1. トップ
  2. 著作権について

著作権について

●基本的な考え方と著作権とは
当サイトでは4コマ作品の紹介を行っており、その中で、作品内の文章・画像を一部使用しております。
作品には例外なく著作権があり、本サイトでは「引用」という形で使用させて頂いております。
なお、引用とは『著作権法第32条』にて定義されており、
『公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、
かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。』
とあります。
本サイトでの使用につきましては、「引用」に該当し、正当な使用の範囲であると認識しております。
『著作権法』につきましては、社団法人 著作権情報センターをご参考下さい(三十二条が引用についてです。また、四十八条が引用の出所の明示についてです)。

また、メジカルビュー社によりますと、『「引用」利用のできる場合:許諾不要』として以下の条件が挙げられております。

1.その著作物が既に公表されていること。
2.引用部分が明瞭に区分されていること。
3.引用しようとする文章,図・表の量が客観的に見て正当な範囲であること。
4.原形のまま掲載すること
5.原著者の名誉や声望を害したり,原著者の意図に反した利用法をしないこと。
6.出所(出典)を明示すること。

当サイトでは
1.既刊のコミックスを対象としております
2.引用部分はそれと分かるように明示しております
3.引用部分は必要な量に留めております
4.加工・改編は一切行いません
5.誓ってそのような事は行いません
6.引用箇所のすぐ側に明記しております

他に、以下のサイトが著作権と引用についての参考になるページです。
「引用」と「転載」の違いについて | Knotworking.biz〜ベンチャー・ITで働く人のための知財・労働法等の法務情報、ビジネス情報サイト
正しく引用するためには−1.明瞭区別性と主従関係 | Knotworking.biz〜ベンチャー・ITで働く人のための知財・労働法等の法務情報、ビジネス情報サイト

過去の著作権の判例・事例による考察をしてみますと、
最高裁判所昭和55年3月28日判決によりますと、
『適切な引用とは「紹介、参照、論評その他の目的で著作物中に他人の著作物の原則として一部を採録すること」』
とあります。
当サイトでは作品の「紹介・論評」を目的とし、作品の「一部」を採録しております。
また、脱ゴーマニズム宣言事件によって、漫画における引用の認められる範囲が明確になっております。

とはいえ、出版においては引用の範囲であっても出版社側の許可を取る事が慣例となっております(後に問題が出た場合、出版の差し止めや回収などの問題が発生するためと思われます)。
私の考えとしましても「作者様・出版社様に対しては可能な限り、出来る限りのことをしたい」と考えておりますので(「読ませて頂いている立場」という考えですので)、出版社様などへの確認を行い、問題がないことを確認の上での引用を基本とさせて頂いております。

●「行事おりおりっ!」における文章の引用について
「四季おりおりっ!」のコーナー、「行事おりおりっ!」につきましては、作品内の文章について、出版社である一迅社様、作者の稲城あさね先生より引用に問題がない事をご確認頂いた上で、引用させて頂いております。
これにつきましても、当然上記の項目に反する使用は行わず、あくまでも私の作成する文章を“主”とし、引用部分を“従”とするよう心掛け、「引用」の範囲を超えないようにしております。

●竹書房様作品の引用について
竹書房様にサンプルを提出後、その方法での使用に問題が無いことを確認済みです。
また、引用ページ作成後、作者様への連絡を行っております。

●双葉社様作品の引用について
各作品毎にサンプルページを作成後、双葉社様に確認をして頂いた後に公開をしております。
また、引用ページ作成後、作者様への連絡を行っております。

●芳文社様作品の引用について
電話で直接ご確認をしたところ、以下のような回答がありました。
・法的には「引用」であれば問題はないが、引用の範囲かどうかは判断が必要。
・そのため個別に「引用」に当たるかどうかを確認する必要がある。
・社の方針として、「転載」(引用ではない)は認めていないため、確認する部署が無い(=社として判断できない)。
・最終的に、司法の判断となるが、そういう場に持ち込む事は避けたい。
ということで、「合法ではあるが、出来れば避けてほしい」との回答でした。
当サイトでも「引用」範囲であることは他社様で実証済みではありますが、芳文社様の意向を尊重し、芳文社様の著作物での引用は避ける方針と致します。
 ※上記の通り、芳文社様から引用自体について“NO”を出されたのではなく、「私の判断で引用をしない」決定をしております。
  芳文社様が著作権上の「引用」の権利について“NO”を出しているわけではありません。

●版元ドットコム様について
個人的に許可をとっている引用以外については版元ドットコム様より書影を使用させていただいています。
各出版社が自社の本の宣伝やオンライン書店での利用に自由に使って良いという契約をして出版業界の共通のデータベースに登録しており、版元ドットコム様もそれを使用されているためです。


