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トリコロ - MW-1056

実質3巻に当たる電撃大王に移籍後です。
タイトルの「MW-1056」は未だに不明ですが、発行元の「メディアワークス(MediaWorks)」と「『トリコロ』を数字にした語呂合わせ」を組み合わせたものなのかな?
この巻では登場人物の追加はなごやんだけ。
レギュラーキャラでは変化はなく、相変わらずゲストキャラもほとんどいません。
これだけブレない状態で全くマンネリなく続ける事が出来るのは本当にそれだけで凄い技術の証明です。

個人的に凄く共感してしまうのはP67/68の青野と由崎。
そうなんです。フリがあると期待に応えなければいけないという訳の分からない義務感が本能にインプットされているんです。
この回のネタはなぞなぞを中心としてそれぞれがダメージを負う内容が多かったです。しかも大半が自爆。
この回好きだなぁ〜。
特にP73の「新番組」とかは好みのネタ。
私も詳しく聞きたいっ!
そして、このエピソードは前巻の「カバディ」と並ぶ難解エピソードでもあります。
「消しゴム」はかなりの難解エピソード。
もう言うまでもありませんよね。一応私の解釈ではありますが『トリコロ解説コーナー』に色々と書いています。
全体的にはネタ重視で4コマ目にはしっかりとオチを付ける作品ですが、時々しっとりしたお話も。
そして、いい話でありながらオチもちゃんとつけるという高度なものも。
ラストの駄菓子屋のエピソードはその代表かな?
八重ちゃん(もとい、幸江先生)のセリフは是非とも自分でも使ってみたいなぁ・・・と思わされます。
それでありながら、それ自体がラストの大オチに繋がっていますし。
やっぱり構成力の高さが凄いです。

ネタで好きなのはやはりななせのネタ。
P9/P109/P112/P137のような鳩離れしたネタがやっぱり好き♪
あと、P133の八重ちゃんの「編集点」とか。
これはホント上手いなぁ・・・と思いました。
それに、この八重ちゃんに対して即座に「編集点」という発想が出てくる2人も流石西日本出身。
ツッコミは発想と瞬発力とアドリブ力。
是非とも私も相方に欲しいです。

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