作者 | 笹野ちはる | ![]() |
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作者HP | ![]() |
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単行本数 | 1巻(連載終了) | |||||||||
掲載誌 | まんがタウン(双葉社) | |||||||||
Wikipedia | ||||||||||
チャート | ![]() |
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内容 |
幼稚園を舞台とし、のびのびと育つ園児たちと先生を描くあったかハートフルコメディ。 主に先生サイドにスポットが当てられており、特に自身も子供っぽい「卯月莉緒」の言動や子供っぽさをネタにしたものが多い。 ツッコミとしてはしっかり者の同僚の「下条凛」がおり、彼女達の先輩におっとりとしているものの謎の多い「仁科桃」がいる。 幼稚園ならではの無邪気な言動と、それにそのまま溶け込んでしまいそうな莉緒先生や、 おっとりしている様に見えてなにかとやり手で謎の多い(年齢すら不詳)桃先生のネタが中心となる。
舞台、キャラクター、そして作風と相まって穏やかな空気で満たされている。 激しいネタはなく、賑やかな雰囲気を味わう作品。 |
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感想 |
前作の「ぽこぽこコーヒー気分」同様に、優しくて賑やかな作品。 ウチのサイトでは数少ない、「ほっこりした気分になるために読む作品」です。 莉緒先生を見ているとこっちまで元気になって、些細な悩みなんてどうでもよくなっちゃいます♪ こういう子供を扱った作品を読むといつも「凄いなぁ」と感じます。 子供を描くって、ホントに難しいと思います。 かつて自分達もあの立場だった筈。なのに、子供の言動ってホントに不思議。大人では想像もつかない言動があの小さな体にぎゅぎゅっと詰まっています。 それを描けるっていうのは、大人の思考をしながら、目線を子供たちに合わせることが出来るということ。 彼らが世界をどう見て、どう感じて、どう成長しているのか。 P29で「子供の気持ちになって考えてあげて下さい」とありますが、それが難しいんですよね。 もしかすると、莉緒先生って幼稚園の先生にすっごく向いている?(史上最強に子供目線の先生) ちなみに、そんな子供たちを描いたネタで一番好きなのはその直前のP28左のネタ。 子供たちじゃそう思っちゃいますよネ♪ そして、P47の莉緒先生の発想。 何でしょう、幼稚園の先生として100点の答えなのでは?
個性の強い莉緒先生と桃先生。 その一方でツッコミに徹している凛先生かと思いきや、この方はこの方で「子供が好きすぎる」&「真面目すぎる」というネタの持ち主。 そのため、この先生のネタはどこかほんわかしたり微笑ましく思ってしまうようなネタが多いです。 ちなみに、一番受けたネタはP60右でした。 インパクト絶大・・・(幼稚園ネタではないですが、タウンならではのネタです) |
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単行本 | 発売日 | ・1巻:2012年1月12日 | 試し読み |
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関連項目 | ●ジャンル |
・お仕事モノ ・幼稚園・それ以下 |
●チャート |
・癒し ・万人ウケ(高い) |
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●データ |
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●作品研究 |
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●作者別 | ・ぽこぽこコーヒー気分 | ●各巻感想 |
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