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まじん☆プラナ - 1巻

最初は少人数で始まった本作。ですが、毎回のようにヒロインが増えていき・・・
この1巻が終わる頃には立派に「大人数作品」に。
よくまあこれだけバリエーション豊かにキャラを創造できるものだ。
しかも、初っ端から作画が安定しています。初の単行本だというのに、凄いなぁ。
キャラと作画は本作の最大の魅力。
まさにトップギアでのスタートです。

上記のように、次々とキャラが登場します。 実は2巻以降のキャラは登場回数自体が少なく、場合によってはその場限りということも。
そのため、途中から読んでもある程度問題のない場合が多いです。
んが、流石にこの1巻から登場するキャラたちはレギュラー化する子が多いです。
そのため、ある程度分かっている必要があります。
その半面、初期ということもあり設定がシンプルなのですぐに分かります。
特にプラナや茉莉、おかんにリッカ。この辺りは特に登場回数も多い分、設定や立ち位置がシンプルで分かりやすいです。
最悪、途中から読んでも読んでいるうちに必要最低限のことはなんとなく分かるレベル。

冷静に考えるとこれだけ大所帯でキャラを考えるだけでも大変(「作品を作る上で最も大変なのはキャラクターのデザインだ」とおっしゃる先生もいらっしゃいますし)。
加えてある程度は途中から読む人のことも考えなきゃいけなくて・・・
すっごい大変なことなのでは?
そこに物語の根底にある伏線。
最後にちらりとその伏線について触れられていますが、それが本格的に物語に絡んでくるのはホントに終盤。
なが〜い伏線なのです。

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