、少ししたら行くから先に行っててちょうだい」
そう言うと、クリスチャンは静かに扉を閉めた。
「ふふ・・・どうやら下に着ている服はバレていないようね」
そして夕食のため、1階に降りて行ったわ。
???夕食後???
「さて、旅の用意をしなきゃ・・・」
そういうと私はやや大きめのバッグを取り出した。
「え?っと世界地図にお金、替えの着替えに・・・」
私は旅に必要と思われる物をバッグに詰めていった。
「方位磁石に、あっ、忘れるところだった!」
そう言って母上の写真が入ったロケットを手に取ったの。
「母上、私は旅に出ます。どうか見守っていて・・・」
そんな願いをかけながら首に下げたわ。
そんなことをしていたら、いつの間にか時間は深夜。
クリスチャンが私の部屋の前に来て言ったわ。
「リノ様、もう夜はふけています。寝る時間ですよ」
「分かったわ。お休み、クリスチャン」
「お休みなさい、リノ様」
そう言って私は旅の支度を終えて、ベッドに入った。
☆☆☆
旅の仕度を終えた私は、王宮の警備を確認したわ。
「う?ん、やっぱり夜は警備が硬いわね・・・」
双眼鏡片手に外を見回す私。
外をよく見渡すと、一箇所だけ、警備が薄いところがあったわ。
「よし、あそこからなら・・・」
でも、警備が薄い理由はひとつだけ。
それは出入り口がないから。
でも私はどうにかして外にでなければならなかったの。
「あそこに一番近い出入り口は・・・」
王宮の断面図と設計図を見てみたわ。
「一番近いのは厨房裏かぁ・・・よし、そこからなら・・・」
そう言って部屋を抜け出したの。
???30分後???
「ふう。ようやくここまで来れたわね・・・」
私は王宮内の警備を潜り抜けてやっと厨房までたどり着いたわ。
「よし、誰もいないわね・・・」
出入り口から周りを見回してみると、やっぱるここは警備が薄かったわ。
「まさかこんなところから進入する輩なんていないでしょうからね・・・」
そんな独り言を呟きつつも、私は王宮の外に出て、ガルイの街へと続く街道へと向かったの。
☆☆☆
???王宮???
「リノ様ーーどこにいらっしゃるのですかーー」
「王宮内にはいないみたいだ」
「近郊を探せ!遠くには行ってないはずだ」
???街道???
「ここからは、道に沿っていけばいいのよね・・・」
私はがそんなことを呟いていると、
「リノ様ーーー、リノ様ーーー」
どこからかそんな声が聞こえてきたの。
「もうバレちゃったのかしら・・・急がなきゃね・・・」
そう自分に言い聞かせて、早足で街道を進んで行ったわ。
???王宮???
「どうやら王宮にはいらっしゃらないようです」
「王様、どうなされますか?」
「うーむ、もう少ししたら決断をする。しばし待っておれ」
「かしこまりました」
☆☆☆
私は街道を早足ぎみで進んで言ったわ。
「そろそろ着いてもいいんだけど・・・」
その頃、私はロクに運動することもなかったから体力がなくて疲れたわ。
顔を上げて双眼鏡を覗くと、確かに街は見える。
だけど私は、街道を進むだけでここまで疲れるとは思っていなかったの。
『もう少しだから、頑張ろう・・・』
そう心に言って、また一歩進みだしたわ。
???30分後???
「やっと街の前にたどり着けたわ・・・」
時刻は夕暮れ頃になってしまっていたわ。
だけど、そこは人で賑わっている、柔らかい雰囲気の街だったの。
「さあ!今日は安売りの日だよ!」
そう店の店主が言うと、直後に人で埋め尽くされるほどだったもの。
「お嬢さん、街の中には入らないのかい?」
急に背後から声が聞こえたから、私は一瞬硬直してしまったわ。
「あ、入ります。すみません」
「?どうしてあやまるんだい?」
そう言われると顔が真っ赤になるほど恥ずかしくなったの。
街へ入ると急いで宿を見つけて、今日のことを日記に書いたわ。
「今日だけでいろいろなことがあったわね・・・」
外を見るとすっかり夜。日記も書き終わった私は寝ることにしたの。
「おやすみなさい、母上」
そう言って私は眠り始めたの。
「まだ荒れているのか、リノ。いい加減諦めなさい。お前はこの国の王女なんだぞ」
それだけ言って父上は奥に入っていった。
「分かってる、そんなことぐらい」
私は誰にも聞こえないような小声で呟いていた。
私は部屋へ戻り、ドレスからラフな服へと着替えた。
「父上はいつもそればっかり。いい加減聞き飽きちゃうわ」
私はいつもこんな毎日を過ごしていた。
ふと部屋を見回してみたら、世界地図に目が入ったの。
「改めて見てみると、世界って広いわね?」
そんな感想を抱いていた。
「私たちの住んでいるグランドパレスはここ、一番近い街はっと・・・」
そこには、『ガルイ』と書いてあった。
「ここはどんな街なのかしら・・・」
そう思い私は決心した。
「よし、この王国を出よう!」
ここから、私のストーリーが始まったの。
☆☆☆
いつでも旅に出られるように、ドレスの下にはラフな格好をして過ごしていたわ。
「リノ様、夕食の時間でございます」
クリスチャンがそう言って部屋に来た。
「分かったわ、少ししたら行くから先に行っててちょうだい」
そう言うと、クリスチャンは静かに扉を閉めた。
「ふふ・・・どうやら下に着ている服はバレていないようね」
そして夕食のため、1階に降りて行ったわ。
???夕食後???
