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あずまんが大王 - 2年生

正味な話、この作品に関しては「セパレートレビュー」にする意味があるのでしょうか・・・
ホントに安定感抜群で、「分割する」ということに意味があるのか自信がなくなってきます。
それくらいブレない作品。
「萌え4コマの草分け」の名は伊達ではありません。

この2年生では「絵の描き直し」自体はほとんどありません。
元々の絵のまま。一部のコマだけ修正とかが幾つかあるだけです。
そういう差異を探すのも楽しみの一つ。
大きな変更(ネタの差し替えや『補習』の追加等)についてはレビュー本体の「さらに雑記」に纏めておりますのでご参照下さい。

2年に進級して一番変わった事といえば神楽の参戦。
それ以前から登場はしていましたが(1年生の体育祭で名前と姿が登場。単に登場だけならそれ以前から出ていました)、本編に深く関わるようになったのはこの2年生から。
これにて基本メンバーが全員揃いました。
この後は特に大きな入れ替わりや変更はありません!
無意味なテコ入れ的メンバーの追加がないこと。それがこの作品が非常に安定している大きな理由のひとつかもしれません。
んで、この神楽参入によっていついに結成!「ボンクラーズ」!!
もっとも、命名は神楽自身で、当初は「智&大阪」を指しての名前でした。
その直後、「3人でボンクラーズ」に。
この作品でのコメディリリーフが集結しているので、存在感はピカイチっ!

好きなネタは(新装版での)P144左のネタ。借り物競走で「バカ」って・・・あんた。
こういうシュールなのがホントツボ。
その直後に智を連れていくのも合わせ技で素晴らしい!
シュールでいえばP164の「みんな死んでる・・・」とかも好き。
直前の3コマ目で間を取っているのがポイント。
シュールなネタは特に“間”が重要です。
それがP170右のネタにも繋がっていて、そちらもナイスシュール♪
まあ、シュールで「お父さん」に勝てる人はいないでしょうが。
P187の「めりー」や次のページの「すごいサンタ」は爆笑しました。
アニメでは素敵に無敵な強力若本ヴォイスでしたね。これがまたツボでした。
この作品ではお父さんと大阪にホント笑わせて頂きました。

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