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六周年にあたって

「笑本・5年目の大改修」が完了し、本業も忙しいということでこの1年としては大きな動きはできませんでした。
サイトとしてはレビュー数がめでたく300本を超えた!ということでしょうか。
まさかここまで続くとは思っていませんでした。

4コマ界としては昨年の大激動のような大きな変化もなく、比較的安定した1年だった印象です。
特に萌え4コマの代表格であるきららは入れ替わりが激しいのが特徴ですが、中堅/ベテラン勢の入れ替わりがほとんどなかったように感じます(新人さんの回転は速いですが)。
一方でぱれっとにはVol.1以来の約10年ぶりとなる岬下部せすな先生が「かさねインテグラる」で降臨!
4コマとしても「えすぴー都見参!」以来、約4年ぶり。
コマ割りでバリバリ活躍されてらっしゃいましたが、さらに力をつけて4コマに復帰されました。

一般4コマ誌でもそこまで大きな動きはなかったかな?
ベテラン勢は相変わらず安定して連載を伸ばしています。
その一方で「ねーちゃんとオレと、ときどき先生。」のTOもえ先生や「白衣さんとロボ」柴先生、といった新人さんたちも順調に育っていますね。
4コマ誌だけでなく、最近紹介したばかりの「吸血バイト霧島くん」や「野獣先生のメイドさん」といった一般誌(Web含む)にもニューカマーがザクザク。
作品を発表する場が増えたことで多数の作品が出ているというのもありますね。
雑誌でもきららとキューンだけでも相当な単行本が毎月出ていますし。
『4コママイスター』なんて名乗っていますが、正直現在連載されている作品だけでも追い付いていないのが現状です。それくらい作品が多いです。
その中で感じているのは、画力のインフレが凄い!という点。
「初連載!」や「オリジナルは初めて!」という作家さんなのに、その時点で画力がべらぼうに高いことが多いです。
競争が激しいとはいえ、スタートの基準が高くなっている気がします。

一方できらら姉妹誌で新しく始まった作品群は今まで以上に競争が激しくなっているのですが、「似た作品」「空気重視でオチが弱い作品」がさらに増えている印象。
混戦状態の中でいかにレギュラーを獲得するか正直難しいのではないかという状況です。
実際、3巻以上続く作品はなかなか出てきませんね。大半が続いても2巻まで。その後、新作での再登場は無い場合がほとんど。
厳しい世界です。
ですので、個人的には「3巻以上継続」「2作品以上単行本化」の時点で4コマ作家としては成功者だと思っています。
その中で個性爆発であったきららの「神様とクインテット」が終了するのは残念でならないですね。
これくらいインパクトのある作品が続いてくれることを願っています。
やっぱり積極的に笑いを取る作品がもっと欲しいですし。
ウチのサイトは「“笑いに着目した”4コマ総合ファンサイト」ですので!

そして、忘れちゃならねぇのが、ついに!千葉の4コマ王・重野なおき先生の作品がアニメ化!
「信長の忍び」が地上波に登場です!
多数のヒット作を抱える4コマ界の大御所の作品がついに動く!ということで個人的に嬉しいです♪
若手の作品がアニメ化される傾向にある中、こうやってベテランの作品がアニメ化されると、「あの先生の作品も・・・?」と期待してしまいますしね。

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