「天花粉」って他地方では言わないのかなぁ?
というわけで、7巻。発売時点ではキャラットとして最多単行本数です(きららレーベルとしては既刊9巻の「三者三葉」が最多)。
実はこの巻に収録の頃、2011年12月号にて7年以上の連載で初の休載がありました。
その時は「あのひだまりスケッチが休載した!?」と勝手に衝撃を受けた事を覚えています。
それと同時に、「7年も休みなくキャラットを創刊から支え続けた功績が凄い!」という衝撃も。
そして、この頃から毎月の掲載のページ数が基本的に6ページ(時々7ページ)に減量。
さらに最近ではさらに少ないページや、休載も珍しくない状態に。
やはり他のお仕事も増えて、大変なんでしょうね。売れっ子だもんなぁ。
姉妹誌でも連載が始まり、某アニメ関連のデザインにひだまり自体のアニメ関連も。それ以外に色々なさっているようですし様々なイベントも・・・
兎にも角にも、先生が無理をなさっていない事を祈ります。健康第一!無理なさらないで下さいね!
ゆのっち達の日常を沢山読みたいのは本音ですが、先生ご自身のお体に負担がかかり過ぎていないか心配なのもファンとしての正直な気持ちですので。
普段は2年生組を中心としたお話ですが、この巻では沙英と乃莉っぺという珍しい組み合わせのお話。
考えてみるとゆのっち不在のひだまりスケッチってこれが初?
あまり共通点が無い2人の様ですが、ちょっぴり意地っ張りではっきりものを言うところが似ていたり。
今までにない組み合わせのペアっていうのも新しい可能性が開けるんだなと感じるお話でした。
それにしても、P25「怖い夢」は非常に共感。
その後に何度やり直しても同じ風にならないんですよね。
昔、あたしも絵を練習していた時期があって(すっぱりはっきり挫折しました)、あの心が音を立てて折れる感覚は・・・
サイト関連でも、レビューを書いていて保存していないのに間違って閉じちゃって・・・とかも。
いくら書き直しても同じような文面にならない・・・
や、同じである必要が無いのは分かってるんですけどね。
で、共感といえば、P32「デジツール」とかも。
4巻の感想でも乃莉ちゃんについて『親近感が湧く』と書きましたが、この子はそういうお話やネタが多いです。
で、親近感といえば超個人的なお話ですが・・・P101〜 のパンフのモデルのお話。
え〜・・・正味な話、私もパンフのモデル経験アリです。
制服ではないんですが、大学の研究室風景でメンバーの1人として。
それと、研究していたRFID(ICOCAとかのICカード)の紹介でそれを持つハンドモデル。
あと、2013年度の通っているミュージックスクールのサックスのシーン。
気持ちは同じ。「ここが楽しい事が伝われ!」でした。
自分の未来の後輩たちに少しでも伝わってくれていると嬉しいです。
人生って、色々経験しておくと作品に触れた時に人と違った感じ方が出来るようになるんだなぁ・・・ってお話でした。
あと、パンフのモデルって私みたいに顔面にハンディキャップがあっても出来るんだなぁ・・・
自称「神様の放置プレイ」ですから♪
この巻では秋のひだまり荘が描かれます。
という事は・・・そう、イベント盛りだくさん。
以前は別の巻にそれぞれ入っていた体育祭とやまぶき祭が両方ともこの巻で入っています。
前巻のコンペで選ばれたゆのっちの表紙のやまぶき祭のパンフも登場。
そして季節は冬へ・・・
8巻が残りの季節となると・・・3年生組はどうなるのかなぁ・・・
P91に倣うと・・・「ごめんなさい」です、はい。私も思っちゃいました。
まあ、P105「ユニゾン」もあるので、色々大丈夫なんだろうなぁ・・・とも思いますが。
どこにいたってこの6人はきっと変わらないんでしょうしね♪
とはいえ、この巻のラストで受験の結果は出ています。
まだ読んでいない人もいるでしょうし、結果は伏せておきますね。
有沢さん再登場!
この人のノリ、結構好きです。
明るくて軽くて時々後輩をからかって。ひだまり荘の6人とはまた違うタイプの明るさ。
そして、キャラといえば・・・智花ちゃん初登場!
そう、実は7巻にして初登場なのです、沙英の妹さんの智花ちゃん。
アニメでは早い段階から登場。毎期1話ずつ出番がありましたが、アニメからの逆輸入の形での登場ですね。
そして、実は智花ちゃん、沙英さんにしか会っていなのでこの時点でもひだまり荘の面々とは面識が無いままです。
アニメとは大きく違う設定になっています。
アニメと違うといえば夏目についても。
P83「おともだち?」のオチ、アニメではネタよりもふわっとした空気を重視しているためかカットされていました。
確かにアニメのあの空気とこのネタは合わない気が。
やっぱり原作とアニメは別物なんだなぁ。
やっぱりやります。『こういうネタがあるから「ひだまりスケッチ」が抱きしめたい程大好きなのさ!』のコーナー。
何と言いましてもこの巻ではP92「必死」。
オチのコマが無音だったり一言だったりするシュール系のネタが大好物。
あと、P95の扉も好きです。もう、本編とか内容とか関係なく単に1枚の絵として笑ってしまいました。
たまにファンの方がこの手のお遊び絵を描かれることがありますが、オフィシャルでかぁ。
流石だなぁ。
んで、お馴染のヒロさんの体重ネタ。P103「凝」。これっはオチではなく2コマ目ですが、こういうのやっぱり好き♪
ヒロさんで言えばP118「無理なく」の4コマ目もすんごく好きです。
お約束のパターンですし、3コマ目の時点でオチも想像出来ます。
でも、4コマ目を見て大笑いしてしまいました。
予定調和の笑いというのもあるんでしょうが、ヒロさんの仕草と擬音による効果でしょうか。
ヒロさんマジック、恐るべし。
そして極めつけはP110「台無し」。
もう、私大喜びのネタ♪
いい雰囲気を3コマ目までで築いておきながら4コマ目で一気に崩す!たった4コマで「緊張の緩和」を作り上げる。
これぞ笑いの黄金シナリオ!
素晴らしいの一言です!