作者 | ボマーン | ![]() |
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作者HP | ![]() |
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単行本数 | 1巻(連載終了) | |||||||||
掲載誌 | もえよん(双葉社) | |||||||||
Wikipedia | でゅあるてぃーちゃー | |||||||||
チャート | ![]() |
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内容 |
普段は美人で優しくて授業が分かりやすいと生徒に人気の「佐倉一葉」先生。 だが、眼鏡をはずすといい加減で凶暴な「佐倉二葉」先生になってしまう二重人格(本人達に自覚あり)。 そして、そんな彼女が普通に見えてしまうほど個性豊かな生徒達。 ボケの人数に対し、圧倒的にツッコミが少ない人員構成により描かれるハイテンションコメディの傑作。 二重人格教師・元気おバカ・霊感不思議系・腹話術師・食欲天然・シスコン・被害者・・・ これだけ揃ってツッコミはほぼ一人。 そこから繰り出される数々のボケとコミカルな絵が織りなすコメディ作品。 また、ネタが一本ずつ独立した形に近いものの、一話の中でテーマや流れがあるゆるい縛りのタイプの作品。
作者にとって初の商業作品かつ初の連載作品。 |
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感想 |
多分、設定としては珍しいものではないです。登場人物一人一人もそれだけで見れば特異なキャラではないです。 ただ、そこそこの人数がいながらツッコミが「みのり」のみ。残りは全員がボケという凄まじい環境。 おまけに全員が個性的かつバラバラなボケのタイプ。 そこから繰り出される多種多様なボケはまさにお見事。 特有のノリのボケの数々はまさに私のツボでした。 解離性同一性障害、いわゆる二重人格を扱った多くの作品同様、不自然なまでに「2つの人格が平和に同居」しています。 お互いの存在を主張しての共存という、ホントに不思議な状態(というか、夢の中で普通に会話できる)。 なのに・・・それが当たり前に見えてしまうから不思議です。 そう、周りがそれ以上に個性的。 個人的にチョミが大好きです。 デフォルメされた時のアホっぽい顔に加え、言動がホンマにアホの子(デザイン、初期設定より今の設定の方が圧倒的にいいです♪)。 「愛すべきおバカさん」という言葉がここまでしっくりくるかというくらいです。 P38の「ミャンミャー!」はツボに入りました。あとP81の「通りすがりのプロペラです」とか(その後のおまけの一コマも)。 こういうアホの子、一歩離れたところから眺めると最高です。 近くにいたら・・・多分ツッコミで疲れそうです(自分、大阪人ですから)。
P49のあるあるネタコーナー、なんかノリが関西ローカルの芸人がMCの番組っぽかったですね。 こういうノリ、大好きです。 いやはは・・・実際、全国ネットのバラエティよりも、関西ローカルの土日の昼〜夕方や深夜にやっている低予算バラエティーの方が好きなもので。 まあつまり、芸人が全力で本気を出せる番組が好きなんです(芸人の本気は、関西ローカルでしか見られませんからね。まあ、さらに“真の本気”はTVではなく、劇場でしか見られませんが)。 この作品でも、皆全力でボケていましたね♪ |
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雑記 | P36のネタで漫才コンビの麒麟のネタを思い出してしまったのは私だけでしょうか。 麒麟のお二人が同じネタをしたのも同じくらいの時期ですね。 ちなみに、「光の大社員」で「ここまで機能が増えたら“電話”がメインじゃないからどう呼ぼうか」 「今こそ“携帯”って呼べばいいんじゃね?」というネタもありました。 や、別にここでしなくてもいい話でしたね。失礼。 |
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単行本 | 発売日 | ・1巻:2005年11月12日 | 試し読み |
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