「さて、旅の用意をしなきゃ・・・」
そういうと私はやや大きめのバッグを取り出した。
「え?っと世界地図にお金、替えの着替えに・・・」
私は旅に必要と思われる物をバッグに詰めていった。
「方位磁石に、あっ、忘れるところだった!」
そう言って母上の写真が入ったロケットを手に取ったの。
「母上、私は旅に出ます。どうか見守っていて・・・」
そんな願いをかけながら首に下げたわ。
そんなことをしていたら、いつの間にか時間は深夜。
クリスチャンが私の部屋の前に来て言ったわ。
「リノ様、もう夜はふけています。寝る時間ですよ」
「分かったわ。お休み、クリスチャン」
「お休みなさい、リノ様」
そう言って私は旅の支度を終えて、ベッドに入った。
☆☆☆
旅の仕度を終えた私は、王宮の警備を確認したわ。
「う?ん、やっぱり夜は警備が硬いわね・・・」
双眼鏡片手に外を見回す私。
外をよく見渡すと、一箇所だけ、警備が薄いところがあったわ。
「よし、あそこからなら・・・」
でも、警備が薄い理由はひとつだけ。
それは出入り口がないから。
でも私はどうにかして外にでなければならなかったの。
「あそこに一番近い出入り口は・・・」
王宮の断面図と設計図を見てみたわ。
「一番近いのは厨房裏かぁ・・・よし、そこからなら・・・」
そう言って部屋を抜け出したの。
???30分後???
「ふう。ようやくここまで来れたわね・・・」
私は王宮内の警備を潜り抜けてやっと厨房までたどり着いたわ。
「よし、誰もいないわね・・・」
出入り口から周りを見回してみると、やっぱるここは警備が薄かったわ。
「まさかこんなところから進入する輩なんていないでしょうからね・・・」
そんな独り言を呟きつつも、私は王宮の外に出て、ガルイの街へと続く街道へと向かったの。
☆☆☆
???王宮???
「リノ様ーーどこにいらっしゃるのですかーー」
「王宮内にはいないみたいだ」
「近郊を探せ!遠くには行ってないはずだ」
???街道???
「ここからは、道に沿っていけばいいのよね・・・」
私はがそんなことを呟いていると、
「リノ様ーーー、リノ様ーーー」
どこからかそんな声が聞こえてきたの。
「もうバレちゃったのかしら・・・急がなきゃね・・・」
そう自分に言い聞かせて、早足で街道を進んで行ったわ。
???王宮???
「どうやら王宮にはいらっしゃらないようです」
「王様、どうなされますか?」
「うーむ、もう少ししたら決断をする。しばし待っておれ」
「かしこまりました」
☆☆☆
私は街道を早足ぎみで進んで言ったわ。
「そろそろ着いてもいいんだけど・・・」
その頃、私はロクに運動することもなかったから体力がなくて疲れたわ。
顔を上げて双眼鏡を覗くと、確かに街は見える。
だけど私は、街道を進むだけでここまで疲れるとは思っていなかったの。
『もう少しだから、頑張ろう・・・』
そう心に言って、また一歩進みだしたわ。
???30分後???
「やっと街の前にたどり着けたわ・・・」
時刻は夕暮れ頃になってしまっていたわ。
だけど、そこは人で賑わっている、柔らかい雰囲気の街だったの。
「さあ!今日は安売りの日だよ!」
そう店の店主が言うと、直後に人で埋め尽くされるほどだったもの。
「お嬢さん、街の中には入らないのかい?」
急に背後から声が聞こえたから、私は一瞬硬直してしまったわ。
「あ、入ります。すみません」
「?どうしてあやまるんだい?」
そう言われると顔が真っ赤になるほど恥ずかしくなったの。
街へ入ると急いで宿を見つけて、今日のことを日記に書いたわ。
「今日だけでいろいろなことがあったわね・・・」
外を見るとすっかり夜。日記も書き終わった私は寝ることにしたの。
「おやすみなさい、母上」
そう言って私は眠り始めたの。
後書き
作者:ルカナ |
投稿日:2010/10/07 14:01 更新日:2010/10/24 00:27 『ストーリー・オブ・ジャスティス』の著作権は、すべて作者 ルカナ様に属します。 |
目次 | 次の話 |
読了ボタン