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ひよぴよえにっき。

作者 琴久花央 作者HP ※閉鎖した模様
掲載誌 まんがタイムきららキャラット(芳文社) 単行本数 2巻(連載終了)
Wikipedia ひよぴよえにっき。
チャート
内容 ちあきは小学5年生。忙しい両親に代わって妹の面倒を見ている。
その妹のはるは2歳。ちーたん(ちあき)の事が大好き。もちろん、ちあきもはるの事が大好き。
ちょっとドジなはると純真無垢なはるが織りなすひよぴよな毎日。
読むと癒されること間違いなしの温かい癒し系4コマ。
ネタのほとんどはちあきのドジとはるの予想不可の行動や発言。そして、二人の仲良しぶり。
終始一貫して温かい話が続くため、誰でも安心して読む事が出来る。
感想 一言で言うと、癒されます。
二言で言うと、凄く癒されます。
登場人物も、絵も、お話も、何もかもが読む人の心を優しくしてくれる。
そんな作品ですね。
「笑いがテーマ」を自称するうちのサイトの中で、いい意味で異色です。
「笑えるから好きな作品」を紹介することが多い中、本作は「癒されるから好きな作品」なんです。
愛らしいはるの言動と不思議な発想。
お姉ちゃんをしようとしながらもドジばかり。でも、立派にお姉ちゃんなちあき。
この二人が織りなすひよぴよな毎日は、まさに癒し効果抜群!
子供ならではの行動や発言、仕草などが面白くて可愛いです♪
作者さんは身近に小さな子供がいるんでしょうか。
そう思えてくるほど大人の思考では想像できないような行動が描かれています。
一番お気に入りのネタは1巻P111ですね。この発想は無かったです。面白いやら作者さんに感心するやら。

時々お母さんも出演。顔出しは無しですが、誰よりも二人を優しく見つめ、愛情たっぷりに包み込んでいます。
「あ〜・・・このお母さんだからこの娘達が育ったんやな〜」と思える、優しいお母さんです。
二人にとって大切で、優しくて、頼りになって、なんでもお見通しの特別な存在。
二人の成長をそっと見つめ、迷った時に優しく手を引いてくれる。
ええ家族やなぁ・・・

微笑ましくて、見ているとこっちまで笑顔になってしまうようなお話が「これでもか!」というくらい詰まっています。
コメディベースの作品のように大笑いするネタがあるわけではありませんが、思わずクスリとしてしまう、心もあったかくなるようなネタが満載。
優しい気持ちになりたい時に読む作品ですね。
小さな子供の不思議で純粋で純真な言動。「大好き」という気持ちを体いっぱいに表現すること。
はるのそんなところに癒されるのは勿論ですが、ちあきのドジだけど大好きなはるのためにいつも一生懸命で立派なお姉ちゃんでいようとするその姿にも癒されます。
上手くいかなくて失敗することはあるけど、「大好き」の気持ちはいつだってお互いに伝わり合う。
温かくて優しい雰囲気満載で、笑いと笑顔が思わずこぼれる。
そんなステキ作品です。
単行本 発売日 ・1巻:2010年3月27日
・2巻:2011年3月26日
試し読み まんがタイムきららWeb:1巻
まんがタイムきららWeb:2巻
関連項目 ●ジャンル 少人数
家族モノ
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●チャート 感動
癒し
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