とうとう10巻という大台に。
初回限定版には「ANNIVERSARY BOOK」が付いてきました。それについてはこちらのレポートにて。
普段は感情の起伏があまり見られない小木さんが猫に関しては今まで見せた事の無い反応をするなど、新キャラ達もすっかりと定着。
ツッコミの麻生さんも色々とイジられたり本人のテンションも高かったり。
ケイトは相変わらず勢い重視だったり。でも、ツッコミ役に回らざるを得なかったり(P101)。
「終わるやいなや帰宅ーズ」を結成したりと、ますます「美術って何だ?」の方向へ加速中。
キャラも増えに増えて凄い事になっていますが、そのお陰で登場比率に相当な差が出ている様子。
美術部員だけでも相当な数のため、「美術部全員」だけでも難しいですし。
お陰であとがきコーナーにレギュラーとして加わった?みなもんも「全然出ないじゃないかー」とご立腹です。
ガチリアルにこの巻では登場無し。そして、9巻でも出番はありませんでした。
その代わり、ホントに第3のあとがきレギュラーとしての座は堅そうです。
OB/OG陣で唯一出番があるのは上野さん。
麻生さんの従姉妹ということもあり、そこから顔見知りになって出番が・・・という感じでしょうか。
よく釣りをしている事もあり、海岸や海洋関係でもネタが使えますし。
ネタのジャンルでいえば最近は鳥飼さんの「生活あるあるネタ」が減少。
持ちネタの減少は当然登場の減少に直結し、P16でも存在感がない事を指摘されています。
むしろ存在感の無かった事が特徴の大庭さんは「存在感ないキャラ」として逆に存在感をますます確立。
加えて以前からあった「髪を上げると誰だか分からない」に加えて「実は眼鏡っ娘」と完全に個性を強化しています。
P25の完全体(?)になるともうほんとに大庭さんなのか?というレベルの別人ぶり。
梶原さんの弟である青君も出番が少ないです。
やはり校内メンバー以外はなかなか出れませんねー。
しかも。青君はほぼ梶原さんとセットでないといけないためますますもって登場の機会が限られますし。
おおう、今回はほぼキャラ関係のお話で埋まってしまった。
というのも、ネタの方向や雰囲気。そういったものは全く変わらずに10巻。
キャラの増加やネタのバリエーションが強化されていっているのみなのです。
つまり、ホントにいつ読んでも期待したあの面白さがあるのです。
そういうわけで、「この巻に特化しての感想」となると、その変化点であるキャラやそれに付随するネタが基本になります。
凄いなぁ・・・変わらぬ面白さでオーバー10年。オーバー10巻。