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ひだまりスケッチ - 2巻

あたしが4コマを読むきっかけになったのがこの作品なのは何度も言っていますが、さらにこの作品を読むきっかけになったのはアニメ2期を偶然見たこと。
元々アニメはあまり観る方ではないです(今も4コマ関係以外はさっぱり)。
が、2期を観て原作が気になって、読んでみて・・・
自分の知らない所でこんな面白い世界が広がっているんや・・・という事で他の作品も気になって。
どんどん4コマの世界に惹き込まれていきました。
というわけで、その2期の内容もがっつり含まれております2巻!
アニメ化の際にネタを変えている点もありますので、そういう点を探すのも楽しいです。
例を挙げるとP14のゆのっちが描くカバとか。
あと、アニメではほのぼの重視ですが、原作ではネタ重視の印象。
あたしがどちらかといえば原作派なのもそこだったりします(無論、アニメはアニメで好きです)。
特に雪遊びの回の「雪モアイ」はアニメではさらりと「そういうひとコマ」という扱いでしたが、原作ではシュールなネタとなっていました。

1巻よりも「ひだまりらしさ」が色濃くなっていて、今皆さんがご存知のひだまり荘の4人達の優しくてユニークな日常が満載です。
作画としても既に安定していて、「なるほど、こりゃ人気が出るわけだ」という納得の仕上がり。
作画もネタも安定し、メンバーの追加も無し。
それで飽きのこない面白さ。
「流石」の一言です。

個人的にシュールなネタが好きです。
上でも触れた「雪モアイ」もそうですし、P64のナスカの地上絵とか。
ちなみに、目下あたしが本作すべてのネタで一番好きなのはこの巻のP95右のネタ。
何故だか分かりませんが、もうツボに入って初見の時はお腹を抱えて大笑いしました。
1巻でも「チクリン」がありましたし、ゆのっちの描く絵は独特でホント大好物です。
あと、ひだまりのネタといえば分かりやすいネタがほとんどです。
が、唯一未だに分からないネタがP41の「初見」。
むぅ・・・肉眼で見える雪の結晶もあります。
初めて見たのでそれを知らなくて、「顕微鏡でしか見れない」というゆのの発言を「訂正しない方がいい」ということ・・・でしょうか?

キャラの新顔としてはメインキャラとしての追加はありません。
ただ、アニメではお馴染の桑原先生がP49で初登場です。夏目もP70にて登場!
アニメではサブキャラの登場が爆発的に増えていますが、原作では控えめです。
夏目と沙英については後々のお話にて「夏目の沙英に対する気持ち」が分かっていることが前提のネタが多いです。
が、割と原作では夏目の出番自体が少ないので原作のみだと分かりにくい場合もあるかもです。
アニメではその辺りがかなり補強されているので、そちらを観ていることを前提として話が進んでいる・・・のかな?

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