新キャラクター続々の2巻です!
先生方がのっけから登場!職員室も賑やかです。
というか、職員室で大喜利大会です。
いいなぁ、こういう姦しい関係って。生徒達も賑やかで、先生もそれに巻き込まれて。
・・・そういえば私の高校の時もこんな感じだった気が。
賑やかで互いにボケてツッコんで。時々職員室で担任に絡んで(3年間同じ担任で、クラブの顧問で、先生と仲良かったんです)。
彼女達のそれは、私達の青春時代をもっと「外から見て楽しくした」っていう形なのかも。
私たち大人からすると賑やかで楽しかったあの日々、実際の高校生なら自分達と重ね合わせ、それより下ならこれから過ごすことになるであろう楽しそうな日々。
美術科という人によっては馴染の薄い舞台でありながら色々と親近感がわくのは、彼女達が等身大だからなのかもしれません。
とはいえ、P48の様に彼女達の様に「絵」を使うってネタを生み出すのは彼女たちならでは。
羨ましいです。
・・・にしても、ツッコミかつ皆のお母さんのナミコさんもなんだかんだでノリいいですよね。
そして、新キャラクターといえばいよいよ美術部参戦!
そう、もう1つのGAが堂々のスタート!
みんな大好きあーさん達ですよ!
いきなり廃部の危機からスタート。
この時点ではまだ劇団ノダミキとは接点がありません。完全に別の物語として展開しています。
唯一ぶちさんはキサちゃんと幼馴染で、その接点だけはあります。が、両陣営がコラボしたお話はまだ先になります(プチコラボ的なちょびっとの接触は頻繁にありますが)。
・・・P23左は先生の体験談でしょうか?
そして、ウチのアンケートでも断トツの票を獲得して「ベストカップル」に認定されたあーさんと魚住。
P61はもう「青春!」って感じですよネ♪
また、あーさん達初登場の時点で早速ナミコさんのお姉さんの伏線が。
多分そうなんだろうな・・・とみんな思った筈ですが、実際の登場はまだまだずっと先です。
この作品は割とこうやってかなり後になって登場するキャラクターの伏線があちこちにちりばめられていたりしますね。
設定がしっかりと作り込まれているからこそできる芸当。
流石です!
基本メンバーはこれにトモカネ兄を加えれば揃う事になりますが、彼の参戦は次の3巻です。
劇団ノダミキ・美術部・教師陣。それにサブで吉川っち。
いや〜・・・賑やか。
そういえばノダミキ、姉がいる事は有名ですが、弟さんもいるようです。
P14左2コマ目でちっちゃく「姉弟」と発言していますよ。
ちょこっと情報コーナーでした。
あと、彼女の髪型は頻繁に変わっているのでそれも要チェックです。
女性作家さんらしい細かな気遣いです。
さて、各巻で行われている美術解説。
この巻では「画材」と「トーン」について♪
あたしの様にこの作品で色彩に目覚めた人間にとってはこのコーナーはなおのこと楽しいのです。
美術の用語って馴染の薄いものが多いですよね。
そういう用語とその意味を分かりやすくイメージとして脳に定着させてくれるので、リアルガチに色彩の勉強になります。
このコーナーのお陰で色彩検定に合格できたんだろうなぁ・・・
それくらい分かりやすく解説してくれています。
もう、この作品を色彩検定の指定参考書にしちゃいましょうよ!
で、美術ネタといえば・・・P39右のタイトル。
「ルノワールとドラクロワ」分かるかな〜、分っかんねぇかな〜?
それぞれ「明るい絵」と「暗い絵」の対比なんですね。
分かる人には分かる美術ネタの代表の様なネタでした。
ネタといえば、P41左のネタすんごく好きです♪
あたしゃこういうシュールなネタが好きなのさ。
無音でオトすって美しいよネ!
そして、この巻の中頃から美術ネタと美術に触れないキャラクター中心のネタが適度に混ざるようになっていった感じがします。
如ちゃんの夢の様な不思議な世界を描いたネタもこの巻から。