年月日 アクション
2010年11月4日 「行事おりおりっ!」における文章の引用に問題がないかを一迅社様に確認
2010年11月6日 一迅社様より問題がない旨の回答
2010年11月17日 作者の稲城あさね先生より文章の引用許可を取得・引用開始
2011年1月3日 一迅社様に画像引用の確認をして頂くためのサンプルページ作成
2011年1月4日 一迅社様に画像引用に問題がないかを確認依頼
2011年1月16日 未回答のため、一迅社様に再度確認依頼
2011年1月19日 「当サイトにおける著作権の考え方」を記載
2011年1月23日 芳文社様確認用サンプルページの作成
2011年1月24日 芳文社様に画像引用に問題がないかを確認依頼
2011年2月7日 一迅社様・芳文社様に再度確認依頼
2011年2月21日 「著作権上問題があればご連絡下さい」という形で一迅社様・芳文社様へご連絡(現在までに連絡は無し)
2011年3月6日 竹書房様確認用サンプルページの作成・確認依頼
2011年3月7日 竹書房様より問題が無いとの回答
2011年3月10日 竹書房様の作品での画像引用開始
2011年4月3日 一迅社様に再度確認依頼
2011年4月5日 芳文社様に再度確認依頼
2011年5月15日 一迅社様に再度確認依頼
2011年5月20日 双葉社様確認用サンプルページの作成・確認依頼
2011年6月8日 双葉社様に再度確認依頼
2011年6月13日 双葉社様より問題が無いとの回答
2011年6月14日 双葉社様の作品での画像引用開始
2011年6月30日 芳文社様に電話で直接交渉 → 避けて欲しいとの回答
2011年7月20日 一迅社様に「四季おりおりっ!」限定で確認依頼
2012年4月9日 一迅社様に「四季おりおりっ!」の最終巻発売に合わせた応援企画のために再度確認依頼
2012年6月12日 双葉社様に追加の4作品確認依頼
2012年7月5日 双葉社様より3作品について問題が無いとの回答
2012年7月8日 双葉社様の3作品での画像引用開始
2013年2月13日 双葉社様の「だめよめにっき」での画像引用開始
2013年7月22日 講談社様の「レッケン!」での画像引用要請
2013年7月23日 双葉社様の「飯田橋のふたばちゃん」での画像引用開始
2014年5月19日 双葉社様の「蝶のように花のように」での画像引用開始
2015年1月4日 双葉社様の「研究所ライフ」での画像引用開始
2021年3月28日 版元ドットコム様より書影の利用開始


許諾不要とはいえ、連絡なしに勝手に引用するのは本懐ではありませんので、念のため問題の有無のご確認はお願いしています。
方針としては
・サンプルページを作成の後、確認依頼をお願いする。
・著作権者様より「著作権的に問題有り」若しくは「著作権的に問題は無いが、出来れば引用は遠慮してほしい」との連絡があれば速やかにサンプルを撤去する。
とさせて頂いております。

●当サイトのコンテンツの引用について
いらっしゃるとは思いませんが、当サイトのコンテンツを引用したいという方がいらっしゃった場合です。
レビュー・研究内容に関しましては、「引用」という形であればご使用に問題はございません(画像につきましては各著作権者様にご確認下さい)。
ただし、引用する際は当サイトからの引用であることが分かるようにご明記下さい(アドレスが変更になる可能性があるのでトップページにお願いします)。
また、リンク自体は特にご連絡を頂かなくても問題はありません(日本では無断リンクに関する判例は今のところ存在しませんが、「無断リンク禁止」と明記されていない限りは問題がないと思われます。無論、許諾を受けることがベストではあると思いますが)。
ただし、画像などの素材への直リンクは御遠慮下さいませ。
雑学等に関しましては、“創作性”が無く、単なる情報でしかありません。そのため元々著作権の対象外です。
文章をそのままコピーすることは「転載」になりますが、ご自身の言葉で表現なさる場合は一切問題がありません。ご自由にご使用下さい。
ただし、内容の正確さを保証するものではなく、内容の正確性などにつきましての責任は一切負えませんのであしからずご了承ください。
当サイトのコンテンツの使用につきましては、管理人にご連絡頂けましたら可能な限りの事はさせて頂く所存です。
ご不明点などございましたらご連絡下さいませ。

●最後に
良作をより多くの方々に知って頂き、手に取って頂きたい。その想いの元に運営を行っております。
作品の紹介において、作品の良さ・雰囲気・アピールポイントを伝えるにはその一コマを引用することが最良の方法と考えています。
(個人で実行可能なレベルではありますが)可能な限り問題の無いよう尽くしてはおりますが、著作権者様に不都合のある場合は、該当データを修正・削除するなど、速やかに対応致します。
その際は、大変お手数ですが管理人までご連絡頂ければ幸いです。

なお、ここを読んで、ご自身のサイトなどでも作品の一部を使用しようと思われる方に予めご注意申し上げます。
『著作権法』や過去事例・判例が示しておりますのは、あくまでも「引用」として認められる範囲と権利です。
これを超えて使用した場合は「転載」に当たり、無許可の場合は著作権侵害に該当しますのでご注意下さい。
例えば、ブログに雑誌の一部を乗せ、簡単な感想を書く。
これは「転載」となり著作権法違反となります。
あくまでもご自身が作成されるものが質的にも量的にも“主”でなければなりません。
御判断に迷われる場合は著作権者様へのご確認をお勧め致します。
また、引用する際にも「質や量による主と従の関係」以外にも「引用元の明記」などのルールがございます。
引用を行う際はそれらのルールにご注意の上、御使用なさいますよう。

トップページへ