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スケッチブック - 3〜4巻

実は3巻と同時に発売されたのが「出張版」。
この作品の本連載は「月刊コミックブレイド」ですが、それ以外にも出張版として兄弟誌に掲載されていました。
1回目の出張版は1巻に収録されていますが、それ以外については纏めて「出張版」として単行本となりました。
というわけで、ここでは3巻/4巻に加え、この出張版についての感想も纏めて掲載させて頂きます。

では、早速出張版についてなんですが、本作は基本4コマです。そりゃ、このサイトで扱っているわけですし。
が、出張版ではコマ割り回が結構あるのです。
本連載でもコマ割り回はごく稀にあります。
が、そういう時は猫が主人公の回。
そう、猫目線フィルターの時はコマ割り回。
が、この出張版では美術部のメンバーでコマ割りをやるのです。そして、コマ割りに混じって「1ページ漫画」もあります。
実は結構貴重なエピソード?
あと、涼風コンビが巫女の格好をしたりします。
たった1回きりの貴重なコスプレ回?
この作品は女の子比率が高くて大人数の4コマ作品ですが萌え方向の要素が皆無なので安心して読める点が個人的にとても気に入っています。

前回に引き続き、共感しちゃうな〜、というネタ。
3巻P15右のネタ。
ええ・・・あたしも野球はさっぱり。
ルールすら怪しいです。大人なのに・・・
「三遊間」と聞いて、「三遊亭」と脳内で変換してしまう私は病んでいますか?
あと、3巻P23右も共感。
私もトップページのつぶやきで雑学のコーナーがあるくらい雑学好き。
『必要な事は覚えないけれど、役に立たない事はいっぱい知っている』がモットーです。
そんな私が「へぇ〜」となった代表といえば3巻P133でしょう。
まさか七ッ葉まで意味が付けられていたとは・・・

キャラとしては3巻でOB/OG陣の1人、柴田さん登場。
既に登場していた上野さんと揃って、卒業生徒も繋がりがある美術部なんだなぁ・・・
そして、美術の新しい先生の朝倉先生。
これで春日野先生の出番も増えるかなぁ・・・と思ったんですが、割とそうでも無かったです。
そして、上でも触れているのですが出張版で猫達が主人公のエピソードが出たことで、レギュラー猫も確定。
今後は彼女達を中心とした猫ワールドが展開されます。
とはいえ、3巻/4巻ではそれらは出てきません。
それにしても・・・これだけ出てくるのにそれぞれの親が存在すら不明。
やっぱ最近の漫画作品って「親は存在しない」が普通なのかなぁ・・・

1巻〜3巻はキャラクター紹介が間に挟まっていましたが、それがひと段落。
4巻からは「端書きスケッチブック」として作品に関連する補足説明のようなものが挟まるようになりました。
ネタの背景や生まれた経緯、制作秘話なんかも読めてお得感満載。

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