この頃から休載が増え、掲載率は約50%。そのため7巻から2年強を開けての待望の新刊です!
やはりお忙しいんだろうなぁ・・・。売れっ子作家さんですし。
ついに沙英さん&ヒロさんが卒業!
長年のファンとしてはやはり寂しいことこの上ないです。
その代わり、ひだまり荘に新しい風が!新一年生・茉里ちゃん登場!ニューフェイスですよっ!新レギュラーですよっ!
その前に、もうしばらくは沙英さん&ヒロさんのロスタイム中♪
受験がひと段落して再び穏やかなひだまり荘の日常。
そして、卒業式へ。
ひだまりスケッチが初掲載されたのが2004年。これはキャラットの独立創刊(2005年11月号)よりも前で、その時点から正式連載されている唯一の作品(「GA 芸術科アートデザインクラス」は正式スタートが独立創刊号)。
2人ともそのスタートの時からのレギュラーですので、かれこれ10年以上キャラットにいたわけです。
「いることが普通」な2人がいなくなる。
この作品だけでなく、キャラットそのものとしても大きな変化点だったんじゃないでしょうか。
とは言え、卒業式の後もまだまだロスタイムは続きます。
その中で花見の際にヒロさんの語った「時間が過ぎてほしくない。今のままでいたい。」を乗り越えたからこそのセリフは印象に残っています。
私も高校の時の仲間とは一番仲が良かったですし、社会人になった今でも時々会っています。
本人たちが望めば、そしてそう行動すれば、ヒロさんの言うように「きっとこれからももっと仲良くいられる」のです♪
引っ越しのエピソードは色々共感。
なんだかんだで社会人になってから6回引越ししてますし・・・
P49のように「どの箱でしょう」はリアルに体験しました。大家さんの「引っ越し当日ってのはどんなに準備してもバタバタしちゃうもんだからね〜」もものっそい共感!
なんだかこの巻は共感するエピソードが多いなぁ。
ただ、共感ではなく羨ましいな、と思うのは「ひだまり荘は礼金ゼロ」。
兵庫県某所の礼金高かったぁ!
礼金は地域による差が非常に大きいことも特徴。
さて、2人が引っ越してから割とすぐに茉里ちゃん登場!
明るくはっきりした性格かつ行動的で、あっという間にひだまり荘に溶け込んでいきました。
実は乃莉っぺ&なずなの時はしばらく「新キャラ」というイメージが私の中にありました。
それだけ4人でのひだまり荘が完成されていたということだと思います。
が、なぜかこの子は登場して数回で「ひだまり荘の一員」というイメージに。
社交的で、男女関係なくすぐ仲良くなりそうなタイプ。多分、男子にもモテるんだろうけど女子からも嫌われないような無意識で人間関係を円滑に進められるタイプっぽいです。
だからでしょうか、あっという間に溶け込んじゃいました。
何よりも表裏がないタイプで化粧やオシャレにもちょっと興味があって他の人のコーディネートも好き。
今までで一番「女の子!」というイメージ。
大人っぽかった2人が抜けて彼女が入ったことにより、全体的な印象としてやや幼さが強くなったかもしれません。
個人的にP108右のワクテカな姿にこの子の真価を見た気がします。
こういう子好きやわ〜♪
あと、一番の変化はツッコミ2人が不在となったためそれに伴う空気の変化も大きいかもです。
それについては作中でも何度か語られていますね。
明確なツッコミはほぼ乃莉ちゃんだけですし。
茉里ちゃんも結構ツッコミができる方なので今後そちら方面の活躍が期待されます♪
まあ、なかなかのボケメーカーでもありますが。
天然で両方できるのって、凄いなぁ。